【奥の細道】大垣でお花見|春の芭蕉祭
岐阜は松尾芭蕉の「奥の細道」と深い関係があることをご存知でしょうか?芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた場所が大垣市なのですね。
大垣は春になると川沿いの桜並木を楽しみに訪れた多くのお花見客でにぎわいます。ちょうど4月はじめの土日は「春の芭蕉祭」が開催中です。大垣には「奥の細道」がゆかりとなった場所がいくつもあります。
今回は、奥の細道と桜の美しさを共に楽しむ大垣の魅力を、iPhone写真と共にご紹介します🌸
🚶 私が歩いた観光コース
大垣駅から出ると観光マップがあるのでそれを参考にして歩きました。Googleでいくらでも調べられますが、たまにはスマホを見ずに散策するのも良いもの。とは言いつつ、街歩きを目的にした人は比較的多くいるので、観光客っぽい人についていけば何とかなります。
大垣駅から少し歩くと、川沿いにいくつもの桜並木があります。私は市役所周辺→大垣城→奥の細道むすびの地記念館と回りました。大垣の街中は歩きやすく、距離もちょうど良いです。
大垣城の良いところは、天守まで登るのに5分もかからないところ。今回は芭蕉生誕380年のアニバーサリーイヤーのためか、大垣城を無料で観覧できました。
隣接する大垣公園には子ども用の遊具が充実していて(割と新しく綺麗な感じ)、お花見ファミリーに人気のスポットとなっていました。
この写真はお城の前で撮ったものですが、背景の建物が実はお手洗いでした。お手洗いすらも日本の歴史を感じさせてくれますね。枝垂れ桜はピンク色が濃く、より華やかな雰囲気になります。
お城の周りには市役所や裁判所などの主要施設が集まっていて、「この辺りで働く人はこんなに綺麗な桜の景色が見られるんだなぁ」とうらやましく思いました。
大垣に到着してから出発するまでに1万歩ほど歩いていました。1時間半ぐらい歩いたようです。滞在の時間帯は11:00〜15:00でした。郷土館や美術館もあって、お城や武将、俳諧などに興味がある方には飽きない場所だと思います。
🇮🇹 ランチはイタリアンでピザを食べました🍕
ランチは、大垣共立銀行の目の前にあるイタリアン「ピルーチェ」に行ってきました。焼きたてピザがとても美味しく、外観も内観も雰囲気が良いお店です。
ピルーチェのメニューで良いと思ったのは、サラダ&ドリンクセットが別にあるところ。4人で行ってピザを3つ、サラダ&ドリンクセットを4つ頼んでお腹にちょうどの量でした。最後に出てきたフンギというキノコのピザが、ひときわ香りが高くて美味しかったです。
道中にあったビストロ ブーコはランチ予約で満席だったようで、こちらも人気があるようです。どちらもおしゃれなお店!
大垣駅にもサイゼリヤやおらが蕎麦などのお店が入っているので、先に腹ごしらえしてから動き出すのもありかなと思います。
💡 芭蕉の銅像と一緒に写真が撮れるお花見スポット
記念館の横を流れる川の横には芭蕉とその友人である谷木因の銅像が建っています。銅像の配置を見て、何かしらの意図を感じたのは私だけではないでしょう。
どんな位置で写真を撮るのが正解でしょうか?この距離感はどう活用すれば…このステージは、大人が座るのにちょうどいい高さです。
上にのぼって芭蕉寄りに話しかけてみるとか、あるいはステージに腰掛けてみるとか?一緒に行った人が4人ぐらいいたらちょっと動きのあるポーズが撮れそうでもあります。見た限りではみなさん真面目な格好で写真撮影にのぞんでいました。
個人的に写真を撮るときによく意識するのは、写真の構図に赤い橋や電灯などを入れることです。お花見のメインスポットである水門川にも赤く塗られた橋があります。写真に入れることによってちょっとしたポイントになるでしょう。
奥の細道むすびの地記念館では、奥の細道の旅路や関わった偉人さん情報がとても詳しく解説されています。日本史に登場する偉人さんもたくさん登場するので歴史好きにはたまらない場所でしょう。
今回は私が歩いたコースとランチの場所をご紹介しました。大垣は電車で気軽に行ける場所で、季節ごとのイベントも盛んに行われています。岐阜に行かれる機会があれば、大垣で歴史と文学を身近に感じてみてはいかがでしょうか?
【2023年】水の町「郡上八幡」の記事はこちら。
読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。