記事一覧

主語がデカすぎる主張が嫌われる本当の理由

いわゆる主語がデカすぎる主張を見たことがあるだろうか。Xで蛇蝎のごとく嫌悪される類のアレである。 「女は~だ」とか、「男は~だ」のようにジェンダーで括って批判し…

MoMoの木
13日前

家庭の仕事はなぜ会社の仕事より書き出しやすいのか

 Xでときおり俎上に載せられる話題がある。子育てとか家庭の仕事はこれだけあるけど、会社の仕事なんてこんなもんでしょ? といってとてつもない偏見が込められた時間割…

MoMoの木
2週間前
1

悪夢について

 私は昔から奇妙な悪夢を見る。今日はこんな夢だった。  遠くからカメラで撮ったような画角で実家の映像がうつる。屋根の上から玄関口まで視点がパンしていき、玄関にズ…

MoMoの木
3週間前

若者の昇進欲のなさは責任を負わされたくないから、なのか?

 実は私も全くと言っていいほど出世欲がない。ずっと平社員のままでいいし、給料は少しづつ上がってそれなりなところで頭打ちになってくれれば、もうそれ以上は何も望まな…

MoMoの木
3週間前
2

嫌なものを嫌と言える力

まずこのポストを見てほしい。 なるほど確かに近頃は理不尽を受け流す力が持て囃されているが、理不尽を放置した社会の行く末を想像してみれば、なんだか暗澹として荒廃し…

MoMoの木
4週間前
2

忘却について

 眠くなってくると、書きたいことがぽつぽつと浮かんでは忘れて消えていく。おっ、このテーマめっちゃ書きやすいし、ずっと思ってた考えを吐き出せるじゃん! と閃いても…

MoMoの木
1か月前

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

 せっかく多少文章が書けるのだから、ここはひとつ駄文を量産して自分がどこまでいけるか挑戦してみよう。という意気込みで毎日書こうとしているのがこのMoMoの木であるが…

MoMoの木
1か月前
1

教養と人格と単なる感想

 Xでこのような言説があった。  いろいろと突っ込みたいところは多々あるが、これに対して以下の反論があった。  別にこれは最初のポストに対しての返信でも引用リポ…

MoMoの木
1か月前
1

時間帯と集まる人

 Xを眺めているとアルゴリズムのせいなのか何なのか分からないが、やたらネガティブな発言を繰り返すTLになったり、ADHDの嘆きが投げ捨てられるTLになったり、かと思えば…

MoMoの木
1か月前
2

言語化すると取りこぼされる思考について

 またゆる言語ラジオを見るようになって「あーやっぱりこの2人は私が求めてる話をしてくれる!」と、私は子供のように喜んでいた。ビジュアルシンカーの話になって「我々…

MoMoの木
1か月前
1

遺伝の呪縛について

 ここ最近は人と多く関わる機会に恵まれた。マチアプですれ違いのない世界の女性と会話をしたり、昔の友達と飲みに行ったり、自分から人と関わるろうとすることが苦手な私…

MoMoの木
1か月前

共感ベースの思考

 世でよく言われる女性の特徴に「解決ではなく共感を求めようとする」というものがあり、これを引き合いに女性を馬鹿にする人がいる。私もそれに同意していた時期があった…

100
MoMoの木
1か月前
1

頭の体操

 とりあえず久々に文章でも書こうと思って記事の編集画面を開いている。画面の光が目に刺さって痛い。IMEが変換をミスして書きづらい。以前はキーボードこそが私の語彙を…

MoMoの木
3か月前
1

ニコニコニュースからスルスルと検索を繰り返しての一言

まず事の経緯を説明する。ニコニコニュースにあった教育論に関するプレジデントオンラインの転載を読んで、著者を調べて、その人のweb記事を軽く読んで……と繰り返してい…

MoMoの木
5か月前

長大なる黙想

 誰にも見せる予定はない記事なので、見つけてしまったらスルーすること。 もし千円払ってまで読みたい物好きであるのなら、良しなにすればよい。

1,000
MoMoの木
5か月前

音声入力

残念ながら、音声入力中に音楽を聞くことはできないようだ。YouTubeの動画を流しながら音声認識で文章を書いてみようと思っていたのだが、どうも上手くできなかった。マイ…

100
MoMoの木
5か月前
1

主語がデカすぎる主張が嫌われる本当の理由

いわゆる主語がデカすぎる主張を見たことがあるだろうか。Xで蛇蝎のごとく嫌悪される類のアレである。

「女は~だ」とか、「男は~だ」のようにジェンダーで括って批判したり、「日本人は~だ」とか「海外は~なのに」のように国籍で分類して批判するあの主張たち。

そういうポストには必ず、
「主語がデカすぎる。こういう人の言うことは端から信用しない」
とリプがつくものだが、これらポストを一考にも値しないと思う

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家庭の仕事はなぜ会社の仕事より書き出しやすいのか

 Xでときおり俎上に載せられる話題がある。子育てとか家庭の仕事はこれだけあるけど、会社の仕事なんてこんなもんでしょ? といってとてつもない偏見が込められた時間割を見せつけてくるアレである。

 家庭の方はもりもり書き込まれていて、会社の方はちょろっとしか書き込まれていない悪意満点の時間割。フェミニズム的文脈の話題なので語るのが憚られるのだが、それを読んでいて私の脳裏に疑問がわいた。なぜ彼女ら(ある

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悪夢について

 私は昔から奇妙な悪夢を見る。今日はこんな夢だった。

 遠くからカメラで撮ったような画角で実家の映像がうつる。屋根の上から玄関口まで視点がパンしていき、玄関にズームする。私が玄関に入ると場面が変わる。

 私がパソコンの画面か何かを見ている。画面は左右に二分されており、それぞれにノイズが走っている。目を凝らすとノイズの中に規則的な模様が浮かび上がってくる。

 それは顔だった。左右に分割されたノ

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若者の昇進欲のなさは責任を負わされたくないから、なのか?

 実は私も全くと言っていいほど出世欲がない。ずっと平社員のままでいいし、給料は少しづつ上がってそれなりなところで頭打ちになってくれれば、もうそれ以上は何も望まない。それより定時に帰って、ゆっくり家でゲームして小説読んで寝ていたい。

 まて、お前は若者なのか? そう訊きたくなるだろう。そうだ私も若者である。20代の半ばを過ぎそうな年齢の若輩者であり、つまり題名の話題の当事者なのだ。その私から少しば

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嫌なものを嫌と言える力

まずこのポストを見てほしい。

なるほど確かに近頃は理不尽を受け流す力が持て囃されているが、理不尽を放置した社会の行く末を想像してみれば、なんだか暗澹として荒廃している。時には嫌なものは嫌とハッキリ言える、いわゆる「Noと言える日本人」である必要があるのだろう。

しかしがむしゃらに理不尽に立ち向かえばいいのかというと、それはそれで違う気がする。その反発の結果は各人の手腕によって変わってくるだろう

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忘却について

 眠くなってくると、書きたいことがぽつぽつと浮かんでは忘れて消えていく。おっ、このテーマめっちゃ書きやすいし、ずっと思ってた考えを吐き出せるじゃん! と閃いても、トイレで用を足している間に脳みそから消え去っている。さてどうしたものか。眠すぎて記憶を保持できない。書くという行為すら厳しいんじゃないか? でも思考はできるな……。と考えていた時に、じゃあ忘れること自体について書けばいいんじゃないかと思い

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言いたいことも言えないこんな世の中じゃ

 せっかく多少文章が書けるのだから、ここはひとつ駄文を量産して自分がどこまでいけるか挑戦してみよう。という意気込みで毎日書こうとしているのがこのMoMoの木であるが、まあ毎日飽きずに千文字とか二千文字とか語ることがあるわけでもない。いろいろ思索にふけっていた暇な大学時代でさえ「今日は何もない素晴らしい一日だった」しか感想がない日があるのだ。忙しくて脳みそが草臥れている社会人の平日にそれほど大量に語

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教養と人格と単なる感想

 Xでこのような言説があった。

 いろいろと突っ込みたいところは多々あるが、これに対して以下の反論があった。

 別にこれは最初のポストに対しての返信でも引用リポストでもないのだが、なんと勝手にXのおすすめTLに流れててきた。意外とXのおすすめTLって高性能なんだな~、などという私の感想はいったん置いておいて、まあこの反論はごもっともな感じがする。しかしそこで終わってはただの紹介noteになって

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時間帯と集まる人

 Xを眺めているとアルゴリズムのせいなのか何なのか分からないが、やたらネガティブな発言を繰り返すTLになったり、ADHDの嘆きが投げ捨てられるTLになったり、かと思えば人生に教訓を与えてくれる示唆に富んだTLになったりするのを目撃する。これは何なのかと思ったが、どうも時間帯によって集まる人種が変化するのではないかと予測を立てた。そして昔入り浸っていた5chのことを思い出した。今回はそういう話をする

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言語化すると取りこぼされる思考について

 またゆる言語ラジオを見るようになって「あーやっぱりこの2人は私が求めてる話をしてくれる!」と、私は子供のように喜んでいた。ビジュアルシンカーの話になって「我々は言語化ヤクザだからなんでもかんでも言語化してしまうが、視覚で思考する人がいるのだと知ると、彼らの視覚的思考から得られる視点というのは我々が思考を言語に起こす過程で失われてしまうのではないか」といった旨の発言を堀本さんがしていた。
 当時の

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遺伝の呪縛について

 ここ最近は人と多く関わる機会に恵まれた。マチアプですれ違いのない世界の女性と会話をしたり、昔の友達と飲みに行ったり、自分から人と関わるろうとすることが苦手な私には新鮮な経験だった。そうして色んな会話を経験してふと、私の言葉をすぐさま理解してくれるのは親だけだと再認識するに至った。そしてこれこそが、遺伝の呪縛の一側面なのではないか。そういう話をこれからする。

 言葉とは自分の生きてきた環境によっ

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共感ベースの思考

共感ベースの思考

 世でよく言われる女性の特徴に「解決ではなく共感を求めようとする」というものがあり、これを引き合いに女性を馬鹿にする人がいる。私もそれに同意していた時期があったのだが、昨日私にもこれと同じ特徴があることに気づき、この共感を求める姿勢が自分事になったことで、この共感ベースの思考のことが少し理解できた。今回はそういう話をする。

 賢い友達に、自分の恋愛観というか人生観というか、そういうものが分からな

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頭の体操

 とりあえず久々に文章でも書こうと思って記事の編集画面を開いている。画面の光が目に刺さって痛い。IMEが変換をミスして書きづらい。以前はキーボードこそが私の語彙をフルに引き出してくれる文明の利器だと思っていたが、キーをたたいて長文を書くことが減ったからだろうか、妙に手になじまない。もったりとした泥の中で言葉を引き出しているかのように、浮かんだ言葉がうまく手から滑り出していかない。まあ、単にリハビリ

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ニコニコニュースからスルスルと検索を繰り返しての一言

まず事の経緯を説明する。ニコニコニュースにあった教育論に関するプレジデントオンラインの転載を読んで、著者を調べて、その人のweb記事を軽く読んで……と繰り返していくうちに、未婚率についての5chまとめを読む羽目になった。デタラメなネットサーフィンは碌な時間を過ごせないという感想がまず浮かぶが、私は何事からも学びを得る男だ。ひとつ学んだことをひけらかそう。

久々に5ch民の馴れ合いを読んで悟ったの

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長大なる黙想

 誰にも見せる予定はない記事なので、見つけてしまったらスルーすること。

もし千円払ってまで読みたい物好きであるのなら、良しなにすればよい。

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音声入力

残念ながら、音声入力中に音楽を聞くことはできないようだ。YouTubeの動画を流しながら音声認識で文章を書いてみようと思っていたのだが、どうも上手くできなかった。マイクを起動すると裏で流しているYouTubeが止まってしまうのだ。これでは、ノイズキャンセリングヘッドホンから流れてくる無音の音を聞き続けながら、無音の世界でただ一人喋るだけの日記になる。

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