宗教的であるということ(2)
前回は「宗教的であるということ」に関する調査の中で、特にキリスト教教徒についていえば、女性の方が男性よりも「宗教的である」という調査結果から、考えてみました。もちろんここでいう、「女性の方が宗教的」とは女性を「人種化」して、女性の「つくり」がそのようにできているという話ではなく、むしろ社会化された女性の有り様、ま・さ・にジェンダーの問題として「女性の方が」という意味です。
そして、宗教的であることの指標として、祈りという信仰実践、礼拝への参列が挙げられており、そこには経典を読むこと、あるいは書くということについてが含まれていないことを考えてみました。
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