清川達也

音楽好きな人とつながりたいです。いい音で聴くことに興味ありありです。 https://…

清川達也

音楽好きな人とつながりたいです。いい音で聴くことに興味ありありです。 https://www.feed-back.jp/

最近の記事

【2024年ジャズ】Reverence / Charles McPherson

Charles McPherson(チャールズ・マクファーソン)はアメリカのジャズサックス奏者。1939年生まれで我が亡き母と同じ。現在84歳。あのチャールズ・ミンガスとも60〜70年代に共演しているそうです。この2024年新作は師匠のバリー・ハリスP(2021年逝去)への追悼と尊敬の意を込めたライヴアルバムです。 数多の巨匠たちと共演してきたチャールズはもちろんクインテットの演奏はジャズへの敬意や情熱をヒシヒシと感じることができ、ああなんて素晴らしい演奏なんだと思います。

    • 【2024年ジャズ】PEACE / 渡辺貞夫

      渡辺貞夫さんは1933年2月生まれとのことで、今年で91歳。僕の父が34年1月生まれで1歳年下の90歳。独居老人の父には毎週会ってその年齢の実情を見ていますが、とてもじゃないですが、立ってサックスを吹き続けるなんて異次元に思います。昨年に続いて今年2024年もこうして新作を発表されているなんて本当に驚きです。オフィシャルサイトを拝見すると全国ライヴツアー中だなんて。 日本のジャズ&フュージョン界に多大なる影響を与えているナベサダさん。多くの後進を育ててなお一線で活躍されてい

      • 【2024年ジャズ】Beyond This Place / Kenny Barron

        アメリカのジャズピアニスト、Kenny Barron(ケニー・バロン)も今年2024年80歳を迎えてなお、新作をリリースしているスゴいレジェンド。バークリー音楽大学から名誉博士号を授与されているんですね。現在もジュリアード音楽院で教壇に立っているとのことで、若手育成にも影響を与えている現役バリバリです。 “昔、よく聴いていました”にも書いたとおり、僕はケニーの演奏が好きなんです。緩急自在で、出るところは出て、バックにまわるときはエレガントに振る舞う。独特のアウトフレーズにも

        • 【2024年ジャズ】Three of a Kind: Made Up Melodies / Michael Valeanu, Jon Boutellier & Clovis Nicolas

          Michael Valeanu(マイケル・ヴァレアヌ)はフランス人ジャズギタリスト、Jon Boutellier(ジョン・ブテリエ)もフランス人サックス奏者、Clovis Nicolas(クロヴィス・ニコラス)もフランス人ベーシスト。ニューヨークで活躍する3人による今年2024年トリオ作品です。 前回のデュオに続いてドラムスのいない、今回はギター&サックス&ベースのトリオです。ギターが伴奏としてもピアノのような役割で、低音はベースが担っています。リズミカルなオルガンのように

        【2024年ジャズ】Reverence / Charles McPherson

          【2024年ジャズ】Every Now And Then / Cory Weeds meets Champian Fulton

          Cory Weeds(コリー・ウィーズ)はカナダのジャズサックス奏者。ジャズクラブのオーナーであったり、レーベルも所有してリリースしていたというベテランです。Champian Fulton(チャンピアン・フルトン)はアメリカのジャズシンガー&ピアニスト。ニューヨークで活躍しています。2024年本作は昨年のスタジオライヴ録音とのこと。 サックスとピアノのデュオということで、ドラムスやベースはいません。サックスは和音演奏しないのでピアノソロのときはほとんど独奏になります。デュオ

          【2024年ジャズ】Every Now And Then / Cory Weeds meets Champian Fulton

          【2024年ジャズ】ONE STEP BEYOND / 井上陽介Trio

          井上陽介さんは日本のジャズベーシスト。六本木のジャズクラブでは渡辺香津美さんG(復活祈願!)、則竹裕之さんDrとのトリオで数回ご出演いただきました。100席満員の観客は、飲食を忘れて没頭せざるを得ないほどの凄まじい演奏で毎度痺れさせていただきました。僕はリハからずっと拝聴することができて幸せな時間の思い出となっています。 2024年本作はオーディオ誌STEREO(202402号)に掲載されていて知りました。井上陽介さんのインタビューもあります。南青山から渋谷に移転されたジャ

          【2024年ジャズ】ONE STEP BEYOND / 井上陽介Trio

          【2024年ジャズ】Big George / One For All

          大好きなSMOKE SESSIONS RECORDSからの紹介です。2024年本作はNYのジャズクラブSmallsで結成されたというスーパーグループのアルバムです。メンバーは、エリック・アレキサンダーTS、ジム・ロトンディTP、スティーヴ・デイヴィスTB、デイヴィッド・ヘイゼルタインP、ジョン・ウェバーB、ジョー・ファンスワースDrに伝説のジョージ・コールマンTSをスペシャルゲストとするいずれも大変な経歴をお持ちのオジサマ方。 まさに百戦錬磨の余裕の演奏が繰り広げられます。

          【2024年ジャズ】Big George / One For All

          【2024年ジャズ】Back Burner / Martin Budde

          Martin Budde(マーティン・ブッデ)はアメリカのジャズギタリスト。シアトルを拠点に10年間くらいプロとして活動しています。レッスンでギターを教えたり、メリディアン・オデッセイというジャズグループの一員としてサイドマンとしても活躍するなど、実は多くのこうしたミュージシャンがジャズシーンを支えているんだなと思いました。 ジャケ写を見るとギブソンES-335をかかえているようで、その他の写真をみてもたぶんセミアコを使うことが多いようです。335といえばB.B.キングやラ

          【2024年ジャズ】Back Burner / Martin Budde

          【2024年ジャズ】Messengers in Jazz with Peter Bernstein at Termansens

          Peter Bernstein(ピーター・バーンスタイン)はアメリカのジャズギタリスト。ジム・ホールに学び、数多くの有名ミュージシャンとの共演歴があります。2024年本作はデンマークのJazz&Bluesクラブ“Termansens”で行われたもののようで、アットホームで広くない会場の雰囲気を伝えてくれる僕の好きなライヴ録音です。 ピーターが使っているのは“ザイドラーのアーチトップ・ギター”というフルアコでとても味わいのある良い音がします。一聴オーソドックスなプレイスタイル

          【2024年ジャズ】Messengers in Jazz with Peter Bernstein at Termansens

          【2024年ジャズ】The Sky Will Still Be There Tomorrow / Charles Lloyd Quartet

          Charles Lloyd(チャールス・ロイド)は御年86歳になるアメリカのサックス&フルート奏者。数多くのジャズレジェンドたちとの共演歴もあり、自身も「Forest Flower」(1968)など名盤を残しています。僕は2021年のアルバム「Tone Poem - Charles Lloyd & The Marvels」が好きで同年よく聴いていました。2024年の本作も聴いてみたら期待に違わぬアルバムなのでピックアップしました。 メンバーのジェイソン・モランP、ラリー・グ

          【2024年ジャズ】The Sky Will Still Be There Tomorrow / Charles Lloyd Quartet

          【2024年ジャズ】Eagle's Point / Chris Potter

          Chris Potter(クリス・ポッター)はアメリカのサックス奏者。パット・メセニーとの「The Unity Sessions」などで共演し映像も観ていたので、こうして音を聴くと彼が演奏している姿が目に浮かびます。メセニーとの共演で言えばマイケル・ブレッカーが筆頭ですが、その巨匠に全く劣ることのない大変な存在感を2024年本作でも聴かせてくれます。 まずは日本版ボーナストラックである9.All the Things You Are を聴いてください。無伴奏サックスソロです

          【2024年ジャズ】Eagle's Point / Chris Potter

          【2024年ジャズ】For All We Know / Jim Snidero

          Jim Snidero(ジム・スナイデロ)はアメリカのサックス奏者。穐吉敏子さんのジャズオーケストラにも在籍していたベテランであり名手です。サックス教育者としても活躍していて教則本を出したりしているのでその界隈では有名な方だと思います。2024年の本作はピーター・ワシントンB、ジョー・ファーンズワースDrというこれまたベテランとのトリオ作品です。 サックストリオといえば、ソニー・ロリンズの「Night At The Village Vanguard」が有名でしょう。メロディ

          【2024年ジャズ】For All We Know / Jim Snidero

          【2024年ジャズ】Attentive Listening / Willie Morris

          Willie Morris(ウィリー・モリス)はニューヨークで活躍するアメリカのジャズサックス(テナー)奏者。2024年本作はリーダーとしてのセカンドアルバム。ジュリアード音楽院でインストラクターも務めているそう。メンバーは、パトリック・コーネリアスA.Sax、ジョン・デイヴィスP、ボリス・コズロフB、ルディ・ロイストンDrというクインテットで今のNYジャズ最前線の演奏が聴けます。 タイトルのAttentive Listening(注意深く聴く)どおりよく聴いてみると、曲中

          【2024年ジャズ】Attentive Listening / Willie Morris

          【2024年ジャズ】To the Surface / Lawrence Fields

          Lawrence Fields(ローレンス・フィールズ)はアメリカのジャズピアニスト。2024年本作は自身のピアノトリオで初リーダー作。ベースは中村恭士、ドラムスはコーリー・フォンヴィルと演奏を聴けばわかる腕利きのメンバーです。8.I Fall in Love Too Easily を除いてすべてオリジナルとのことで意気込みが感じられます。 ピアノの音がいいんです。輝くような音でピアノ全体を鳴らしています。もちろん緩急自在で懐も深い。そして音がポジティブ。聴いていて元気にな

          【2024年ジャズ】To the Surface / Lawrence Fields

          【2024年ジャズ】Trinfinity / 小曽根真

          小曽根真さんは言わずと知れたジャズピアニスト。私がやっていたジャズクラブも小曽根さんと同じく神戸生まれということで、あのコロナ禍でも応援してくださっていました。天才的なプレイやそのお人柄も含めて日本ジャズ界を牽引する存在として無くてはならない人です。ラジオのジャズ番組はよく聴いていましたし、今回もラジオで2024年本作リリースを知りました。 名だたるピアノトリオ作品を発表してきた小曽根さんですが、今回は“次世代を担う若手音楽家のプロジェクト「From OZONE till

          【2024年ジャズ】Trinfinity / 小曽根真

          【2024年ジャズ】A New Beat / Ulysses Owens Jr.

          Ulysses Owens Jr.(ユリシーズ・オーエンス・ジュニア)はアメリカのドラマー。僕はクリスチャン・マクブライド・トリオ「Live at the Village Vanguard」やグレゴリー・ポーター「Nat "King" Cole & Me」でそのドラムスを耳にしていました。この2024年のアルバムは“and Generation Y”としているとおり、若いジャズミュージシャンで構成されたクインテットとなっており、今現在のニューヨークを生で感じさせるサウンドにな

          【2024年ジャズ】A New Beat / Ulysses Owens Jr.