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韓国留学生の海軍訓練所(1週目~2週目)

髪を切りに美容院に行った
「軍隊に行くので」という短い言葉でも、美容師は分かるようにバリカンを持って私の後ろに立った。
それから豊かな髪が僧侶のように、だんだん軍隊に行くことを実感し始めた。

日本で大学1年生を終えた私は軍隊に入隊申込書を入れた。 専攻科目に入る前に軍隊に行こうという気持ちとどうせ行くなら早く行こうという気持ちがあった。
韓国で入隊できる場所は様々である。 陸軍、空軍、海軍、海兵隊、警察などが支援可能であり、体の調子が悪い彼らは、免除や公益勤務要員という名で公共機関や療養所のようなところに出退勤しながら勤務したりもし、
いくつかの職種の場合、国に指定した会社で勤務することで軍服務に代わったりもする。
あまりにも多様で書きにくいが、身体等級が良い私としては軍隊に入るしかなかった。(もちろん韓国では立っているだけでも身体等級をよくしてくれるという話もあるけど)
とにかく私は海軍を選んだ。

理由は様々ですが、その中でも一番大きな影響を与えたことを言うと艦これが私に海軍に関心を与えてくれて(中学生の時だったかな? 当時武蔵が初めて出た時だった。)
その後ゲームをやめてからも呉市などの大和博物館などを通って関心がもっと大きくなって(金剛級戦艦のボイラーレプリカに恋した)
韓国にある多様な艦上公園等に立ち寄って海軍に入隊したいという心を大きく育てていったのが原因だと思う。(その当時初めて会った私に自分がこの船の操舵兵だったと言ってあちこち説明してくださった先輩に感謝)

あ、18年のいずも一般公開の時、三等海佐さんに「他国だけど海で生活するというのはどうか」と聞いた時に最後に「次は海で会いましょう」だと聞いたこと
ちょっと恥ずかしいがこの時海男になる。とおもった。
そうなので、私は海軍を志願して、その中でも2年の義務服務と1年の追加服務をする専門下士を選択した。(しかし、その後重い病気を患い追加服務は中止となったが)

韓国海軍の最大の軍港である鎮海は、軍人都市といわれるほど海軍しかない都市だ。
鎮海は昔、鎮海警備府という名で日本帝国が創設したが、解放後、米軍から買収して増設と改築を繰り返し、最大の軍港になったところだ。

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そのためか韓国内でも一番桜が多くてその当時の赤レンガもまだ使っているので、横浜みたいなところだった。

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その鎮海司令部で入営式を行い、両親に最後の挨拶をし、「海軍の出発点」という碑石を通り過ぎて人員を分類するためにアスファルトの床に座ると、ようやく入隊したという実感が湧いてきた。
分類は年齢別に行われた。 1400人以上の訓練兵が年齢によって小隊が決まった。 しかし不思議なことに、98年生まれの小隊が編成されても、名前は呼ばれなかった。
結局私の名は最後になってやっと呼ばれるようになった. 私は専門下士制度に入営したので、00年生たちと一緒に訓練を受けることになったのだった。

第1週目-入営週
最初の週には服を受ける。 簡単な下着、洗面道具などをもらいながら勤務服は訓練所にかかっている古い戦闘服だった。
簡単な体力検査と破傷風注射などを打ってもらい、基本制式、すなわち歩き方、敬礼法、軍歌などを学んだ。
この一週間は退所が可能だった。(もちろん徴集制なので退所したとしても何週間から何ヶ月後にまた入所しなければならない)
この時期一番記憶に残ったのは2日目の朝目覚めて家ではなく訓練所だということを悟った時ともう一度坊主頭をする時、手を後頭部に当てて落ちる髪の毛の一部を手のひらで受けさせたのだった。
その髪は郵便で両親に送られた. 死ねば死体さえ捜すのが大変なので墓に入る代用だったのだろうかな?笑

第2週目

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教育司令官に入団式を行う。 これから退所は不可能であり, 正式の海軍訓練兵となる。この時期一番教官がよく言うことは
「不動の姿勢! 不動の姿勢を知らないのかな? 手は拳を握って動くな!」だった。
不動...社会の時はわからなかったが不動はめっちゃくちゃやり難い姿勢でした。

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その後、銃をもらいます。私が貰ったのは韓国の制式小銃であるK2。
生まれて初めて触る小銃は、重量感とかおもちゃとは全く違うのでドキドキしました。
その後は政訓教育が一週間ずっと続いてきました。よかったのは、私が歴史やミリタリーが好きで私が知る問題が多かったことでした。
今も思い出す問題は、数回交戦に参加した高速艇の分類名(答:PKM)でした。

つづく

次は、本格的な訓練が始まる第3週目と第4週目を集中的に叙述し、最後は修了する第5週目と、訓練所で最も苦労した皿洗い、そして本格的な技術を学ぶ第4話まで、計4話を目標に作成したいと思います。 その時までよろしくお願いします。

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