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【お客様からの質問】Q.おすすめのドリップケトルは何ですか?

お客様からのご質問に答えるシリーズ第1弾!
「おすすめのドリップケトルを教えて下さい」のわたくし的解答です!

結論、〇〇が一番良い!と言うよりも、皆様、コーヒーを淹れる環境は人それぞれ。キッチン環境や淹れる相手、人数、自分の好み、と言うのは常に変動していくものなので、今のご自身が一番使いやすく、より一層コーヒーを淹れたくなっちゃうドリップケトルに出会えますように!

4つのタイプでご紹介していきます~!
(注:以下掲載している価格は現時点で見たものなので、ご参考程度にでございます!)

1.電気ケトル(温度調整機能付き)

温度調整機能付きの電気ドリップケトルはやはり最高です!しかも今は、軽くてコンパクトでお手頃価格のものがどんどん増えてきました!

~こんな方におすすめ~

◎コーヒーの抽出時の温度にもこだわりたい方
◎キッチンに十分な広さがある方、抽出スペースと電源コンセントの距離に問題のない方
◎予算1万円前後で本格的なものが欲しい方
◎ほぼ毎日コーヒーを淹れる方

《選ぶポイント》

▶5℃ずつ設定ではなく、1℃ずつ設定できるもの。
保温機能+空焚き防止機能が付いているもの。
▶特に女性はケトルが重過ぎないか、家電量販店などで実際に持ってみると良いです!重すぎず注ぎやすい、お湯が太くも細くも出せるものが良いです。

上記のポイントをおさえ、3つセレクトしてみました!

でも、ごめんなさい!
私が抽出の大会で使用したり、実際にバリスタ業で使用してきたもの「V60温度調整付きパワーケトル・ヴォーノN」「バルミューダ ザ・ポット|電気ケトル」「Brewista ブリューイスタ」を紹介するよりも、安くてコンパクトで高性能のものがどんどん出てきている~~!と思い、敢えて私は未使用ですが、良さそう!と思ったものをピックアップしたのがこちら!

[山善] 電気ケトル 0.8L (¥8,835)
1℃単位調整/保温機能/空焚き防止機能付/多色展開


HAGOOGI (ハゴオギ) ドリップケトル 1.0L(¥9,980)
1℃単位調整/保温機能/空焚き防止機能付/ホワイトも有り


エペイオス(Epeios) 電気ケトル0.9L(¥11,219)
1℃単位調整/5分タイマー/保温機能/空焚き防止/ホワイトも有り

上記3つを中心に検討してみて下さい。(お主使ってないんかーい!と説得力に欠ける。と言うか私が欲しいものをピックアップしたんかーい!)


2.ドリップケトル(直火式/IH対応タイプ)

~こんな方におすすめ~

◎コンロでお湯を沸かしてそのまま抽出したい方
◎キッチンに物を増やしたくない方

竹井器物製作所 フィーノ コーヒードリップポット 1.2L (¥2,662 )
直火・IH対応可

私はこの子↑を使っていましたが、火にかけても角度のある取っ手が熱くならないのが良きです。
ですが、抽出したいタイミングで温度が高すぎて、沸騰したケトルに氷を数粒入れて温度調整してから使用していました。(つまり個人的には不便でしたが、収納スペースが限られている実家で愛用してました)価格がリーズナブルなので載せます!

V60コーヒードリップケトル ヴォーノ/直火・IH対応
サイズが色々あって親切です

↑この子もとても注ぎやすい。スムーズにお湯が出せます。浅煎りを攪拌するように注ぐのとかしやすい。蓋の黒い取っ手が熱くならなくて助かる。
ちょっと横幅が広く、場所をとります。

QAHWA(カフア) コーヒーポット 1.2L (¥6,867)
直火・IH対応/温度計付き

《使用時の注意点》

☕沸騰してすぐに抽出してしまうと、お湯が100℃近く、高温になってしまうので、温度計をさすか温度計付きのものがおすすめです。適温になったことを確認してから抽出すると良きです!

☕IH対応可
が引っ越し先でも便利。

☕カップ麺を食べたい時のように、お湯だけ欲しい時は、注ぎ口が細くお湯がちょろちょろ出が遅くて不便(笑)


3.ドリップケトル(お湯を注ぎ足すタイプ)

10年以上の私の相棒さん

ちなみに私は、沸かしたお湯をドリップケトルに移す派です。100℃で沸騰したお湯をこうしたドリップケトルに移すと、温度が95℃くらいに下がり、豆を挽いている頃には90℃くらいの適温に下がっているルーティーンで抽出しています。
(温度調整機能付きケトルは数年前迄重いものが多かった事もあり、ずっとこの子。カリタのドリップケトルに温度計を付けて使っています。)

長年愛用しているのはカリタ コーヒーポット 細口


カリタ コーヒーポット ステンレス製 細口 0.7L(¥7,482 )

コーヒーの粉の上にお湯を乗せやすい。お湯の細さ太さコントロールしやすいです。ただし蓋が熱い…。もはや私は温度計刺して、蓋はずっと外しっぱなしです。(ハンドドリップ抽出の後半は、苦味えぐみが出やすいので、抽出後半の湯温は下がって欲しい狙いもあり)

タカヒロ ドリップポット 雫(サイズにより¥14,000)

こちらもお湯を丁寧に注ぎやすい。狙ったところにお湯を置きやすい。

~こんな方におすすめ~

◎重くない軽めのケトルが良いな~。
◎コーヒー粉にお湯を注ぐことだけを考えられて作られているのでやはり一番扱いやすいです。
◎温度調節機能付き電気ケトルも憧れますが、お湯さえあれば電源無しでどこでも抽出できるので個人的には必須アイテム。

《使用時の注意点》

温度計をさすのがおすすめです。適温になったことを確認してから抽出すると良きです!
※温度計は時たま、正しい温度を表示しているのか確認すると良きです。


4.小さめドリップケトル


粕谷さんモデルのHARIO ミニドリップケトル500ml(¥3,101)

軽量で初心者でも細く注ぎやすい形状!沸騰したお湯を注げば丁度90℃くらいに冷めやすいのですぐに抽出できる!
けれど、見ての通り高温で多めに抽出する方には不向きですわん。
あと、普段すでにドリップケトルを持ち慣れている方、個人的に軽過ぎました。でも、1杯分の個包装ドリップパック抽出時には非常に使いやすい!

HARIOV60ドリップケトル・エアー350ml (¥1,300)

お湯を目盛りで測り、あとは注ぐだけの便利グッズ!しゅごい。ペーパーフィルターに湯通しをし終えてからお湯を測るべしっ。

~こんな方におすすめ~

◎小さくて軽い、お手頃価格のものをお求めの方
◎豆やお湯の重さをはかるスケールをお持ちでない方
◎一杯分ドリップパック抽出が多い方
◎職場など出先でドリップパックを美味しく淹れたい方に便利


いかがでしたでしょうか。気になるドリップケトルはいましたか?まだまだ日本にはたくさんのドリップケトルが存在するので、まずはこの4カテゴリーに絞って、ご予算やキッチンスペース、ご自身の抽出スタイルに合うものと出会えますように。
(個人的にはもう一台増やすなら、エペイオス電気ドリップケトルが欲しいなという感じでした♡かっちょいいー!!)

あとはですね、正直、「使っていくうちに馴染む」「注ぎやすさも大事ですが、自分がそのケトルと仲良くなるとどれも注ぎやすい(笑)」というのも私の意見です。元も子もないやーん!って感じですが(笑)楽しいコーヒー抽出ライフを!!


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