見出し画像

【京都一ヶ月生活】計画編

 京都に住んでみたい。
 仕事を辞めると決めた去年のある日、ふと思い浮かんだ。

 これまでの京都滞在は長くても3泊4日の旅行が最長。行く人によってテーマ(食や歴史など)が違うとはいえ、有名どころは外せないためいつもなんだかんだいつも似たり寄ったりな旅行になってしまう。

 それ故か否か、あの場所はいつ行っても、何故かとても落ち着く。旅ではいつも新幹線や電車を降りると「やってきたぞー!」と意気込むけれど、京都に関しては「来たなぁ」と安堵感が生まれるし京都駅のかっこいい外観ををしみじみと見て和んでいる。
 生まれ育った場所でもないし、日本情緒とかノスタルジーという部類でもない。ただ誰と行っても変わらずふっと息をつける場所なのだ。

 こんなに落ち着くなら、いっそ住んでみよっかななんて最初こそ冗談半分に思っていたのだけど、次第に気持ちが高まってきていた。

 退職をし、今はフリーランス。
 とりあえずお試し、みたいな感じで一ヶ月とかやってみてもいいのかな・・?いや、むしろ今しかなくないか?

 そんなわけで、マンスリーマンションを探すべく仕事終わりの妹を連れて京都へ。
 京都駅、こんなおしゃれなスタバ出来てたっけ。

 二条城のプロジェクションマッピング見て、

suba
まめものとたい焼き(左 あんこ・右 カスタード)

 行ってみたかった「suba」と「まめものとたい焼き」を堪能し、

 晴れた京都を散策しました。

 ・・家探しちゃんとしたよ!!

 何件かブックマークしたマンスリーマンションはほとんどまだ使用者がいるみたいで内見はできなかったけど、ある程度の治安や位置関係を体感するために外観チェックをすることに。
 外観も良く希望圏内の部屋があり早速連絡。やはり部屋を決めるのに時間がかかったので予定していた時期より遅い期間になってしまったが、好きな季節なのでいいだろう(期間は実際開始してから書きます)。

 住むところが決まってしまえばあとはもう行くだけだ。楽しみになってきたぞ。
 さて、京都に住むのは一ヶ月。その間にやりたいことをリスト化してみよう。

 ●地元のコーヒー豆を色々買って挽いてみたい
 ●観光地に散歩気分で行ってみたい(早朝に清水寺行くとか)
 ●鴨川でパン買って朝ボーッとしてみたい
 ●京都のもので料理がしたい
 ●「舞妓さんちのまかないさん」の聖地巡礼がしたい
 ●地元の飲み屋に行きたい
 ●マンガミュージアムの外でのんびりマンガを読む

 一番下は今回の旅行で行った京都国際マンガミュージアムで最高な休日感を見たのがきっかけだ。私もミュージアム前の芝生にレジャーシート持って積読本を楽しみたい。
 何よりやりたいのは京都に住む方が集まる?鴨川を散歩してぼーっとすること。これは某テレビ局の『ドキュメント72時間』という番組で鴨川沿の学生たちを見てからの憧れだった。夜中にカップ酒だけ持って飲んでるグループや一日ひとりでぼーっとしてる学生さんとか・・そこにはなんの制約もない“自由”を感じた。

 憧れにしてしまっているのでもしかしたら無理矢理“自由”を噛み締めようとする危険性が私にはある。もはや緊張すらしそうだけど大丈夫かな。

 もう一つの懸念としては、一ヶ月後の自分を常に意識してしまいそうなこと。一ヶ月後に何か得ていなければいけないという自意識が邪魔をしてゆったり過ごせないのは悔しいので、今ここで書いて浄化させてしまおう。(noteの使い方よ)

 旅行ではなく、「暮らす」京都。

 久しぶりにワクワクしてきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?