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【DeeDee PR#3】着替えのときの為のフェイスカバー

メイクをした状態での着替え、ちょっとしたストレスありませんか?ファンデーション、チーク、口紅など、メイクが崩れるのもイヤだし、服の襟口に付着するのもイヤ。

本当に何気ないことで、朝と帰宅後の着替えのときだけ、そしてTシャツやトレーナー、セーターなど被るタイプの服のときだけなので、大したストレスではないといえばそうなのですが・・・。

私は長年、いやだなぁと思いつつも、使わなくなったハンカチやスカーフなどを利用し、頭から掛けて着替えたりしていました。でも、これはイマイチ美しくない・・・。ホントに小さなことなのですが、長いこと日々感じていた「何とかならないかしら・・」でした。

この度、自身が運営するオリジナルカットソーのショップ【DeeDee】がスタートしました。扱うのは襟元や袖回りがタイトなスリーブレス。デザインを考えパターンを作成しては、何度も試作を作り自身で着たり、脱いだり、洗濯しては着てみたり、を繰り返しました。そこで、前述の<小さなストレス>に遭遇する頻度が日ごろより多くなり、ふと思ったのです。「襟元がタイトなのはいいけど、もろに顔をこするなあ」「この際、折角だからフェイスカバーも作ろう」と。

フェイスカバーについてもいくつかパターンを作っては試作を作り、使い勝手を確認しました。これをやっているうちに、我ながら「これはいい!」「これは求めている人が多いに違いない!」「むしろ本命のTシャツよりもこっちの方が注目されちゃうかも!」とおめでたいくらい気持ちが高ぶって行きました。

しかし、この話を友人にしてみると、反応が今一つ。「いいと思わない?」「う~ん、私は別に、古いTシャツとかを被って着替えるから、そんなには・・・」と。どうしてかしら。だからこそ必要なんじゃない。古いTシャツなんて被って着替えたら滑りは悪いし、美しくないじゃない。私は意志を強く持ち、フェイスカバーの製作を続行しました。

一方、創業支援のアドバイザーさんと話をしているとき、当ショップの商品の特徴について「なるほど、襟元が詰まった感じなのね」「でも、こういうのって着るときに付いちゃうんだよね~」という話になり、「だから、これ作ったんです」とすかさずフェイスカバーの画像を見せました。「なるほど」と言って頂き、つい私はドヤ顔に。「やっぱり、みんな気にしてる」と思い再び前向きな気持ちになりました。

もう作る前から素材はキュプラと決めていました。やはり滑りが良いことと、実はキュプラは綿などから出来ていて吸湿性に富み、静電気も起こりにくいのです。その名称から「化繊?」とイメージされがちですが、繊維が短く生地などの製品になれなかった綿を利用し、化学処理されています。昔、洋服づくりに凝っていたとき、裏地に使うことが多く、裏地専用のものかとも思っていたのですが、実はワンピースやブラウスなどにも使われる素材のようです。

因みに【DeeDee】で扱うキュプラのフェイスカバーは、モノづくりのマインドからちょっと特殊な質感の素材を選んだため、縫製会社泣かせとなってしまいました。通常のキュプラなら難なく縫えるのだ、と。こちらで用意したキュプラはピーチスキンのような感触で、裁断から縫製まで、常時生地がずれやすく非常にやりづらいということでした。

こんな感じで使います
使わないときはリボンを引っ掛けて
邪魔になりません

別のハンドメイドサイトに出品したところ、やはり、カットソーよりもフェイスカバーのアクセスが断然多いという状態に。

本命がカットソーで、フェイスカバーは付属的なものなので、現時点でのカラー展開はオリーブの一色です。
先日お一人で複数ご購入下さったお客様がいらっしゃって、「洗い替え用かな」と思ったのですがお出掛け時のバッグに一枚入れていらっしゃるそうです。外出先でふとブティックに寄り試着をするときにご使用だとのこと。

日ごろ、あまり馴染みのない素材ですが、お洗濯は無頓着で大丈夫です。出来ればネットにポンと入れ、欲を言えばあまり脱水し過ぎず少々ウェットな状態で干して頂ければシワも目立たず仕上がります。日用品的な存在かと思うので私はそのまま使いますが、几帳面な方は中低温でアイロンをお掛け頂ければピシッとします。

余談ですが、この商品の名称にちょっと悩みました。フェイスカバー、フェイスガードあたりを即思い付いたのですが、折しもコロナ禍。ファッション雑貨というよりも感染予防、衛生面でのガード?という印象になりがち。ヴェールかな?・・・いやそれだと違う物になるな。色々考えた末、機能そのままの<着替えのときの為のフェイスカバー>に。

一枚あると便利なアイテムです。よろしかったらお試しくださいね。


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