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今日もまた仄暗い夜に、堕ちてゆく。

夜になると、沈んでゆく。

私自身が。

辞めたい

何もかも全て投げ出して消えてしまいたい。

そうやって、今日も彼に当たってしまう。

そうやってまた、増えてゆく。

大切にしないといけない。

分かってる。

今月だけで、いくつ?

11。

こんなんじゃ、
コンクールなんか出られる訳ないよな。

こんなに、好きで。
それは私の生きがいだったのに。
この舞台を、
この光景を、
声を、
音を。
また見たいと、1年以上前から
追い求めてきた。

辛いとき、苦しいとき、悲しいとき。
それはいつでも私のそばにあった。

柔らかな色で私をそっと包み込んだ。

こんなにも、愛してきた。

今までも。そして、これからも愛して
好きでい続けるんだと思ってた。

だけど、もう無理だ。

私、このままやめるのかな。


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