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成長したいも、安全でいたいも、いずれも本能。



【成長したい】
って向上心を持つことって素敵なこと。

でも、成長したいって思った瞬間に

成果や結果を焦って求めてしまう。

現状の自分とのギャップを直視することが怖くなり、

成長までの過程を想像して、その徒労感から「どうせ自分には○○だから無理だ」と結論づけてしまう。

取り組む前に諦めてしまいたくなったり、投げ出してしまったり、傷付かないように中途半端に「やってるふり」をしたくなっちゃう。

私は、そういうことがよくある。

せっかく学び始めても「まだ自信がないから」って言い訳してみて、知らないことを、できないことを正当化しちゃう。

そんな時は、
「じゃあどうしたら自信がつくの?」
「どんな状態が自信があるってこと?」
「自信をつけるなら、具体的にどんなプロセスを踏むの?」
「それはいつまでにやるの?」


そんなことを自分に質問してみています。

セミナーのお仕事をいただいたり、誰かに発信したりしていると
「自信があるからできるのね」と人から見られることも多いです。

では逆に「自信がある人じゃないと、人前で話したり、やったことのない仕事を引き受けたり、発信したりしちゃいけないの?」という疑問も浮かんできます。

私の場合発信するコンテンツが未熟で、自信がある状態でなくとも

その過程もできるだけ正直に、できるだけデカイ声で伝えるようにしています。

そして、感情移入してもらいやすい、そんな立ち位置でいたい。


人前に顔を出したときこそ、完璧な自分を演じる必要はない、とかんがえています。

正直に言えば、技術や知識に対しての自信は、決してない。どうしたら自信が持てるのかさっぱりわからないし、教えてほしいくらい。

キミの言う自信があるとか、プライド高いとか、それと【過信】との違いを教えてくれよベイベ。

って言いたくなっちゃう。

これって無責任に感じられる方もいるかもしれないですね。

けれども強いて言うなら、
「人から見えないところで、できないなりに考えて行動してきた」という、自分が案外コツコツやれる奴なんだと信じる気持ちだけは抜群にあるんですよ。

それってどういうことかというと、皆さんもご存知かもしれませんが
人にはそれぞれ「コンフォートゾーン」という安全領域があるんです。

コンフォートゾーンは、基本的に自分が既に知っていて、既に出来る事だったりするエリアです。例え何か困った事があっても、自分でなんとか出来てしまう領域。

本能的に変化=危険と察知するので、できるだけそのぬるま湯にズブズブしていたい。
そこからむやみに出なければ、困る事もないし、出来ない恐怖とか不安とかに襲われる事もない。

お察しのとおり…その安全領域にずっといたら、成長は、ない。むしろ、成長しなくてもいいから楽したい、と安定を求めた瞬間に
現状維持すら難しくなるのが現実。

衰退の一途を辿るのですこわい。

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じゃあどうしたらいいのっていうのが、そのコンフォートゾーンから、出るってこと。

もっというと、できるだけ細かく頻回に、毎日ちょっとだけ出るの。

たくさん成長をしよう!早く成長しよう!と一気に遠くに飛び出ようとすれば、冒頭の私のように「○○だから私には無理!」って放棄する。パニックゾーンに一気にひとっ飛び。

ほんの少しだけ毎日出て、すぐにコンフォートゾーンに帰れる距離感。

だからこそ、戻れる自分のコンフォートゾーン=基盤を丁寧に丁寧に扱う必要もあるし、自分に敢えて負荷をちょっとだけかけるという習慣化も必要で。

そんなことを繰り返していたら、気づいたら自分のコンフォートゾーンが拡大していたな、っていうのが、

〜自分がやってきたことを信じる気持ちだけは抜群にあるんですよ〜

に繋がっています。

自信がないって言い訳を、目を覆いながら紐解くと

コアな部分に「自分が傷付きたくない」というシンプルな感情があったりします。(私の場合ね)

失敗したらこわいし、
人から言われたり、
人からジャッジされたりしたくない。
でも、それをやりたいし、あわよくば褒められたい。
こういう矢印が→自分←に向いてるときって

中途半端な発信や講演になっちゃう。

コンフォートゾーンから毎日ちょっとずつ出ていれば、恥をかくことが不思議と怖くなくなる。

ちょっと出るのも難しいことをしようとしなくていい。
スマホ見てる30分を勉強に充てるとか、明日する行動を言語化してメモを取るとか、正直地味なこと。

こんな地味なことを惰性に抗いながら、私は私と積み上げたぜわはは!という実績を自分で積ませてあげる。

そういうことを繰り返していたら、誰かの前で、何かを伝えるときに、

きっと受け止めてくれる人が現れるって信じてるんですよね〜

そして、そのときに
「あれ?自分がいちばん成長してない?」という事実に気づいちゃったりします。


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