岡本太郎さんからの問いは、ロバート秋山さんが教えてくれた
岡本太郎さんの作品に触れると、両肩をワッシャー掴まれ、身体をガクガク揺さぶられ「お前はそれでいいのか?」と、アノ目つきで訴えられる気がします。
と、自分を納得させようとしているのに・・・!!
今年、いや。
性をテーマに発信を始めた時から、わたしには葛藤や疑問があるからです。
わたしの記事はよく18禁になるのですが、自分自身としては18歳になる手前、あの頃の自分の心と身体に向けたメッセージとして言葉を残していることが多く
「ナゼや!!」
「ファッ○ン18禁!!!」
と、腹が立つこともあります。
18禁になる理由は、わかっています。
それは、性的な単語を使用するから。
わかっているなら、どうして伏字やら何やらしないのか、と聞かれれば、自分の身体の名前にモザイクを入れることが不自然な気がするから
とか、
今の日本でコレが18禁記事になること自体が現代アートだ!
とか、
「っぽい」理由は見つかるのですが、正直、自分でもよくわからない。
今では見なくなりましたが、わたしは雑誌の吊り革広告に「人妻とハ○る方法」とか、「爆○JK」とか、そんな文字が踊る電車で通勤、通学して生きてきました。
最近は、飼っていた犬が夢に出てきた意味を知りたくてスマホで夢占いを検索したら「大嫌いな上司に無理やり・・・」なんて言葉と共に、エッチでバイオレンスな漫画の広告がポップアップされ、
アマゾンで自分の名前を打ち込もうと「じゅ」と打ったら、潤滑油が検索されました。
noteの記事を読んでいると、もんんんの凄い経験談や小説、素人AV女優募集だとか、女性用風俗キャストの募集が18禁記事にならずに読むことも出来るワケで・・・
なんでだよ!!!
なんでなんだ!!
と、なります。
わたしはエロを否定したいワケではありません。
暴力や性犯罪を助長させる情報に関しては撲殺したいところですが、まさにその行為こそが「戦争反対」「平和な世界を!」と謳って戦争をする行為だとも思う。
ただ、巷にはわたしの表現を上回る、うらやまけしからん情報やサービスや作品がゴッタ返しているのに、自分の身体の名称や単語を使用しただけで18禁ポリスに捕まるのはなぜ!!!
と、いうことが言いたい。ちゅん
だったらもういいもん!
別に誰からも「書け」だなんて言われてないし!!
どうせ18禁記事書いたって誰も読まれねぇし!!!
全部ぜんぶ、自分がやりたいからやっただけのこと。
と、いうことで、すべて投げ出したくなる周期が訪れ、自分の信じていることが世間のニーズにマッチしていないと絶望するのです。
でも、やっぱり言いたい。聞きたい。伝えたい。
諦めたくない。
そんな時、頭によぎる太郎さんのメッセージ。
「美しく怒れ」
怒ることは悪いこと。
怒ったら人を傷つけてしまう。
怒りの感情を露わにしたら負けだ。
そう思ってきたわたしにとって、美しく怒れと言い切る太郎先生の言葉は鮮やかな希望の光です。
私は、伝えたいメッセージの趣旨を理解しようともせず自分、そしてあなたのカラダの一部分の名前や単語を使用しただけで18禁記事になるという現実に怒り、絶望し、悲しくなります。
医学用語であれば良いのでしょうが、わたしが普段見聞きし、呼んでいるのはそんな単語ではありません。
わたしが表現したいことは、隠さなくちゃいけないことなのかもしれません。
でも、それを隠してきた結果、たくさん傷つき、悩み、苦しんできた。
だからこそ、わたしはそれをどうしても肯定して言いたい。伝えたい。
表現したい。
できる限り多くの人と話し、考え、感じて、自分にとって幸せな選択をして人生を生きたい。
怒りとは、悲しみや恐れの2次感情なのだそうです。
怒りの奥には、いつも悲しみ、そして恐れが存在しているから、悲しみや恐れの先には怒りが存在し、怒りの先には癒しが起こります。
バカにしやがって。
ふざけんな!!!
しっかり怒って、悲しみが癒えた時、聞こえてくるのはロバート秋山さんのあの曲、あの歌、あの歌詞。
− 「そんなこと、わざわざ言わなくてもいいじゃん」
− 「どうしてそんなこと書く必要があるの?」
当たり前のことなのに、世間的には当たり前じゃないこと。
だからこそ、面白い。
笑える。
興味がある。
わたしを突き動かすのは怒りと悲しみ。
そしてそれを昇華するのは笑いです。
ダメだって言われるから、余計に面白い。
わからないことだから、余計に惹かれる。
タブーなこと、恥ずかしいことだから、その理由が余計に知りたい。
良いも悪いもないことだから、わたしはわたしの、あなたは、あなたの答えを一緒に探したい。
他人から見たら、くだらないこと。
そんな、くだらないことを必死に探して、そのくだらなさを大きな声で笑いたい。
わたしがしたいことは、いつもそんなこと。
美しく怒るには、ユーモアが必要なんだと、今日も頭の中でループするのは秋山さんのあの曲、あの声、あの歌詞でした。
こんなこともやっています。
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