(76) 心に余裕がない

今日もお疲れ様でした

朝から最強に調子が悪く
調子が悪いときは
心に余裕がないことに気づきました
心に余裕がないと
些細なことがきになります
判断能力が鈍ります
しかし,そんな中でも,仕事をするには
どんな自分でいたらいいのでしょう

自分に余裕がないと
子供にも余裕がありません
ちょっと,感情が出てしまい
すごく反省している自分がいます

頑張っている子供を褒めるというのがよくありますが
ぼくにはよくわかりません
そもそも,褒めるということが
本当に正しいのか
ぼくにはわかりません
今日,不登校の,ぼくの学級の子供が明日の遠足に行くという話を聞きました

放課後,保護者と話をしました
ぼくは言いました
「明日,きても,こなくても,ぼくは特に反応しません.いつも通りです」

頑張っていることを褒めると
子供は
頑張らないと褒められないと
思う気がします

今日の6時間目,4年生の国語の授業で,ぼくはプリントを3枚配りました
子供が
「3枚するんですか」
と聞くので
「自分で決めていいよ」
と答えました

子供は自然と
配られたものは全てしないといけないと思っている気がします

子供はプリントをして,カルタをして,ドッジボールをしたいと
言ったので
「いいですよ」
と言いました。

プリントを2枚して,カルタをして,ドッジボールをするときには
残り10分でした.

「先生,やっぱり,カルタしなければよかったです.そしたら,ドッジボールたくさんできましたから」

「そう思ったんだね」

ぼくはそう返しました。

自立活動のとき
ルールを事前に決めていないままスタートしたら
子供が
「ずるい」
とたくさん言っていました
なにがずるいのか
周りはわかっていませんでした
そして,チームが悪いだの,みんな謝れだの
散々感情を出していました

でも,そのあと,子供たちは
それとなく普通に過ごしていました.

感情を出すことは悪いのでしょうか
「ずるいって言葉は,ちくちく言葉ですか.ふわふわ言葉ですか」
ぼくは聞きました
「ちくちく言葉です」
その子供がそう答えたので
うまく説明できない,自分の気持ちが説明できなくて,なにが引っかかっているのかわからないから
周りを責めたり,ずるいという言葉が出るのですね

周りの子供は困っていました
「いろんな人がいるよね.そのとき,どうしたらいいのかな」
そういうことなんだと思います。

ぼくは指導者として,どうなんでしょう

でも,子供と接する中で
ぼくの課題は確実に浮き彫りになっていきます
子供と一緒に成長するとは,そういうことなんだと思います

どこか,ずるいと言える子供を
うらやましく思っている自分がいるのではないでしょうか

ずるいと言った子供の交流学級で,ぼくは給食を食べることにしました
その子供は,ぼくの席を準備し,椅子が足りないと言って,わざわざ違う教室からぼくの座る椅子を持ってきました。
ぼくが来るまで,学校内をずっと探し回っていました

そういうことなんです

ぼくは指導者としてどうなんでしょう

すみません.かなりへとへとで,文章のまとまりもなければ
何が言いたいのかもわかりません

子供に育ててもらっている

それだけです.