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投資信託の目論見書で読むべきところ!

NISA制度のリニューアルにより投資の中でも身近になってきたのが投資信託ですね!

投資初心者・未経験者向けに書いているこのブログでも度々取り上げてきました。

さて、初めてかどうかに関わらず投資でほとんどの人が目にするのが目論見書です!

以前にも目論見書とは何なのかについてこのブログでクローズアップしました。

 今回は、そんな目論見書のどこを見るべきなのかを書きます!

全部読めるなら読みたいけど…

さて、投資信託などの商品に投資をするとパンフレットなどと一緒に渡されるのが目論見書です。

目論見書が何なのかについては以前のブログを読んでいただきたいと思いますが、今回は目論見書のどこを見るべきなのかをお話しします。

結論からすれば、『全部きちんと見てください』ということになってしまいます(笑)

でも販売していた立場からすると、切実です。

やはり大切な資産を投じるものなのでなるべく読めるなら読んでもらいたい!というのが本音です。

ですが、実際の目論見書を見ると細かな文字がびっしりと書かれており、一目見て挫折してしまう人も多いと思います。

ここを見て!

ではそんな目論見書の中でどの部分を見ればいいのでしょうか?

まず読んでおきたいポイントは『ファンドの運用方針』や『特徴』です!

・実際に自分の大切な資産を投じる商品の投資対象は何なのか?(株や債権など)

・投資先はどこなのか?(日本や米国、先進国や新興国など)

・インデックスファンドなのかアクティブファンドなのか?

・分配方針はどうなっているのか?

以上の4点は最低限知っておきたいところです。もちろん、これら以外の特徴も可能ならば読んでおきたいところです。

次に読んでおきたいのが、『現状』です。

・基準価額や純資産額
・資産の構成内容
・分配金の推移
・収益率

これらのまさにその投資信託の今の姿を表しているデータを見ておく必要があります。

そして最後に目を通しておきたいのが、『リスク』と『コスト』です。

この二つは投資信託を行う上で必ず発生するものです。

リスクについては、投資信託の投資先や投資対象によっても変わります。

例えば米国株に投資をするものの場合、米国の経済指標の結果や政策、為替や戦争やテロ、対象となっている企業の状況などが考えられますね。

コストは手数料、信託財産留保額、運営管理費用、税金の四つが挙げられます。

「%」表示になっているものもありますから、なんとなくでもいいので、いくらぐらいかかるのかイメージできるようにしておきと良いでしょう。

いかがでしたか?今回は投資信託の目論見書の中で押さえておくべきポイントをクローズアップしてきました!

目論見書の中で、絶対に読んでおくべき部分は「こんなに」あるのですが、あれだけびっしりと文字が書いてある中では「これだけ」とも言えますね。

実は意外と押さえておくポイントは限られているのです!

これらの部分を読んでおけばとりあえず『えっ⁈そんなはずじゃなかったのに!』ということは起こらなくなるでしょう。

投資信託を始める際には必ずチェックしましょうね!

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