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就活中の今だから思うこと。

先月の31日に、私は5年間勤めた結婚相談所を退職した。まるで「勇退」という言葉が相応しいほどだった。私は花束やクッキーをたくさん貰い、会社を後にした。私は最後に会社のビルに一礼した。

 本当は辞めるつもりなどさらさら無かった。
ただ、私が所属していた総務部の部長に嫌われたのだ。部長はが最初から私のことを良くは思っていなかったのは知っていた。
 飲み会のグラスの乾杯の時に、なぜか私とグラスを会わせようとしなかった部長。私と話したがらなかった部長。彼は、若い女の子が好きだった。それも23~26歳ぐらいの若い子だ。私だってそんなにおばさんではないが41歳だ。部長の奥さんの少し下ぐらいだろうか。彼は前にもベテランの歳は私の一つ下の女性社員を違う部署に異動させたのだ。彼は先月の31日にも会社を休み、私に挨拶も無かった。冷たい男だと心底思った。

 会社を辞めて一月近く経とうとしている今は、先日受けた工業系の会社の面接結果を待っている。
私が受けたI社は、外国人労働者や障害者を大切にする会社らしく、手応えは良かった。もしも採用されたら、是非この会社で働きたいと思う。

私は、文章を書くことが好きだが独立してプロとして書いていく力はまだ無いし、外に出て外部の風を感じながら生きて書いていくしかない人間だと思っている。

ただ、最近の世の中は、働きにくいとは感じている。国全体の体制がそうだからなのか、すごく生きにくい。

「嫌な時代に生きて、嫌な思いをしたものです」とはいつか観た戦争映画のセリフだったが、現代を生きる私でさえそう思う。

17年前、精神を患わなければ、私はずっと日本を代表する工業系の企業A社に居られたのに、私は損したと思う。でも、退職をして今の人生を選ばなければ、今の夫にも出逢わなかったし、こんな時代にも感謝をせねばならないのかも知れないが。

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