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【日本で働く外国籍向け】日本で活躍するには?

私は中国上海出身で、日本に来てもうすぐ10年目に入ります。
今思うと、日本にも、当時この決断をした自分にも、本当に感謝です。

とにかく濃い10年間でした。
壁にぶつかりながらも、たくさんの仲間やチャンスに恵まれて、試行錯誤を繰り返して今の自分を形成してきました。
まだまだ未完成なので、日本での人生の旅を続けていくこと、とても楽しみにしています。

この10年間、私が一貫して強く持っている思いは、
イキイキ、ワクワクと働く外国籍リーダーを増やしたい!」ことです。
一回の大事な人生、
せっかく日本で働くという決断をしたので、
存分に生かして、人生の糧になってほしいと願っております。

私は人が成長、変化する姿を見ることが好きです。
自分がその成長や変化を創れるきっかけとなればとずっと思っています。
この記事も、外国籍の皆さんにとって何かヒントになれば嬉しく思います。

最近よく日本で働く外国籍の友人とディスカッションしています。
・異文化の環境で、如何に自分の強みを発揮して成長していけるのか?
・日本企業で長く働くと、自分のオリジナリティを失うのか?
・どのように日本でのつながりを増やすのか?

10年間の経験を通じて、私自身が思う「日本で活躍するには?」大事なことをお伝えします。

・まずは受け入れて、オリジナリティは後でいい
「郷に入れば郷に従え」のように、その国や地域が歴史から培ってきたものをまずリスペクトしましょう。
私自身も何度か失敗したことがあります。「根回し」の文化を知らずぶっちゃけ本番で全員の合意を取りづらかったり、日本人上司に「ホウレンソウ」せずに勝手に他部門の社員に依頼して後で怒られたりしていました。
なんで外国籍の自分がこんなことをやらなければならないのか?私にはもっと違うことができるんだ!そう思ったこともあります。
でも、一度素直に受け入れましょう。
そして、ただ合わせるのではなく、なぜ相手はこれを大事にしているか?なぜ私たちは違う考え方を持っているか?
もう一歩深く考えて、言語化して、そして体内化していきましょう。
そうなって初めて、自分の中で客観視できて、自分のオリジナリティを発揮しやすい土壌が整っていきます。

自分の視点や考え方を明確に伝える
日本企業はなぜわざわざ外国籍の社員を雇用するのか?
労働力不足ももちろんありますが、何より、外国籍ならではの視点や考え方を新鮮の血液として組織に混ぜて化学反応を起こしたいのではないか、と私はそう思っています。
組織が変わるには、「若者、バカ者、よそ者」の力が必要だとよく言われます、私たちは何個かに当てはまりますね。
その時、ただわがままを言うのではなく、私はこう思う!私はこうしやい!という意思や考え方の表れが、周囲や組織にとって刺激になりますし、一緒に新しい視点を生み出しやすいと感じています。
ぜひ躊躇せず、自分の視点や考え方を発信してみましょう。

・社外の相談相手を持つ
10年前に初めて日本に来て、一人で電話応対できずトイレで号泣したことがあります。また、机の組み立てをしながら、なんで今自分がここにいるか?とふと思い、強烈な孤独感が訪れた覚えもあります。
仕事するうえで、もちろん社内で相談できる先輩や上司がいたほうがいいと思います。
でも、社内ではなかなか言えないが、変わりたい、もっと前進させたいと思う時はありませんか?その時、私は社外の仲間に相談して、時には客観的なフィードバックをもらって、時には背中を押してもらって、もっと頑張るという気持ちになります。
実は10年前から、ご縁をいただき日本人中心の完全紹介制のコミュニティに参加して自分も今運営メンバーの一員です。自分にとってそれは、どんな挑戦をしても受け入れてくれる日本の居場所です。

日本で活躍するには?もっともっといろんな大事な要素があると思います。
私自身も言語化して、またアップデートし続けていきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


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