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娘、スイミングスクールで初めて進級する!

我が家の4歳の娘は昨年9月からスイミングスクールに通い始めた。

毎月進級テストがあり、合格すると進級したりクラスが昇格する仕組みになっている。一番下の級・クラスからスタートしたが、一向に進級することはなかった。

「スイミング行きたくない」

スイミングの日になると、娘は決まってこう言う。

何が嫌なのか聞いてみた結果を要約するとこんな感じだった。


「怖い」「難しい」と感じることをしないといけないのが嫌。


…ふむ、なるほど。


スイミングスクールなので、当然水泳の技術指導がある。

各生徒の級に合わせて、コーチは進級のために必要な練習をさせる。(決して無理強いはさせない)

娘は水遊びは好きだが、水に顔をつけるのは未だに怖がる。娘にとって、スイミングスクールは挑戦の多い環境なのかもしれない。

「どうしても怖いならしなくていいよ。でも、『できるようになりたい』『できるかもしれない』と思うなら、がんばってみな。がんばれる人って、すごくカッコイイよ。」

毎度、私はこのように娘に話して送り出している。私の言葉の意図がどこまで伝わっているか定かではないが、娘は黙ってうなづいてレッスンに向かっている。

進級という結果には表れていないが、娘はがんばっていた。体調不良以外では一度も休まず、練習し続けた。同時期に入会した子たちはとっくに進級し上のクラスに移動していったが、娘は娘のペースでがんばっていた。



そして先日、ついに娘が進級した。

きっかけは保育園のお友達Kちゃんの入会だった。

Kちゃんは娘が通っていることを知らずに体験レッスンにやってきた。娘もKちゃんも大喜びだった。後日Kちゃんは正式に入会し、娘と同じクラスでレッスンを受けることになった。

すると、今までより娘のスイミングスクールへ向かう足取りが軽くなった。お友達の力をいうのは偉大だ。あれだけ嫌がっていた顔付けもちょっとずつできるようになった。

結果、娘は無事に初めての進級を達成した。

娘の中で「Kちゃんといっしょで嬉しい」という気持ちがあったのは間違いないが、「負けたくない」という気持ちもあったのかもしれない。

支え合い競い合う存在。親はなかなかこの立場にはなれない。改めてお友達の存在に感謝だ。

一番下の級から次の級への進級なので、一見すると大したのもではない。
でも、私と娘にとっては大きな大きな進歩だ。

娘よ、よくがんばったね。がんばれる君はとてもかっこいいぞ。

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