個人ページ かえで編

こんにちは。3回生のかえでです。

私には2回目の東北。

今回は、東北の方々の思いをたくさん聞く機会があった。

心に深く刺さった言葉はたくさんあったが

「なにかあったときに、かけつけられるように、家族のそばに住む」

これは、民泊でお世話になった方からいただいた言葉であった。


東北に行く前は当たり前に感じていた

家族への思い、大切な人たちと過ごせていること、そして今自分自身が生きていること

でも、本当は当たり前じゃない、とてもとても幸せなことだったんだ、と思った。

「明日何が起こっても後悔しないように、今を大切に生きること」

忙しいと、当たり前に感じてしまう日々を
でも、本当は当たり前じゃない日常を
生きていることの大切さを感じながら
これからも
大切な人たちと、ずっと生きていきたいと思った。

東北に行って、私は大切なことに気づくことができた。

東北でたくさんの出会いがあったからだ。

東北で出会った人たちは本当に素敵な方たちばかりで、人だけでなく、街全体も空気もすべて、
澄み切っていてあたたかい。

ふと、心が落ち着くそんな場所。

そして

人とのつながりをとっても感じる場所。

ふらっと立ち寄ったお菓子屋さんで

「どこから来たの?」と声をかけていただき、そこからご好意で動画を見せてくださったり、周辺のおいしいご飯屋さんを教えてくださったり

そんなことが当たり前に起こる、そんな素敵すぎる場所です。


私は東北の魅力をもっともっと伝えたい。
たくさんの人にその魅力を知ってほしい

そう強く思いました。


「陸前高田、気仙沼の人は、ほとんどの人が身近な人を失っている」

そう、語り部さんが話してくださった。

実際に出会った方々は、恋人や家族、親友など、大切な人を亡くされたことを話してくださった。

生かされたものとして、大切な人を失った酷く辛い世界で、しんどさをかかえながらも生きておられる。

そして、前を向いて少しずつ少しずつ、新しい人生を切り開いている人たちがいることを知った。


そんな人たちの力になりたい。と強く感じた。

自分に何ができる?と色んなことを考えて、みんなで話し合って、この写真展を作りあげた。

この写真展が誰かのなにかのきっかけになれたらなぁ、とそんな風に思う。

みんなの思いがたくさん詰まった写真展

たくさんの人に思いが伝わりますように。


拙い文章を最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

最後に、
協力してくださった東北の方々
一緒に作り上げてきたFILMのみんなに
             心からの感謝を込めて。

三回生 中村楓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?