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学生時代に読みたかった「苦しかったときの話をしようか」

こんばんは🌙
今日は以前読んだ森岡毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」から得た気づきや学びをシェアしようと思います。

森岡さんは元々P&Gでその後USJや丸亀製麺をV字回復させた日本を代表するマーケターです。

そんな森岡さんの娘さんが就活をするタイミングで、伝えたいことをこの本にまとめたそうです↓

①成功は自分の強みからしか生まれない

この世の中は「能力・知力・笑いのセンス・顔・身長・体の強さなど」全てに格差があり、その上で私たちはその神様のサイコロで決まった「持って生まれた特徴」を最大限活かすことしかできません。
実際に生まれつき顔が良くない人がアイドルを目指してもなれないし、つまらない人がお笑い芸人になってもみんなを不幸にするだけだと。確かに😂

そんな仕組みになっているのだから、そこで成功したいなら「自分の強みを活かして、弱みを放置すること」が必要なんです。
そしてさらに大事なのはその才能を必死に磨くことだけに時間を使うこと。
なぜなら基本職業は一つしか選べないから。
だってミュージシャンが東大出身だとかってどうでもいいですよね。曲作りに関するスキルが重視されると思います。
結局会社は私たちの強みにお金を払っているんです。

②強みは必ず自分の好きなことの中にある

自分の強みがわからない・・・という方も多いと思います。
私も以前まではわからなかったし、今でも自信持って言える強みはないと思います。
そこで強みを見つけるワークがあったので紹介します。

①紙に好きなことを10個以上書き出していく
→何をやっているときが幸せか、時間を忘れて没頭できるかなど。
②その中から「〜することが好き」といったような動詞を探していく
→例えば「ゲームが好き」で終わるのではなく「ゲームで人とコミュニケーションを取ることが好き」「黙々と一人でレベル上げするのが好き」など広げていくと、色んなパターンがあるのが見えて、それが自分の強みになる。

③「本人が認識できる世界」を広げる

これはこの本のメインテーマのようで、本人が認識できる世界を広げていくことがとても大事だと何度も語られていました。

例えばサラリーマンが絶望的に向いていない人がサラリーマンの働き方しか知らなかったら不幸は一生続きます。
逆にサラリーマン以外のYouTuber、ブロガー、経営者などの世界を知っていればそこで生きることもできるでしょう。

また特に知るべきなのが「資本主義の仕組み」について。
わたしたちが生きてるこの世の中は資本主義で成り立っていて、資本主義からは誰も逃れることはできません。

資本主義とは簡単に言うと「サラリーマンを働かせて資本家が儲かる構造」です。つまりこの世界は「経営者や株主、家主などの資産家」が「サラリーマン」を働かせて稼いでいるということ。

さらには資産運用により得られるお金は労働により得られるお金よりも成長が早い。
つまり株やビジネス、不動産などの資産を持っているお金持ちは、体を動かして働く人よりも早いスピードで更にお金持ちになっていくということです。

これを聞くとどんな天才が資本家になっているの?と思いますが、実際は能力に差はほとんどないそう。

ではなぜサラリーマンが資産を持てないかというと、「認知していないから」ただぞれだけ。
そしてこの本には辛辣な言葉でこう書かれていました。
「資本主義とは、無知であることと、愚かであることに罰金を科す社会のことである」

恐ろしいなぁと思うとともに、私は資本家になれるように頑張りたいと思いました・・・!!

おわりに

今日は伝説のマーケター森岡毅さんが書かれた「苦しかったときの話をしようか」を読んでの気付きと学びをまとめてみました!!
とても親近感を感じる読みやすい本になっているので気になった方はぜひ読んでみてくださいね^^
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた〜〜〜〜✨


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