見出し画像

20年続く実家の味噌づくり|なぜ自分で作ると美味しいのか?材料編

休職中の私以外、現代人はたいてい忙しい。味噌作りが日々の暮らしの優先順位上位に上ることは…意識していないとなかなか!

でも、味噌作りって、

本当に楽しいし、手作りの味噌は美味しいし、カラダに良いし、生きた菌達と直にたわむれて、味噌に直接愛をこめられて、日々の暮らしに溶け込めて、恩恵が半端ない。

自分で仕込んだお味噌で作る、お味噌汁の特別感たるや!!!

そこで、このNoteに目を通して頂いて、お味噌作りって意外と難しくないんだ!私も作ってみたい!というキッカケがちょっとでも生まれたら嬉しいです~♡

☞結論を先に書いてしまいますと

調べると味噌作り教室って色んなところで開催されています!材料も全部ネットで注文できますし、地元で開催されていなくても、オンライン教室を1回受講すれば完結出来ます。

下記に、私がこれから一生懸命、必要な材料や工程について紹介していきますが、あっさり読み飛ばして頂いて笑、今から「手作り味噌教室」などググって頂くのも大変現実的です。
(でも楽しいから語ります♡)


毎年2月頃、私の母(現役看護師)は手作り味噌を仕込みます。

母の作るお味噌は美味しいんですよね。

しょっぱ過ぎず、甘くて旨味が強く、優しくてまろやか。こだわりの原材料や、作る工程を知っているから、いつも贅沢なお味噌だなと感じています。

そんな実家の母のこだわりを交えながら、
必要な材料について解説します!


必要な材料はたったの3つ「大豆・米麹・塩」のみ!

お味噌って「大豆・米麹(または麦麹など)・塩」の3つだけで出来ているんです。とてもシンプル!

①母のこだわり:国産無農薬の[生麹]を使う

■味噌作りキット販売やオンライン教室もされているマルカワみそさんで、農薬・化学肥料無使用の米麹と大豆を毎年仕入れています。

麹とは、穀物にコウジカビを繁殖させたもので、米麹・麦麹・豆麹など様々あります。

■麹には、生麹と乾燥麹があります

お好みで選びます。

☞生麹
生麹は出来立ての状態なので、麹菌の働きが強い!
けれど含んでいる水分でどんどん麹が発酵してしまうため、仕込む日に発注した生麹がクール便で到着するよう、ご自身のカレンダーとのにらめっこが必要です。

発酵が進みやすく、私達にたくさんの恩恵を与えてくれる麹菌たちの力が強いので、実家ではこちらを使用。

☞乾燥麹
生麹と違って、常温で日持ちするのでいつでも仕込めるメリットがあります。スーパーなどで簡単に入手できる手軽さも良いです。乾燥麹の方がゆっくり発酵が進みます。

■使う麹によって味噌の味が変わります♡

  • 米麹米味噌
    (最も全国に流通してる赤味噌や白味噌に使用)

  • 麦麹麦味噌
    (主に中国、四国、九州地方で使用。甘~お味噌)

  • 大豆麹豆味噌
    (愛知県の八丁味噌のような力強い味わいの味噌)

玄米麹なら、米麹より甘さ控えめ、独特のコクと香り。

■味噌作りにウハウハする醍醐味ポイント

私の思う噌作りの醍醐味は、

生きている麹菌たちとの触れ合いです!

麹菌が作り出す酵素の働きや効能を知ると、「恩恵を与えてくれてありがとう!菌たちよ!!」と目に見えない麹菌たちへの愛おしい気持ちと共に味噌をこねこね出来ます。(菌たちには暑苦しい要らぬお世話かも知れませんが)

こういう愛のパワーみたいなものが加わって、そういう味噌で旦那さんにお味噌汁を作りたい。そういう愛が溢出す時間なのです。


②母のこだわり:無農薬の国産大豆

手作りの醍醐味は、安心できる素材で作れること
  • ひよこ豆や青大豆でも作れます。美味しい。

  • 黒豆、落花生、そら豆でも作れるそうで気になる!!


③母のこだわり:混ざりやすい粒子の細かい天然塩

さらさらさら~としたお塩で

■選ぶ塩で味も変わる

塩には殺菌効果があるので、この塩の効果で茹でた大豆たちを保存、発酵させ、味噌が作られている訳です。

  • 岩塩などの粗塩で仕込むと、仕上がった味噌にも、塩の粒が残り、塩味がダイレクトで舌に来ます。辛口のシャープなお味噌がお好きな方向け。

  • 今回実家で使用した天日岩塩のように、ミネラル分を多く含む天然塩(特に海水塩)でかつサラサラの細かい粒子の塩を使うと、ふくよかで旨口タイプの味噌になります。

    粒子が細かいと、米麹や茹でた大豆と混ぜる際になみじが良いので、仕上がりのしょっぱさがまろやかになるんですね。

マルカワ味噌さんのサイトに、使う塩と仕上がる味噌の味の傾向が分かる神チャートが載っているので、これを見れば自分の好みのお塩を選べます。


また、味噌には、甘口味噌・辛口味噌・などの味の種類がありますが、一概に塩が多いから辛口になる訳ではなく、
麹の割合(麹歩合)が高いほど、甘みの強い味噌に仕上がります。

マルカワ味噌さんの味噌作り・原料計算ページに、好みの味になるよう分量計算できる神ページもありますのでこちらが便利です。


必要な原材料まとめ

  1. 大豆
    ・国産の無農薬大豆で作ると安心
    ・ひよこ豆や青大豆などでも作れます

  2. 米麹
    ・生麹か乾燥麹かはお好み、ライフスタイルで♡
    ・玄米麹や麦麹など、使う麹で味が変わります
    ・麹が多いと甘めになるよ


  3. ・甘口まろやかがお好きなら、混ぜやすく口当たりの良いサラサラの天然塩を
    ・辛口のシャープなお味噌がお好きな方は岩塩などの粗塩で

《手作りすると美味しい理由》

🍚大豆・麹・塩の種類を選べば、世界に一つだけの自分好みのお味噌をカスタマイズして作ることができる
🍚麹菌たちとの触れ愛いで作業中にわくわくする
🍚味噌に命を吹き込む作業に加われる。愛を添加できる(たぶん)
🍚安心な材料を選ぶことが出来る
🍚仕上がりがわくわく楽しみだから、味わう時も格別!

クララ調べ

手前味噌作り、興味沸いてきました?
次の記事では実際の流れについてご紹介します♡


また、少しでも良きかな!と思って下さったら、スキ♡フォローボタンを押して頂けると大変喜びます。
自分を大切に扱うことに繋がる発酵食品との関わりでワクワクするポイントを熱量高くレポートするため、ハートの燃料にさせて頂きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?