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発酵食品ソムリエ取得に向けたアウトプットマガジン

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手前味噌の作り方や発酵食品の効能の紹介、納豆テイスティングコレクションなど連載していきます。昔から母の手作り発酵食品を食べて育ち、調理学校でも理論は勉強していましたが、改めて「発… もっと読む
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記事一覧

いにしえの発酵調味料「醤(ひしお)」が簡単で手軽で愛おしくて美味しすぎる

皆さん、醤(ひしお)という調味料はご存知ですか? 画数の多さから漂う、作るの難しそうな響き!!笑 いえいえ実はその逆なのです! 味噌や醤油のルーツである発酵調味料なのですが、と~ってもシンプルで簡単。「ひしお麹、醤油、水」を混ぜるだけで出来てしまうのです! 先日そんなひしおの話をした友人が、さっそくご自宅で育て始め「最近お腹の調子が良いです!」と報告をくれました。(すぐに作られたところがスゴイ!!) 今回も久しぶりに育て中なので紹介していこうと思います! 材料は4つ

納豆テイスティング②酒田納豆|粢納豆小粒|過激にうまい!いいなっトウッ!

前回に引き続き、今回も大好きな納豆をテイスティングし、感想記録を残していきます!これをすると、どんどん納豆を味わう「舌」が鍛えられていくのを感じます!(笑) ということで読者様にとっては、この記事をお読みいただくと、今後納豆を味わう際に、今まで以上に 「納豆ってこんなに旨みがあったのか…」 「納豆のタレって醤油と出汁の香りがこんなにするんだ…」 など、今まで以上に納豆の味わい方に繊細になる…かも知れません。 納豆そのものにも「匂い・食べ応えの強弱・大豆感・口あたり・

納豆テイスティング①下仁田納豆さん3種の大きさ違い&ふわふわつゆだくの「納豆丼」

「最も好きな食べ物は?」と聞かれたら即答で「納豆!」と答える私です。5歳の頃からいつだって納豆1パックで幸せを感じて生きてまいりました。 そんな納豆好きの「発酵食品ソムリエ」資格勉強中の私が、自分のために、自分の楽しみのためだけに(強調)、読者様のニーズ全く考えず、ただただ納豆を美味しく食べて感想をもらすだけのテイスティング記録です。が、きっと読んでいくうちに、日々の納豆への意識がねばねばと高まっていくと思われます。 ちなみに前回の記事では、納豆の健康効果や素晴らしさにつ

納豆菌の学名のかっこ良さたるや!彼らは最強菌だった。

最後の晩餐で何が食べたい?私の母に記憶によると、イヤイヤ幼児期の私は毎日、納豆とクリームパンしか食べなかったそうです。 今でも、「最後の晩餐で何が食べたい?」と聞かれたら私はたぶん「納豆巻き、または納豆」と答えます。それくらい納豆と共に歩んでここまで参りました。 ねばねば。 さて、本題です。 納豆菌の学名のかっこよさたるやお勉学中の「発酵食品ソムリエ」のテキストに登場し、初めて知ったのですが、納豆菌の学名は、Bacillus subtilis var. natto(バチ

「発酵道」酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方(寺田本家当主 寺田啓佐著)

何年も前から好きな一冊。日本酒で有名な寺田本家の二十三代目当主さんが書かれた「発酵道」という本です。 私が手前味噌づくり中に、「麹菌たちよ~♡」と感謝したり、触れ合いにわくわくできるのは、この一冊との出会いによるものです。発酵について学んでいると、ついつい教科書のテキストよりも、発酵の本質について感動させられるこの一冊、「発酵道」に手が伸びてしまいます。(←こうしていつも脱線して資格の勉強が捗らない) 「発酵道」の中の私が大好きなシーン 江戸時代から三百年続く老舗の造り

圧巻!100種類利き酒ができる越後湯沢駅のぽんしゅ館が楽しすぎる!

突然ですが皆さん、日本酒はお好きですか? この記事では という趣向の酒飲み、または拘らないに方も、私がつい語りたくなってしまう大好きなオトナのアミューズメント施設をご紹介します! ぽんしゅ館の場所新潟県のJR越後湯沢駅の中、改札の外にあります。 スキーに行く際に降り立ちまして昨年出会いました。 圧巻の品揃え新潟県内にある全蔵の酒100種類以上を試飲できる場所なんです! 利用方法 土日にしか行ったことが無いのですが、毎回大人気大混雑です。海外の方も長蛇の列に加わり、外

手作り味噌で"みそまる"を作ってみたら手軽で美味しくて最高過ぎた

先日、母との味噌作りの記事をアップさせて頂きましたが、#フード 記事まとめに掲載して頂けたことで多くの方に閲覧して頂けることとなり、心臓ドッキドキしつつ、ご覧くださった読者様、本当にありがとうございます。スキボタンも大変励みになります。涙 そんな手作り味噌ですが、 昨年仕込まれ、この冬に頂いている母の手作り味噌で”みそまる”(またはみそ玉?)を作りました♡とぉ~~~~~っても美味しいです!! みそまるとは? 「お味噌+出汁+乾燥具材」をお茶碗一杯分まるめただけの 手作り

20年続く実家の味噌づくり|なぜ自分で作ると美味しいのか?材料編

休職中の私以外、現代人はたいてい忙しい。味噌作りが日々の暮らしの優先順位上位に上ることは…意識していないとなかなか! でも、味噌作りって、 本当に楽しいし、手作りの味噌は美味しいし、カラダに良いし、生きた菌達と直にたわむれて、味噌に直接愛をこめられて、日々の暮らしに溶け込めて、恩恵が半端ない。 自分で仕込んだお味噌で作る、お味噌汁の特別感たるや!!! そこで、このNoteに目を通して頂いて、お味噌作りって意外と難しくないんだ!私も作ってみたい!というキッカケがちょっと

20年続く実家の味噌づくり|母の裏技と道具編

前回までは味噌作りの「材料」と「工程」を紹介させて頂きましたが、今日はもうちょっと詳しく道具についてお話していきます! 毎年味噌を仕込み続け、気付けば20年の経験値を持ったクララママ(現役看護師)が試行錯誤してきた中で良き良き♪と使っているものをご紹介します。 特別な器具も必要ないとは言え、ちょっとしたコツなどをシェアッ! 必要な器具①大豆をたっぷり茹でられる大鍋・ザル・ボウル・ゴムベラ 鍋に大豆が入るだけでなく、水でひたひたにできる大きさ。 沸騰させてもゆで汁が溢れ

味噌が身体に良い5つの理由を思い出してさらに美味しくお味噌汁を頂きたい

心身の不調から休職に入ったことをきっかけに「食」から元気を頂くクララですこんにちは! 腸内環境を向上させ、脳の幸せホルモン・セロトニン分泌を目的に、自分の心と身体のケアにも繋がる「発酵食品ソムリエ」の資格勉強中です。 今日は、《お味噌の健康効果》について勉強した内容をNoteにアウトプットさせて頂き📓 お味噌汁を頂く際に健康・美容効果を意識してより美味しく味わえる♡ 自分の身体を労わるようにお味噌汁を味わう時間が心にも栄養を与えてくれる♡ ことに繋げたいなと思います。

冬のアウトドアやスノボ旅行のお供に甘酒を

先週末、新潟にスキー&スノボに行ってまいりました。この3連休で行かれる方もいらっしゃるかしら? 一日中滑ると本当、全身が筋肉痛になりますよね!夢中で滑るのは良いけど、帰る頃には全身の疲労もどっと押し寄せてきます笑。 そこでぜひ、スノーボードやスキーに行かれた際には、ご当地の甘酒で、栄養補給&疲労回復効果を狙うのもおすすめです♪寒い地方には米どころが多いですしね! でもそもそも、 甘酒ってカラダに良いって聞くけど、何が良いの? と昔は疑問に思っていました! この記事を読む

20年続く実家の味噌作り|母のこだわりのコツとは?工程編

自分で作ったお味噌で作る、お味噌汁の特別感たるや!!! たまたまこの記事と出会って下さり、 お味噌作りって意外と簡単なのか~。作ってみようかな?なんていうキッカケになったり、 いつかふと思い出した頃にトライしてみるためのインプットになったり、 久しぶりに重い腰を上げてみようかな♪なんて後押しになれば嬉しいです♡ 3つの材料についての解説記事はこちら▼ 味噌作り全体の流れ 今回のレシピ(出来上がり約10kg目安)欲しい出来上がり量や、手元の大豆の量からレシピ計算ができるマ