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タスクシュート日記〜記録を取ることは無意識を測定すること

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、M.Ozawa@ふぃるです。

 タスクシュートサイクルで、プラン→ログ→ルーチンの流れで1日を過ごしていくのですが、このログについてマイナスな印象を持つ人が結構いるようです。

 ログを取るということは、1日の行動の記録を取るということでもあるので、細かいやり方はともかくとして、このタスクに何分、このタスクに何分といったように記録を取ること自体に抵抗感があるようです。

 ですが、この「記録を取る」という行動こそがとても重要なのです。

 今日は、記録を取ることの意味について説明します。


なぜ記録をとらないといけないのか

 そもそも、なぜ記録を取るのでしょうか。

 それは、客観的なデータを取るためです。

 人間の中にあるものは、主観的なものと客観的なものがあります。その中でも特に、時間については主観的な見方からなかなか逃れることができません。

 例えば、「時間がない」と考えている人に、1日にどれくらいの時間をやるべきことややりたいことに使ってますか?と質問してみると、実際にデータを取るよりも長い時間を答えてきます。

 でも、データをとってみれば、自分が思っている以上に意識的に時間を使っていないことに気がつくことでしょう。

 私もタスクシュートでデータを取る前は、仕事は最低8時間、残業した日はその残業分を追加して時間を使った、と思っていました。

 でも、実際に計測してみると、やらなくてはならないことに使っている時間は4時間くらい、やりたいことに使っている時間が2時間、残り2時間は無意識的に使っていたことに気がつきました。

記録を取れば得られるもの

 このように記録を取ることで、どのように時間を使っているのかを知ることができます。

 この結果は客観的なデータですので、場合によっては自分にとって納得したくない結果が出るかもしれません。

 ですが、それを知ることで自分のしたい時間の使い方を考えることができるのです。

 先ほどの私の例ですが、2時間を無意識的に使っていたとありましたが、この時間は休憩をとっていたり、少しぼんやりとしていたり、今日特には必要ないものの気になったものを調べてみたりといったことに使っていました。

 このようなデータを得られることで、無意識を意識的にすることができます。

 休憩は疲れてきたので取ればいい。だいたいこれくらいの時間で休憩を欲しがっているので、それを最初からルーチン化してしまおう、とか。

 ぼんやりとしているのは疲れているのに無理をしたからかもしれない。なら定期的に休憩を入れたらどうなるのかを考えてみよう、とか。

 今日必要はないけど、どこかで使える情報かもしれない。そういうものを調べる時間は最初から発生するものとして、バッファを最初から見ておこう、とか。

 やったことを否定するのではなくて、やったことの理由を考えて、意識的に行動するにはどうすれば良いのかを考えることで、意識的にやったら短い時間で終わったとか、良い効果を得ることができるかもしれません。

だから記録を取るべきである

 無意識的な行動に光を当てて、意識的な行動に変えることは、自分の行動を自分でコントロールすることにもなります。

 そのようにコントロールしていくことで、自分が持っている24時間をどう使えれば効率よく使えるか、どこにどのタスクを入れれば、自分としてはしっくりきて楽しく1日を過ごせるのかがわかってくるのです。

 だから、記録は取るべきですし、とった記録を元に、考えてみることが大切なのです。

最後に

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