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絵のない俳画「若葉」俳句+

書を置けば若葉の光目を焼きぬ

 朝から雨の休日。何をする気にもならず、もう何度も読んだ雑誌を眺めていた。
 気がつくと外が明るい。いつの間にか陽も射している。
 気まぐれに外へ出てみると、街路樹も公園の植え込みも雨に洗われ光り輝いている。

 命の輝きが私の目にまぶしかった。

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