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伝わらないこと前提でリスク回避

まあ安全装置(安全回路)を構築していても、変な操作をする人はいるもので…

先日も、夜間に停電がある事業所ですが、UPS(蓄電機能を利用した無停電装置)があるので停電を気にせず作業できるはずだったんだけど、実際に停電が発生すると、UPSは停電が発生していることを告げるために小さなアラーム音を発するんだけど、それがうるさいと、アラーム停止をすめればよいのに、UPSそのものを止めてしまう人がいた…

結局停電し、24時間稼働しておかないとならないシステムの端末検知含め、あらゆるところにアラーム出しまくり… まあUPS本体を止めた人が偉い責任者だったらしく、責任者が事業所内のことを知らなかったじゃ済まされないのだけど、案の定、周知方法が悪いとされ、その部下の人に責任がいくという不条理… マネージ出来ない人がマネージすると同じような不条理が組織全体に発生し、だれも本気でマネージできない肩書だけ責任者が増えるんですよね〜♪

事前に周知をかけていてもこの有様… 世の中はそういうものである…
周知は全てに行き届かないし、それを読んだというアンサーを求めて、すべての人のアンサーがあったとしても、同じことを繰り返すもの…

まあ他人に理解させようとする時に、全面的に理解したとは思わないことがおすすめです…
自分が完璧に人に伝えたという感覚を持ったとしても、3割程度伝わっていれば十分満足しないとやっていけない… 5割伝わっていれば、かなり優秀と思えば、伝わらないことによるリスク対策をしておくことも考えるようになる…

作業前にメール飛ばしたり、電話確認するのはもはや当たり前、基本事前周知を忘れている人たちを前提に動けば、大きなミスも減らせるというもの… 全面的な信頼ほどリスク時の対応の難しさは半端ない… これ教訓です…

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