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日本人でいたいなぁ···

女性の即位が90%の支持を得たと公表されても、男系男子を貫く政治屋たち。まぁ総理大臣やってるのが快楽主義的な人だから「憂い」がないんだろうけどさ。

「政治と金」は切り離せない命題だろうけど、ワタシのファーストインパクトは『ロッキード事件』だった。ほんの子供だったけど、貰っちゃいけないお金が動いた、やっちゃイケない領域の取り引きがコソコソと行われた事は分かった。
でも、今から考えるとなんと牧歌的な事件だろうと思う。悪は悪として糾弾する正義感があったし、どちらのサイドにも男気があったとおもう···

金の問題で失墜した支持率を上げるために皇室典範に手を付けて、現状維持に落とし込む(いや、むしろ悪い要素まで盛り込んでるけど)
権限の私物化は、きっと歴史に残る愚かな総理大臣の例になるとおもう。

昭和って···

皇位継承を問題にするなら、日本にとっての皇室の存在意義を問わなければ単なる「人気投票」になってしまう··ソコで世論の足がすくわれる気がしてならない。
日本人にとって皇室とは何か、天皇とは何か。上滑りに『象徴』と云う言葉を使うのは危険だとおもう。

敗戦のあと昭和帝は、国民の為に丸腰になった。戦地と裁判で散っていった者たちへの鎮魂のために国の盾となったのではないか。
ワタシの知る昭和帝は、すでに丸みを帯びた優しげなおジィちゃまだったけど、終戦記念日の黙祷をするとき、気持ちで大元帥に戻られていた気がする。

昭和の後半を体験した者として、確固たる皇室が日本のアンカーボルトだった実感がある。国民がどんなに浮かれたカルチャーに溺れようとも、日本が日本であり続けられたバックボーンは皇室にあったような気がしてる。

お仕事の本質

今、天皇の本質を認識し直さなければきっと「象徴」は「お飾り」に変わってしまう。
天皇は神棚に鎮座する御札じゃない。天皇の激務とは高みにあると思いがちだけど、実は逆ではないか?とおもう。国の一番深い部分でアンカーボルトとなって寄せる波に耐え得るのがお仕事ではないのか?それ故の帝王学なんじゃないのか?と。
軽く『象徴』なんて流してくれるな、とおもう。上滑りな表現はお飾りのフォローになってしまうから。バカやホネナシでは絶対に務まらない。

昭和帝が国の盾となるためにナリフリ構わず丸腰になったと云うことを、よくよく考える時だと思う。すべてをかなぐり捨ててしまった事への、現代でできる修正が必要なんじゃないか。その変革を起こすために、敬宮さまは女にお生まれになったのかもしれないとさえ思う。生まれながらの皇太子なら、こんな騒ぎにはなっていない。国民が声をあげる機会を掴むのは何のため?お飾りに女を認めさせるだけ?ちがうと言いたい。

本当に必要なモノ

帝王学の真の意味を知るのは天皇御本人でしかない。一般がその習熟度など測れるものではない。
帝王に足る『免許皆伝』は天皇にしか出せない。なのになぜ次代の見極めを議する場にそのご意向が無いのか。
「国民の総意」「天皇の信認」「公正な法律」が揃わない密室の会議なんか無効だ!
今、声を挙げなきゃならないのはソコだとおもう。

日本人なら。


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