見出し画像

150日間毎日記事を書いてみて ~暖簾を上げ続ける店になる

昨日、こんなお知らせを頂きました。

150日連続投稿していたんですね!!
noteさん、教えて下さってありがとうございます。
そして拙い記事を読んで下さる皆様に、改めて心より御礼申し上げます。

ちなみにダッシュボードはこんな感じです。

こんなに沢山の閲覧が!! コメントが!! スキが!!
感激ですm(__)m

それにしても…あっと言うの150本でした。
先日、知人(編集者)に
「よく続きますね~、原稿料も発生しないのに(笑)」
と言われましたが、多分ギャラが発生しない自由さがいいのでしょうね(^▽^;)。
「いつ書いていますか? 店にも毎日行っているでしょう?」
「朝、書いてます」

もちろん洗濯機を回したり、掃除したり、アルバイトさんに連絡したり、いろいろなことをしつつ…ですが。

ところで、
蕎麦屋で働きはじめて8年ほど経ちますが、私はそれまで飲食店で働いた経験があまりなかったこともあり驚く事が沢山ありました。
中でもビックリしたのが
店は営業していない時もすごく忙しい!!
支度中という札が出ていても、定休日でも、中の人は動き続けているのです

私が字を書き、義父が彫って色を付けてくれたコラボ作品。
裏は「営業中」。
これとは別に「定休日」の札もあります。

もちろん定休日に遊ぶこともあるわけですが、丸1日休み…ということはほとんどなくて、
食材の仕入れ
仕込み(休みの時でなくてはできない手のかかる仕込みもありますし…)、
食器等を探しに行く
試飲会などの勉強(最近はあまり行きませんが、一時期日本酒の会があるとよく出かけていました)etc…。
うちは夫が全然呑めないことこともありほとんど外食しませんが(なんだか申し訳なくて…)それでも時折他店に出かけたりしますし、機材メンテナンスが入ることもありますし、つまり一見オフでも広義の仕事をしている…なんてことザラにあります。

営業時間は
昼 11時半~15時(LO 14時45分)
夜 17時~21時(LO 20時)

※水・木定休
ですが、この数時間を支える作業がどれだけ多いか…。営業時間は実質勤務時間のまさに氷山の一角なのです。
つまり毎日暖簾を上げるには、
営業時間中を元気に頑張る!!
のはもちろんですが、お客様からは見えない地味な作業をする膨大な時間が必要不可欠で、飲食店を継続するならその水面下の仕事をいいかに楽しむかがコツかも…なんて思います。

毎日noteを書くのは、毎日暖簾を上げることとよく似ています。
どちらも
無理しない。
他店をリスペクトしたり参考にはするけれど、自分が出来ないことはしない。
小さな浮き沈みは気にしない(トータルで黒字ならいい。noteの場合はやりがいがあればいい)
とはいえ数字は正確に把握しておく。定期的に「振り返り」をする。
素材を無駄にしない(調理師は本当に食材を大事にします。コスト的にも、倫理的にもこれは経営の基本。ものを書くときも出来事や感じたことは無駄にしない。短文でも、写真だけでも残しておく)
失敗したら合理的に対処する(状況によってはきちんとお詫びする。反省して、善後策を考えて、すぐ実行)。
来て下さる方には常に礼儀正しく、心から感謝する。(思っているだけではなく)感謝をきちんと「伝える」
・忙しい時も、忙しくない時も、どんな時も
もっと美味しいものを、良いものを作るべく、考え続け、仕込み続ける

どちらも大変といえば大変ですが、苦労も楽しみも途切れることなく続くので全然退屈しませんね。
まさに飽きない(商い) (≧▽≦)!!

私はツッコミどころ満載の不出来な人間ではありますが、
心に美味しいものを、面白いものを提供できるよう、
暖簾を上げ続けられるよう、
今日も地道に仕込み続け、考え続け、楽しみを続けていこうと思います。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。

※…と書いてはおりますが、
実は現在店主が新型コロナウィルスに感染しており、「そば・料理 ありまさ」は臨時休業しています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
再開の目途が立ちましたらは店のホームページでお知らせしますm(__)m⇩


この記事が参加している募集

振り返りnote

仕事について話そう

最後までお読み下さり、誠にありがとうございました。私のnoteはすべて無料です。サポートも嬉しいですが、「スキ」がとても励みになります(^▽^)/