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それは、「 先を読み、行動すべし 」こと

「 新人類世代 」の師匠から、20年前に その大切さを教わったのだが、先が見えない時代の「 今 」こそ、それが最も求められているモノだ

と、わたしは20代の若い人たちと接する中で、そう強く実感した

「 人生論?すごく興味があります‼︎だって、人生とは?を毎日模索しながら生きているんです、わたし 」

23歳・Z世代の彼女はわたしに言った一言なのだが😳

正直、おったまげた😂

わたしがnoteに綴る内容について、彼女から質問があり、「 人生論 」と話したら、読んでみたいです‼︎と言ってくれたのだ

ただ、23歳には衝撃な内容も含まれているので、ヒミツにしている

前回、このような記事を書いたのだが↓↓↓

▶︎Z世代とはどの年代生まれを指しているのか


X世代 1960年~1979年頃
Y世代 1980年~1995年頃
Z世代 1996年~2012年頃
α世代 2013年~2022年頃

Z世代のさらにその先もあり、2013年〜2022年に生まれた0歳から13歳ぐらいの世代を「α(アルファ)世代」と呼んでいる。

リテールガイド Z世代とは?年齢や特徴、X・Y世代、ゆとり世代、ミレ二アル世代などの違いと併せて解説

X世代(1977年生)のわたしが20代の頃🤔「 人生とは? 」について模索した記憶がない

今のZ世代の子たちの考え方に、わたしはものすごく興味を持ちはじめた

この子達が今後、これからの日本を背負って生きていくのだが、この年代ですでに「 人生とは 」について考えているということは🤔

これから先の日本の未来の姿が見えない、または不安だということなのではないだろうか

すでに自分が生まれてきた意味を探しているZ世代が、何を思いながら生きているのか、わたしなりに分析してみようと思う


▶︎Z世代とは?

Z世代とは、1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代で、2023年現在12歳~28歳前後の年齢層に当たります。デジタルネイティブ、SNSネイティブとも呼ばれるZ世代は、タイパ(タイムパフォーマンス)重視の効率主義、強い仲間志向、仕事よりプライベート重視、多様性を重んじるなど、従来の若者以上に特徴的な価値観を持っています。

(読み:ゼットセダイ)

野村総合研究所HPより

X世代のわたしからすると、20代になってようやく社会人として一人前…までとはいかないが、学生の殻を破って、少しずつ社会とは?を学びはじめた世代だと思う

当時20代のわたしも同じだった🤔

社会とは?どうしたら自分という存在が社会に認められるのだろうか🤔

人生について考えるというよりは、社会に認められるにはどうすればいいのかを探究していたのだ

当時わたしは、会社員だったので「 会社という組織の中で、自分の存在価値を見出すため 」にはどうすればいいのか

自分には才能がある🤔と思い込んでいた20代の頃のわたしは、本当に世間知らずで、周りが見てもハラハラドキドキさせるようなことを起こす、いわゆる『 問題児 』だった

化粧品業界にいたわたしの人生設計といえば🤔
会社で出世して、最終的には40代でマネージャーになること

人生設計というよりも『 夢 』を追いかけていた20代だった

その夢が20代でマネージャーとして昇格し、すんなり叶ってしまったのだ😳

わたしの人生設計は見事なまでに崩れていく

会社の組織の中で、自分の存在価値を見出すことができた🤔

次は…30代に入り、わたしはどうしたらいいのか
実際、迷宮入りしてしまったのだ😂

▶︎わたしの師匠は「新人類世代」


世代別でなんと分類されているのかを調べてみたら、本当に面白い

自分が生まれた年代が、何世代と呼ばれているのか🤔
そして、その時代に日本の経済や文化、流行はどうだったのか

その時代背景を調べることで、Z世代がどの位置付けにいるのかもわかってくるからだ

  • 団塊世代 1947〜1949年ごろ

  • しらけ世代 1950~1965年ごろ

  • 新人類世代 1955~1967年ごろ

  • バブル世代 1965〜1971年ごろ

  • 団塊ジュニア世代 1972~1976年ごろ

  • ロストジェネレーション世代 1977〜1981年ごろ

  • ミレニアル世代  1982~1995年ごろ

  • さとり世代   1985~1995年ごろ

  • ゆとり世代  1987~2004年ごろ

  • Z世代 1995~2010年ごろ

化粧品メーカーにいた時の上司はみな「 新人類世代 」🤔

「 新人類世代 」1955~1967年生まれから、わたしは様々なことを教わってきた

その世代の「常識」をわたしはそのまま引き継いでいると言ってもいいだろう😌

▶︎新人類世代の特徴

1. 新人類世代の定義
「新人類」とは、日本の経済学者である栗本慎一郎が作り出した造語で、1980年代に用いられました。
具体的には、1955年から1967年に生まれた世代のことを指し、2023年現在の年齢は56歳〜68歳になります。
彼・彼女たちは高度経済成長期と子ども時代が重なります。
そのため、戦後のモノ不足を知る世代にとっては「甘えた存在」「常識が通じない人たち」と解釈されることも多く、1979年頃からテレビなどのマスメディアでも広く使われ、「これまでとは異なった感性や価値観を持っている新人類」と規定するようになりました。
そして、「新人類世代」は現在、マーケティング上の世代区分の名称として使用されています。

シニアド シニアへの広告戦略の発信より

上司はみな、バリバリのキャリアウーマンタイプだった🤔

化粧品業界で長年勤めている人の特徴といえば、「 男性以上に働く・稼ぐ 」そこにわたしは憧れを抱いていた

「新人類世代」は、高度成長期後の安定した世の中で生き、同時に1986年に施行された男女雇用機会均等法の第一世代でもある女性たちは、仕事も母親もこなしている世代です。

シニアド シニアへの広告戦略の発信より

そして、上司は部下との関係を築くのに一生懸命だった🤔
わたしにとっての上司は「姉」のような「良き相談相手」という関係だった


バブル期に人生を謳歌していた「新人類世代」は、贅沢をすることや派手に消費することへの抵抗感が低いという特徴があります。

「新人類世代」はバブルのピーク時にサラリーマンやOLとしてバリバリ活躍していた世代。

今からは想像もできないほどの収入に恵まれ、夏休みには海外旅行に行ったり花金には豪華なディナーを楽しんだり、豊かな日本を満喫していました。

企業成長が成熟してきた時代に仕事ばかりが増え、働くことへの反動から自由や楽しみを追い求める意識が強くなったのでしょう。

そのため、50代になっても新しいことや楽しいことを求め、それらへの消費は惜しまないという傾向にあります。

シニアド シニアへの広告戦略の発信より

今思えば、贅沢な暮らしをしているのかと思うほど、ブランド品が好きな上司が多かった🤔

外資系化粧品メーカーにいた時の、上司の年収を聞いて、わたしはびっくりしたのだが😂

だから、将来は上司のような地位を目指して頑張ろうと決めたのだ

「社会に甘えている」「何を考えているかわからない」と評されていた「新人類世代」は、組織の一員よりも個を重んじる特徴があります。会社でも上の人を立てることを重視せず、「自分は自分、他人は他人」という価値観が強くなってきた世代ともいえます。
また、ロックや漫画、アニメなどに夢中になり、他人にあわせることより自分の好きなことを重視する「オタク」も新人類世代の一種です。

シニアド シニアへの広告戦略の発信より

▶︎「新人類世代」の上司は「個」を大事にしていた



他と比較をせずに、ひとりひとりの個性を最大限に生かそうと、いろんなアドバイスをくれた

団塊世代ジュニアやロスジェネ世代は、「 新人類世代 」から「 仕事は教わるものではなく、先輩の仕事を見て覚えるものだ 」

ということを教わってきた🤔

そして、「 先を読み、行動すべし 」ということも教わってきたのだ

あれから20年が経ち、Z世代と一緒にわたしは仕事をしているのだが(週2日は秋葉原の有機野菜を扱う八百屋でバイトをしている)

彼女たちは、指示がなければ動けないのだ
自分から率先して指示を仰ぐことをしない🤔

その理由は、価値観は保守的であり、人との和や既存の社会秩序を重んじる傾向があるからだ

▶︎Z世代の特徴

日本ではゆとり世代の次の世代として、デジタルネイティブ世代とも呼ばれたりします。スマートフォンやSNSの普及期に生まれ育ったZ世代は、物心がつくころにはモバイル端末に触れ、SNSを通じて交流することが当たり前でした。

また、脱ゆとり世代とも呼ばれますが、実際にはゆとり教育時に重視された社会貢献や環境、多様性といった教育もしっかり受けています。他者は他者、自分は自分として、「自分らしさ」を考え続ける世代でもあります。

さらに、生まれたときから低成長時代・超高齢化社会であり、将来の重荷を悲観的に意識している世代です。そのため、価値観は保守的であり、人との和や既存の社会秩序を重んじる傾向があります。波風を立てずに既定路線の中でうまくやっていこうとする安定志向が見られます。

野村総合研究所HPより

これらを踏まえて、Z世代は先の見えない未来に不安を抱えながら、これからの人生をどう生きていけばいいのか🤔

社会に出るようになって、その意識はより強いものになっているのだろう

そして現在、日本人口の50%が50代で、「 団塊世代ジュニア 」と「 新人類世代 」が占めている

バブル絶頂期の日本経済を担ってきた世代が、今、Z世代に何を教えることができるのだろうか

「 あの頃の日本はよかった 」

という過去の話をしても、全く通じない世代🤔

そして「 もう時代遅れですよ 」と言われるだけだ

「 空白の5年間・超氷河期世代・ロストジェネレーション世代 」と言われる1977年生のわたしにとっては、Z世代の考え方に共感が持てる部分がある

超氷河期の10年間を経験しているわたしにとって、この日本経済はこれから先の未来が全く見えないからだ

そのことを悲観し続けるのか🤔
この社会をどう乗り越えていけばいいのか

「 新人類世代 」から学んだ「 先を読み、行動すべし 」が今、求められているのではないだろうか

▶︎女性ホルモンも同じことが言える


「 人生論に興味がある 」と彼女は言った

わたしが綴る「 女性ホルモンと人生 」についてをもし…読んだとしたら🤔

彼女たちの20年後、必ず訪れる「 更年期 」という時期

「 先を読み、行動すべし 」

これに当てはまるのではないか?と思ったのだ😌

彼女たちに実は、少しずつだが「 女性ホルモン 」のことを教えている

母親と性教育について話をしたことがない、という回答がほとんどだった

20年後のカラダの変化を今のうちに知っておけば「 先を読み、行動できる 」ということにつながっていく

わたしは今、彼女たちのサポート役として役に立ちたい

そして、この世の中を悲観的に捉えてしまっている彼女たちに、少しでも希望を与えるキッカケになれれば😌

ロスジェネ世代のわたしとしては、彼女たちに教えることができる「 正しい知識 」なのだと思う

この日本を担うZ世代の力になりたいと、心から強く思う




佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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