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NPO法人フィールドアシスタントがお届けする、世界各地の人たちに暮らしの知恵を求めて話を聞くポッドキャスト「ラジオネイティブ(radio native)」を公開中。このマガジンは… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

【読むラジオ】#008 家の前にマンゴー

今井)前回からカンボジアと日本を往復してデザインで社会の問題に取り組まれている貝塚乃梨子さんにお話を伺っています。 前回はカンボジアの人達の言葉や、人々のコミュニケーションについてお話を伺いました。 「私の半分はカンボジア語で出来ています」 村上)カンボジアの言葉がすごく柔らかいというか、「ニャ、ニィ、ニュ、ニェ、ニョ」っておっしゃっていたと思うんですけど、それを聞いて僕は貝塚さん自身の雰囲気とすごく似てるなと思ってですね。僕の知ってる貝塚さんの半分ぐらいはカンボジア語でで

【読むラジオ】#007 カンボジア語はかわいい?

今井)前回まで吉川舞さんから「大地に根を張って暮らす人々」や「遺跡に対しての向き合い方」などについてお話を伺ってきました。ラジオネイティブは今回で7回目となりますが、新たなゲストをお招きしますます。村上さんからご紹介お願いできますか。 言葉を通してみるカンボジア村上)はい、日本とカンボジアでデザイナーをされている貝塚乃梨子さんです。今回は帰国中ということで宮城県からご登場いただきます。僕は貝塚さんとカンボジアでお会いしたんですけれども、本当にも現地の人と間違うくらいに現地に

【読むラジオ】#006 人間が長く重ねてきた時間の中に生きるということ

この瞬間を共に生きている喜び今井)カンボジアで旅行会社ナプラワークスを運営されている吉川舞さんにお付き合いいただいてきましたが、今回で最終回ですね。 村上)ちょっと足りないんじゃないですか(笑) 今井)吉川さんには前回、カンボジアの社会にどう入り込んできたかという話を頂いたと思うんですが、村上さんどうでしたか? 村上)僕は吉川さん自身のことにすごく興味を持ちました。カンボジアの人に憧れて、でもカンボジア人にもなりきれない、でもそうなりたい。異邦人でありながら地元の人にも

【読むラジオ】#005 一瞬の動きと、積み重ねてきた時間

カンボジア中部のサンボ―・プレイ・クック遺跡を中心に現地で旅行会社を運営している吉川舞さんに、地元の人から学ぶ「暮らしの意味」についてお話を聞いています。 身体に体感値を蓄積していく 今井) 今回は吉川さんが普段から関わっていらっしゃるカンボジアの人たちについてお話を伺っていきたいと思います。僕たちのこのポッドキャストは「ネイティブ」という名前がついますが、地域に暮らし続けて暮らしをずっと長く続けている人達に敬意を表したタイトルなのですが、カンボジアの人たちの魅力とは吉川