「信じる」こととは何か
こんばんは🌙
先日、映画「星の子」をみました。
2020年に大森立嗣監督によって映画化された、芦田愛菜主演・今村夏子原作の、宗教二世のお話です。
この映画で描かれているのは「信じることとは何か」ということ。
答えのない宗教と信仰について、この映画を観ていろいろと考えさせられました。
宗教と聞くといろんなイメージがあると思います。
私個人的には宗教はなんとなく人を狂わせる怖いものだと思っていました。
どうしてそこまでしてのめり込んでしまうのか、まったく意味がわかりませんでした。
ですがこの映画を見て改めて考えてみたら、信じてしまう気持ちが少しわかったような気がします。
誰もが何かを信じている
映画で印象的だったセリフにこんな物がありました。
誰もが誰かにダマされているという連鎖。
これは裏を返してみると、誰もが「信じている」からこそ成立しているんですよね。
つまり、ダマしている明確な悪い人間がいれば分かりやすいのですが、この映画ではちひろの家庭に実害が及んでいるシーンは明確には描かれません。
ただちひろの家が貧しくなっているのは現実で、そこで暮らす家族は、普通に幸せそうにしているので、それが気味悪さを感じさせるんですが😂
また、宗教に関しても、なにか良くないことが起きているといったウワサでしか伝達されないのです。
結局何事にも信じる人もいれば信じない人もいる。
だからこそ何を信じるかは自分次第ということ。
これはたとえ宗教じゃなくても、
仕事、恋人、友達、アーティスト、政治家などにも当てはまることなんじゃないかなって思いました。
✅周りから見たら明らかに怪しい仕事だ!と言われていても、自分は成長の機会と信じ捉えて辞めずに頑張ることができる。
✅恋人の話をすると周囲にいつも否定をされてしまうけど、自分は愛があると信じ別れず一緒にいる決意をする。
結局信じるものは人それぞれ違うし、完全に理解し合うっていうのも難しいと思うんですよね。
だから自分が信じているものを周りに強制したり、反対に他人の信じているものを完全否定をするのではなく、「そういう考え方もあるんだね」と感心したり面白がれる、そんな人でありたいなと思いました。
「信じる」とは受け止めること
主演の芦田愛菜さんが「星の子」の完成報告イベントで語った「信じる」ことについてのコメントがすごく刺さったので最後にシェアします⭐
今日も最後までお読みありがとうございました!
それではまた来週✨
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