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適応指導教室への見学

以前から見学を申し込んでいた「適応指導教室」へ見学に行ってきました。

フリースクールは知っていましたが、それ以外にも不登校児のための居場所が色々と存在するんですね。
今まで何度か「息子に合う居場所はないか…」と探していたつもりでしたが、ここは気付いていませんでした。
良さそうだな、と感じたところも遠方だったりで近場がなく。
フリースクールは何カ所か見学や体験に行ったものの息子には向いてなくて、結局「学校に通うか通わないかの二択かな」と半分諦めていましたが、この教室は自宅から徒歩10分程度の超近場。歩いて行けます!


適応指導教室とは…

適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)、または教育支援センターは、市町村の教育委員会が、長期欠席をしている不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している公立のフリースクールである。

wikipedia

一般的には適応指導教室は、学校復帰、社会への順応、心理面のケアに重点を置いた場所で、フリースクールのほうが活動内容が自由な場合が多いようですね。

今日見学したところは完全な不登校でなくても、教育委員会の許可が下りれば利用できるようでした。

良いなと思った点。
少人数で、先生は常時3人、週一回心理士さんも来てくれ、なにより勉強嫌いな息子にとってはありがたい、〝勉強は強制〟ではなく自習時間が設けられていること。自由時間も多く、時には教室の外に出て様々なイベントや体験授業もあるそうです。併設されている体育館で週一回スポーツもできるそうで、息子はそこに興味を持ってくれました。
(規模や内容は教室によって異なると思います)
先生が「頑張って学校復帰を目指しましょうね」というより、「お子さんに合わせて参加してくれて良いですよ」と優しい雰囲気だったこと。
フリースクールと言えば、学費が月4万円くらいが相場のようですが、ここは公立なので、基本無料。体験イベントに使う材料費が実費とのことです。
そして、学校とも密に連携していて、こちらに出席すれば学校も出席扱いになります。

心配な点。
息子のやりたいと言っているスポーツの時間が朝9時から。
起きられるかな😅
お昼はお弁当持参。
頑張れ自分。


今日は本当は学校で校外学習があり、息子くん「参加したい」と言っていて、見学は本来児童と保護者2人で行くのですが、そんな事情から私一人でいく予定でしたが、校外学習の時間までに起きられなかった息子くんは結局学校をお休み。
見学の時間にも起きられなかったので、一度私だけで見学に行き、説明を受けて、教室の様子を見させて頂いたのですが、息子くんの苦手そうな「にぎやかな教室」でどうかな~と少々不安が…。
教室の方が、「今日中でしたらお子さん連れてきて見学してくれて良いですよ」と言って下さったので、一度帰宅し、午後になってからあまり気乗りしてなさそうな息子くんを連れて再度見学に行きました。
みんながカルタをしているところを誘って貰って、一緒に遊ばせて貰いましたが、文章を読むのが苦手な息子くんは一枚も取れず…。
いつもだったらここでキレて「もう帰る!」と泣き出しますが、今日はそんな様子はなく…次に始めたカードゲームでは馴染んだ様子で参加していました。生徒さんは年下の子ばかりで、初めての見学者にも容赦ありませんでしたが、わざと負けて貰わなくても、息子くん怒らず…成長したなぁと。こちらが勝手にヒヤヒヤして見てました😅

結局1時間、フルに見学(というか体験)させて貰って、帰り際には「いつから来れる?来週のスポーツには来たい!」って意欲を見せてくれました。
最初はやる気があっても、いざ参加してみて「思ってたのと違った」「やっぱり無理」ってなるパターンも多いので、安心はできませんが、ひとまず興味を持って貰えて良かったなとホッとしています😊
流れとして見学の次は体験、それから正式な利用になるようなので、早速学校のほうへ体験の申し込みを入れました。
ここが息子くんに合ってると良いな🍀

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