見出し画像

陣馬山〜高尾山縦走(今回も反省)

⚠️注意⚠️
後半、見事に体調を崩し吐いてしまった様子が描写されています。
その付近で再度注意喚起させていただきますが苦手な方は閲覧をお控え下さい。

前日談

今回何故縦走にチャレンジをすることになったかと言いますと、それは元々行く予定だった山を天候の影響により中止と判断したためでした。

その前の登山予定も天候の影響で中止となり、この間は母の体調不良で中止となり、こりゃ全然山に行けてないぞと、禁断症状が出ていたんだと思います。

「じゃあ天気が良い所の山に行けば良いんじゃーん!!」

と思い始めたら止まらず、当日現地の頂上で落ち合う予定だった友人らには内密に『私たちグループは今回は中止にしようと思います!』と連絡をしたと同時に他に行ける山は無いかと調べだし、以前友人らが行ってきたという高尾山縦走に1人でチャレンジをする事に決めました。

一緒に行く予定だった、母、妹、ごめん。
天気悪いかもって所に一緒に行くのは不安だったのです。
そして急遽縦走に一緒に行こうか!というのも無理させてしまいそうで申し訳ないなと思い…。もとい、もう1人で行ってしまいたくなってしまったんです。
ごめんなさい…。

友人らは予定通り登山を行い、強風には見舞われたそうですが空は晴れており無事に登山を行う事ができたそうです!良かった!!

私は久々のこっそりソロ登山。
約2年前の初ソロ登山から今回で2 回目。
思い立ったらワックワクが止まりません。
この1年間、友人、母らと少しずつ登山を経験して参りました。
と言ってもまだまだ経験浅ですが、過去の自分とどう変化したものか、力試し?をしたくてウズウズしていました。


そして今回は相棒の『ふぶちゃん』(娘命名)がいます。

かわいい

元々行く予定だった山とは急遽別の山へ行く事にはなりましたが、以前友人が登った時の情報を共有してくれていたので、すぐにYAMAPでルート登録出来ましたし、元々登山を行うつもりで道具の準備も行っていたのでもうバッチリ!!!!

いつも登山前はワクワクソワソワで眠れないのですが、今回はしっかりと睡眠もとり、朝食も食べて出発する事が出来ました。
いつになく事前準備が完璧すぎるっ!!と自画自賛しながら自宅を出発。

いざ行かん!!高尾山縦走!!


今回の反省

さて今回の登山を振り返る前に、早々に反省点を振り返ります。
だって、冒頭で吐いてしまったって書いちゃってるんですから…。
友人らには内密にこっそりやちゃった結果がこれですから…。
しっかり痛い目は見ますよねええ。

早々に反省しておきましょう。

しかしこれも経験。生きて帰れてよかった。
反省をここに刻むのだ。

『冬期の高尾山の混み具合を甘く見ていた』
『登山中しっかり食事を摂らなかった』

私の敗因

今回の失敗の原因はこの2点なのかな、と思っております。

菓子パンやら、チョコやらナッツ類やら、こまこましたものは摘んでいたのですが、しっかり食事という食事をとっていなかったなと反省。
山小屋で食べたのは天ぷらアイスコーヒーのみ…。
なぜ炭水化物を摂らなかった!?
うどんとか丼ものとかあったでしょ!?
と思うのですが、なぜかあまりお腹が空いた感じもなく…。
(気が昂っていたから????)
「なんだかこのままいけちゃいそう!」
と完全に調子に乗っていました。

お腹が空いたと感じていなくても、登山を行っているのだからエネルギー補給は必須!!!!!!山小屋でちゃんと食事摂る!!

私はこれを肝に銘じたいと思います。


また、この時期の高尾山の混み具合を想定していなかったが為に、
最後の高尾山頂上に到達した時に遭遇した、渋谷や原宿のような恐ろしい混み具合に混乱してしまった私は、休憩を挟む事も忘れ一目散に下山をしてしまいました。もう頂上がぎゅうぎゅう…。地上の喧騒から離れ自然に癒されにきたのに…。

(こんなの山じゃなああああああい!)
と心の中で叫んだ私はそれはもう一目散でした。
実際は人混みでうまく先に進めず気持ちばかりが焦る始末。

そして熊鈴を終うのも忘れ人混みの中で鳴らしてしまい、

女性「え?ここにクマ出る?(笑)」
男性「俺のことかも(笑)」

なんてネタになりましたごめんなさい。
※(笑)は私の被害妄想


高尾山頂上に到達する約1時間前の休憩を最後に、高尾山口駅まではノンストップ。水もろくに飲まず急ぎ足。

地元まではなんとか持ち堪えましたが、エネルギーも枯渇し、緊張の糸が切れた私は一気に気持ち悪くなってしまいました。
こらバテますよね…。

これまでの反省の繰り返しになってしまいますが、やっぱり事前準備に尽きるんだなあと思いました。

(あ、これって結局私全然成長出来てなかったって事か…????と振り返りながら今少しショックを受けています)

紅葉がピークな時期の休日であり、ダイヤモンド富士が終わったかな?ぐらいの時間帯


ピークオブザピーク…。(?)

下山してる途中にも登ってくる人たくさんいましたし。

これらを事前に知っていてある程度心づもりも出来ていれば、びっくり度合いは違っていたのでは無いかと思います。
そして冷静に、「ケーブルカーを利用しよう」という判断もできていたかもしれません。

これも事前の情報収集の甘さが故でしょう…。


と言いますか、高尾山を身近に感じすぎて、私は思いっっくそ舐め腐っていたのではないかと思います。その偉大さを知らずに。

東京都心から行けるアクセスの良さ。ミシュランにも掲載されたらしく(今まで知りませんでしたごめんなさい)、年間登山者数が世界で1位…!!??

すごいです高尾山…。
こんなにも偉大すぎる山が身近に寄り添ってくれていたなんて。
そりゃたくさん人も来ますよね。
誰目線かわかりませんが、そう思うとなんだかとっても嬉しく感じました。
なのに私は人の多さに『こんなの山じゃない!!』なんて思ってしまい、その場から逃げて出してしまいました。恥ずかしい。

こんなに親しまれた場所があるなんてなんと素敵なことでしょうか。
これからも世界中の人から親しまれ、大切にされていきますように…。

今回の持ち物

なんだかもう綺麗に締めくくれそうな雰囲気ではありましたが、私の記録用にももしばらくお付き合いください。

今回のザックの中身(アウターとボトルは当日用意)
サコッシュの中身

今回は冬季の山を登る、という事で新たに『熊鈴』をゲット。
私の中で安定の『seria』です。『熊鈴』まで揃えられてしまうとはなんと有難い事でしょうか。100均様サマです。

途中、やはり熊に対する注意喚起の看板も見かけ、すれ違った方にも「ここら辺20件ぐらい熊の目撃情報があったみたいですよ」とのお声がけもいただき、緊張感高まりました。

ぎゃあ…

もう一つは新しく『ナルゲンボトル』をゲット。
今まで500mlのサーモスのボトルを使用していましたが、劣化もあり買い替える事に。私は普段から水をガブガブしたい人なので、容量があり、水漏れの不安が少なく、そして頑丈なボトルを探した所こちらがヒット。
早速自転車のカゴにボトルを放り込んで日々ガタガタいわせているのすが()、擦り傷は付くもののの頑丈で今のところ使用に問題なし!!
1日の水分摂取量の目安にもなって日々重宝しております。保温機能はありませんが、沸騰させたお湯をそのまま注げるのも私には嬉しいポイントです。
これからも日常から登山の時まで、たくさんお世話になりそうです。

1リットル


これもちゃんと持ってけば良かったなーと思ったのは、『登山用帽子』でした。冬だし寒さが凌げてれば大丈夫でしょうと、変わりに『ニット帽』を持参していたのですが、今回一度も出番なし。
天気も良かったのでしっかり日差しがあり、紫外線にかなりやられている感覚がありました。そんなにかさばるものでもないし、冬に山に登る時でも必ず忍ばせといて良いなと個人的に感じたものの一つでした。

今回のルート&実際の時間

今回のルートは陣馬山〜高尾山までのルートです。
私は朝7:30ごろに『藤野駅』を出発し、夕方4:30ごろに『高尾山口駅』ゴールしました。

高尾山山頂に着くまでは、無理をしないように30分に一回は小休憩を挟みがらのんびりと進む事ができていたと思います。
しかし後半急ぎ足で下った事により、無理がたたりました。

色んな山を通過しておりますね
(幸)

当日の振り返り

さて、ここからは当日の様子を簡単に振り返っていきたいと思います。

1.盛大なお見送り

今回は『藤野駅』からの出発です。
駅前でトイレを済ませ、準備体操、栄養補給を行い、いざ出発です!

しかし早速ルート間違い。

藤野駅

本来なら改札出て写真右側へ進み踏切を渡るのですが、まっすぐ階段を降りてきてしまいしばらく周りをウロウロしてしまいました。前途多難。

駅前では消防隊?の方々が登山客に対し注意喚起を行なってくれており、「お気をつけて!」と声をかけながらチラシやポケットティッシュにカイロまで配って下さり、激励された気分でした。朝早くからありがとうございました。

2.陣馬山

初めは陣馬山の頂上を目指し、登山道に入るまでは民家の間を進んで行きます。
このままいけば人様の敷地内に侵入してしまうのでは?と思うような道もありましたが、そこはYAMAPのお陰で、どちらが正しい道なのかアプリ利用者の注意書きを参考にさせていただきながら先に進みました。

陣馬山付近には柚子農園があり、たくさんの柚子の木々が。
早朝から作業をされている方もおり、挨拶を交わしながら先へ先へ。

農園の隙間を歩いていくような所もあったので、急な坂道や少し狭い道もありましたが、比較的のんびりと進んでこられたように思います。

ひろーい頂上に到達すると、あの有名なお馬のシンボルがそびえ立っておりました。やはり実物は素晴らしいですね。

猛々しい…

この時の頂上はすごい強風でした。
なので私はネックゲイターで口元を隠し、アウターのフードの紐をしっかり縛って風をガード。完全防備です。

イメージ図

こんな風貌にも関わらずこの時の私は気が昂っていたのか、気がつくとお互いを撮影しあっていたご夫婦に「お撮りしましょうか?」(くぐもった声)
と自ら撮影を志願していました。

普段なら絶対できないのに…。

案の定?
丁寧に断られます。

ご夫婦に他意はなく、本当に必要なかったからだとは思うのですが、

私が怪しかったからかな。

と勝手に思い込み、少し落ち込みました。(被害妄想)

3.縦走

陣馬山まで登れたら、後は合間の山々を通過しながらゴールの高尾山を目指します。

今回「縦走楽しっ!」
と感じたポイントは、

① いくつかの茶屋をまわれた事

この有名な高尾山付近だからかもしれませんが、途中途中で茶屋があるとそれだけで安心出来ますし、賑わっていてみんな楽しそう。私も嬉し楽しい気分になります。美味しいご飯をいただけると落ち着きますね。(今回はほぼ食べてない)

陣馬山山頂の山小屋ではコーヒーを。
なぜアイスにしたのかは謎ですが、お陰でくっそ寒かったです。
しかし美味しかった。富士を眺めながらのティータイムは最高でしね。(寒い)

ふぶちゃんも寒さで身を屈めています

また別の茶屋では、女将さん?の自宅付近で取れるという野草の天ぷらをいただきました。(女将さんが取ってくれている姿を想像するとほっこりします)

TENPURA!

この時期はやはり採れる数に限りがあるらしく、山の上で貴重な物をいただく事ができました。ありがとうございます。

なんの葉なのかはわかりません

そして!
② 色んな山の頂上を一度に制覇できてしまう事!!

これを味わってしまった私は、他の山に登る時にもまとめて頂上制覇できやしないか考えてしまうようになっております。

私は『お得』に弱いです。

振り返りながら悔い改めようと文章を続けてみましたが、今は欲に負けてしまいました。自分の心に嘘はつけません。

しかしまだまだ宿泊しながらなんて無理ですから、そこは無理の無いように楽しめたらなと思います。

4.高尾山へ

高尾山頂上までの最後の休憩時間。
少し違和感を感じはじめたのは、この時だったかもしれません。
その時チョコバーを貪ったのですが、その後軽い胸焼けを感じるような…??
でも歩き始めればそんな感覚も薄れていたので、私は最後の高尾山頂上を目指して意気揚々と進んでいきました。

高尾山頂上目前にある茶屋の異常な混み具合に若干の違和感を感じつつも、もう頂上は目の前だー!やったー!

なんて足を進めていくと…。

その先は『今回の反省』で語らさせていただいた通りでございます…。

一号路を進んでたら、いつまでも人混みから抜け出せない💦
と思った私はすぐさま別ルートで下山したのですが、後ろから話をしながら勢いよく降りてくる二人組の気配を感じ、更に急ぎ足…。

私のばかやろー!
危ないだろーー!!
なんとか下れて本当に良かった…。

4.下山後

⚠️注意⚠️
先にもお伝えした通り、ここからは私が体調を崩し吐いてしまった描写が記されております。苦手な方は閲覧をお控え下さい。

地元に戻ってくるまで、無事下山できたという高揚感が身を包んでいたのだと思います。

地元に到着しお風呂場で疲れを癒した瞬間、気が緩んだせいか急に胸焼けと寒気が襲ってきました。

これはまずいと急いでトイレに駆け込みましたが、お腹の中に吐き出せるものが無いようでただ気持ち悪さだけが続きました。
口に指を突っ込んで無理矢理吐き出すと、出てきたのは少しの胃液のみ。
胸焼けを解消させるために、何度か繰り返して無理やり吐き出し、一瞬落ち着いた隙に私はすぐさま帰路へ。

すぐに家へ帰れば良いものを、その時私はとても肉を食いたい衝動に駆られました。私は肉を食べなければならない。肉を取り込まなければならない。肉を補給しなければならない。肉にくニクNIKUNICK。(ふざけています)

こんな気持ちは初めてです。

私は自宅までの道のりの途中にある焼肉屋へ吸い込まれていました。
しかし再び寒気や胸焼けが。
しかし肉。
しかし休日の夜。
混んでる焼肉屋。
私は隅で縮こまりながら、時にトイレへ駆け込みながら順番を待ちました。
大荷物で顔色の悪いおばさんが必死で順番待ちをしています。
とても迷惑です。
しかし私の頭の中は肉。
ふと冷静に、
(あー、家にクーポン券あったなー。待ってる間に取りに行けたかもなー。
でも流石にもう呼ばれちゃうかなー)
という考えだけは巡らせておりました。
クーポン券は取りに行かないまま席へ案内されました。
私はタンが好物ですから、タンを頼みました。
ふた皿頼みました。
余計気持ち悪くなって大変なことになってしまっていたのでは?
と今になって思うのですが、その時の私は無心で肉を取り込んでいました。
特別「うんめええええええ」というような感情もなく、無心で肉を食らっておりました。
なぜか肉を食らってからは寒気も変な胸焼けも落ち着いていました。
調子が戻った私は、
カルビクッパにビールも追加しました。

とてもおいしかったです。

縦走ギャラリー

果たして今回の登山内容は晒して大丈夫だったのだろうかと不安が渦巻いおりますが、ここまで書き切ってしまったらもう腹を括るしかありません。

最後に、美しい風景写真にてお目直し?していただけましたら幸いです。
スマホで撮影した写真ではありますが、被写体が素晴らしすぎて、なんともビジュの良い写真が撮れて至極満足しております。

バッチリスマホの待受に設定して、画面を開く度に(ビジュ良すぎ…)と心で呟いております。皆様にもこの気持ちを共有出来ましたら嬉しいです。

陣馬山登山口までの道中
神々しい…
色とりどり
陣馬さん!
陣馬山頂上から先の道…
冒険心がくすぐられます
案内板
山頂をまた一つゲット
縦走中は比較的緩やかな道のり
木々
散策している感覚が楽しい
アプリ上でみると結構ジグザク
それぞれの頂上付近は道のりも急でした
ビューーーーー
景信山
富士山だ!
小仏城山
また別の場所から富士山
高尾山までもう少し!
高尾山頂上!賑わっております
急いで下山(危ない)
無事下山…

終わりに

今回のこの縦走チャレンジは昨年の冬に行われました。
その後すぐに記事にまとめようとしましたが、万人の方々にわかりやすく…!!を意識し出したらどうにもうまくまとめる事ができず…。
そもそも私の足りない頭で上手くまとめ上げようと考えるのが間違いだったのです!素敵にタメになる情報はもう色んな素敵な方々がまとめてくれております。
私は私の思うがままに文章を垂れ流しませう。

しばらくnoteから離れダラダラとしておりましたが、先日の娘の記事を書きたい騒動に任せて徒然なるままに連ねていたら、まあ楽しく記事を書く事が出来ました。

そしてそのままの感覚で寝かせていた記事を書き直してみた結果がこちらでございます…。
晒して良かったのか疑問は残りますが、また一つ私の人生の登山道に足跡を刻む出来たので満足でございます。

今回も醜態を晒し長々と色んなものを垂れ流してしまいましたが、最後までお付き合い下さりありがとうございました。

近況

まだ終われませんでした。
今はもうすっかり春ですね。
というかもう4月も終わろうとしております。(怖い)

最近の私はと言いますと、年明けの目標を毎月一回は山へ登るぞ!!
という目標を設定し現在4月。100mにも満たない低山も含め、低山を中心にではございますが今現在目標継続する事が出来ております。

そしてなんと今年も!!
昨年と同じ家族4人で富士山に登りに行く事が決定しました。
そしてその前に友人らとも富士山に行く事が決定。
今年は2回富士山に行くチャンスがございます。わー。すごい。
と言いますかもう時間がありません。ヤヴァうい。

そしてなんとなんと、最近は地域の楽団へ入団し楽器もゲット。
(楽団代表の方のお古を「あげるよー」と言われお借りしている状況なので最終的にはお返しするとは思われます)
山で吹ける日も遠くない…?????

そして山仕事を検索しだした私は、今度お話を伺いに行くことに。
ドキドキ。

こうして振り返ると、何もないようで色んな事が起きているなあとびっくり仰天です。

ただいま絶賛(何度目かの)自分探しの最中ですので、また記事書いてみて良かったあああ。と思っております。noteありがとう。

そして早く家族の事を振り返りなさい私。
完全に逃げております。

気まぐれに文章を書きつつ、時に折り合いをつけるべく過去に向き合いつつ…。

皆様、note様、引き続きどうかよろしくお願いいたします。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?