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出不精旅日記 台湾7日目 再見台中、新竹駅へ

名残惜しいですが、今日は台中から台北に移動です。
途中寄り道もあるし、Mちゃんとの待ち合わせもあるし、時間に気を付けていきましょうね。

出かける荷造りをして、部屋に感謝の置手紙を残し、チェックアウト。
民泊のオーナーさんと記念撮影。
本当にいいお部屋で、お陰様で楽しい滞在になりました。
どうもありがとうございます!
「今度来るときはキッチンでカレーを作っていいわよ」とご許可を頂きました。
再見(^▽^)/

「連絡が取り辛いから、スマホを持ちなさいね」とも言われた夫(笑)
民泊の入り口。夜にシャッターが閉まったら、分からなくなるわけです…

そしてまた市場へ。
これを二人で分けます⇩。
今朝は胃腸の弱い私に合わせて大人しめのさっぱりメニュー(ありがとう…)。

どれも美味しいですが、中央の厚揚げを炒めたもの? が特にご飯にあって美味。 お魚は揚げてあって、骨もパリパリ食べられます。

今日は「台中」からまず「新竹」を目指します。
乗継ぎの駅で。

ちょっと寒い…薄いダウンは台湾の冬に大活躍です
乗り換えの時間も熱心に中国語の勉強。
ちなみにTシャツは大好きだったテレビドラマ「LOST」のダーマのマーク。 出会った頃彼はLOSTに夢中で、先の展開を勝手に考えては熱く語っていたなあ…(懐)。
30分以上待ちましたが…電車が来ました!

乗り継いで「新竹」駅につきました。
私達がどうして新竹駅に来たのか…
話は突然鎌倉に飛びます。

今回台湾に来る一月ほど前、私は長年の友人Aちゃんに連れられて神奈川県の鎌倉市を訪ねました。
Aちゃんの高校時代からのお友達が、鎌倉駅から歩いて行ける距離に素敵なB&Bを経営しているとのことで、
そしてその宿が私が連載させて頂いているフリーマガジン「われら茶柱探検隊」を置いて下さっているので、
ご挨拶に伺ったのです。

一度は泊まりたい素敵なB&B「くまから」

その「くまから」さんのお部屋に古いお写真が貼ってありました。
台湾の新竹駅だそうです。
なぜですか??
新竹駅を設計した松ヶ崎萬長さんは、なんとご先祖様とのこと(曾祖父)!!
「え、私、来月台湾に行くんです!!」
と驚き、その場で「絶対新竹駅を見に行こう」と心に決めました。

松ヶ崎萬長さんは、江戸時代に生まれ、ドイツのベルリン工科大学に留学し建築を学ばれました。
帰国してからは日本近代建築のリーダーの一人として多くの足跡を残され、現在も日本で、そして台湾で、その建築は広く親しまれ功績がたたえられています。
(ちなみに2015年2月に新竹駅と東京駅は姉妹駅として提携することになりました。出来た年が新竹駅が1913年、東京駅が1914年と近く、建築家はどちらも日本人という縁からです。東京駅は辰野金吾が設計しています )

noteにも記事がありましたので是非ご覧ください⇩。

現在の新竹駅は、改修を経てはいますが、あちこちに当時の面影が残っているそうです。
ドイツ風の建築、どんな雰囲気なのでしょうか?

わくわくと下車します。
どんよりしたお天気なのが少し残念ですが…


毎度ながらすっとこどっこいなモデル(私)ですみません…。

どっしりと重厚な、なんともいえない安定感がありますね。
近隣の方にとっては当たり前の風景かもしれませんが、この駅舎には他にはない独特の真面目さというか、律儀な雰囲気を感じます。
ここにいるとだらしなくはできない、でも久しぶりに帰ってくるとホッとする、例えると故郷の恩師のような存在感でしょうか。
直線が多く謹厳なイメージですが、要所要所にやわらかな曲線があしらわれ、何ともいえない温かみも感じられます。

駅舎を撮影している人は私達以外にもチラホラいて、
建築ファンに愛されている建物だということがよく分かりました。

駅のインフォメーションで、新竹関連の資料(パンフレットなど)を頂きました。
帰国したら「くまから」さんに送ってあげよう(^_-)-☆

さて、今日はこれから器を探しに鶯歌というまちに行きます。
私達は日本でも常に
「店で使う器、いいものねえか~」
となまはげのようにお店やギャラリーをうろついていますが、なかなか…ね。
器は実に難しいのです。
台湾で良い出会いがあるといいのですが。
そして鶯歌ではカメラマンのMちゃんとも待ち合わせしています。
無事に会えますように!

そうだ、新竹からも念のため彼女に電話して、と。

ではまた電車に乗りましょう!!

(つづく)

おまけ
新竹の名物はビーフンです。
これは日本で買って日本で撮影したものですが(^▽^;)

もちろん美味しいです(^_-)-☆

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