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デッキ解説-【新レギュ用】白馬抜き白馬スイクン

はじめに


思考整理のため、最近回していた白馬抜き白馬スイクン(スイクン+ファイヤー)の解説を書いていきます。

初めに述べますが、このデッキは対フュージョンデッキに特化しています。

何故、対フュージョンデッキに特化しているのか。その理由はシンプルで、今環境最強のデッキは明らかにフュージョンデッキだからです。

フュージョンデッキが最強である理由を、あえて述べる必要はないでしょう。ゲノセクトのドロー量を見れば、1人だけ2030年ぐらいのポケカをしていることは一目瞭然です。

最強のデッキが存在する以上、選択肢は「最強のデッキを使う」か、「最強のデッキをメタる」か、「ポケカを引退して家でぺこーらの配信を見る」のいずれかしかありません。

前置きが長くなってきたので、解説に移ります。

リスト

リスト(2021/12/30)

※ちな、サムネが伝説厨なのは、デッキのポケモンが準伝説ばかりだからです🥴

リストの意味


白馬スイクンから白馬を抜いて、ガラルファイヤーVを入れたデッキというのが、最も分かりやすい説明かと思います。

何故、白馬を抜くのか?

それは白馬がフュージョンデッキに対して、全く強くないからです。

敢えて断定調で書きましたが、正確には、全く強くないとは言えず、先2で白馬VMAXがミュウV、ゲノセクトVを倒してイージーウィンする展開は多々あります。

しかし、それを踏まえても、白馬はミュウに強いポケモンではありません。

その理由は単純で、後手時、先2でポケモンを倒された場合、白馬VMAXでは絶対にサイドレースを捲れないためです。

では、ケーススタディの時間です。

①白馬スイクン側はジャンケンに負けました。
②フュージョン側はポケモンを並べてエンド。
③白馬スイクン側は殴れないのでエンド。
④フュージョン側はミュウVMAXを繰り出し、先2でメッソン、スイクンV、あるいは白馬Vを倒しました。(フュージョン側サイド5〜4枚)
この時点で白馬スイクン側は負け濃厚です。
⑤白馬VMAXはミュウVMAXを一撃で倒す手段を持ちません。なので、ミュウVMAXに250点のダメージを与えてエンドします。
⑥フュージョンデッキはポケモン入れ替えを用いて、ミュウVMAXで再び攻撃、白馬に210点を与えます。
⑦返しに白馬VMAXがミュウVMAXを倒しました!(白馬側サイド3枚)
⑧フュージョン側は2体目のミュウVMAXで、210点ダメージを受けた白馬VMAXを倒します。(フュージョン側サイド2〜1枚)
繰り返しますが、白馬側はミュウVMAXを一撃で倒せません。つまり、このターンにサイドを3枚取ることは出来ません。メロン+2枚目の白馬VMAXorマント付きスイクンで攻撃しましょう。(白馬スイクン側サイド残3枚)
⑩フュージョン側はボスでクロバットV、もしくはスイクンVを前に出し、ミュウVMAXで倒します。GG!(フュージョン側サイド0枚→勝利!)

白馬スイクン側は、上記シチュエーションを自力で打開できません。マリィや雪道などで相手が事故った、つまりは不確定要素込みで、ようやく勝ちの目が出てきます。

環境最強のデッキに、これはヤバいですよね?

つまるところ、ミュウVMAXを倒せないため、白馬スイクン側はフュージョンデッキ側に勝てないのです。

さて、広辞苑でミュウVMAXを一撃で倒せるポケモンって調べたら、真っ先に紹介されるカードがありましたよね?

単体解説

白馬スイクンに入っているカードばかりなので、詳細な解説はせず、謎カードの解説に留めます。

ガラルファイヤーV × 2
白馬VMAXと同じく、2枚しか使わないため、この枚数です。悪エネルギー共々隠しておき、ミュウVMAXにポケモンが倒されたターンにメロンorキバナを用いて即カウンターが基本運用となります。当たり前ですが、1ターンで動く190打点だから、普通に使っても強いです。  、

ガラルサンダーV × 1
脳内でアルセウスVSTAR、ゲンガーVMAX、ムゲンダイナVMAXがキツかったので、イージーウィン出来そうなカードとして採用しました。(入れてから1回も悪デッキと調整していないので、本当にイージーウィン出来るかわかりません。)

ミュウ(ふしぎなしっぽ)  × 1
このデッキに採用されているVアタッカーは、サポート込みで1ターンで攻撃出来るポケモンで統一されているため、ベンチで育成する必要がありません。
なので、タフネスマント付きVビートプランをする場合は、タフネスマントがついていないVを出さず、ボスケアをする選択が可能です。
上記プランを取る際、タフネスマント付きのVポケモンが倒された場合、ベンチから出して最もバリューが高い非Vたねポケモンとして採用しました。

エネルギー転送 × 4
ガラルファイヤーVは、攻撃に悪エネルギーが2枚必要です。うらこうさくで1枚はサーチするとして、もう1枚はなるべくなら素引きしたいです。
しかし、悪エネルギーばかり引いてスイクンVが殴れないのも馬鹿馬鹿しいため、中間択としてエネルギー転送をたくさん入れました。


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