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【誤解しないで!】『投資=買って売る』だけではない⁈

 最近は、SNSで投資している銘柄や資産額を投稿しているアカウントを見かけます。

 もちろん、詐欺の誘導のための見せかけのものがちらほらあります。

 しかし、本当に資産額を順調に増やしているアカウントも中にはあります。

 『毎日、儲かっててすごいなぁ!羨ましい!』

 なんて思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
 その考え方、誤解していますよ!

相場には波がある

 みなさんもご存知の通り、相場には波があります。

 為替のニュースをここのところよく耳にすると思います。

 日銀による介入があったり、円高圧力の高まりにより波が大きくなっていますが、為替の相場が良い例で株式市場でも常に波が起こっているのです。

 もちろん、安いときに購入して高く売却すれば利益が出ます。

 それは投資の基本でもありますが、1番難しいことだったりします。

 何事も基本が一番難しいのですね。

 波があるということは、買ってただ持っているだけでは利益は出せないということです。

買って売るだけではない

 では、投資家は波がある中でどのように利益を出しているのでしょう?

 シンプルに言えば『買って売る』だけではない取引をしているということです。

 以前にもこのブログで触れた『証拠金取引』ならば、安いときに買って値段が上がったら売るだけではなく、高いときに売って安くなったら買い直すことができます。

 我々が想像する一般的な投資なら値段が上がったら儲かるイメージですが、この場合には値段が下がると儲かるのです。

分散投資をしている

 先ほどご紹介した証拠金取引は難易度が高く、証拠金の何倍・何十倍もの量を取引することが可能なため、儲かる額も大きくなりますが、損失も大きくなります。

 証拠金が足りなくなると、損に加えて取引を続けるために追加の証拠金を払わなければならなくなり、生活を壊してしまうリスクもあります。

 初心者向きではありません。

 他の方法として、分散投資を行っていることが挙げられます。

 投資と聞くと、株式投資を想像しますが、株式と連動して値段が動くものや反比例するもの、株式相場に関係なく動くものなどへ分散することによって、相場の状況に左右されずに利益を出すことが可能になります。

 資産家(いわゆるお金持ち)が投資をやっているのはこのタイプが多いです。

 株・債券・為替・金・不動産などなど…

 性格の異なるものに散らせば散らすほど、相場がどのように動いても利益を出せるようになります。(もちろん戦争などのイレギュラーな状況では分散していても影響を受けてしまいますが…)

 毎日のように利益を出し続けること。

 もちろん、それは不可能ではありませんが、そのためには『買って売る』だけではダメなのですね。

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