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絵のない俳画「弥生尽」俳句+

雨受ける街の体温弥生尽

 降る雨の冷たさが怖くなくなったのはいつ頃からだろう。
 吹き抜ける風もいとわしいものではなく心地よく感じる。
 そこまで夏が来ている。
 もう少しだけ、もうしばらく春の名残を。

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