【同人女の戯言】オタク流ハイブランドロゴとの付き合い方

 こんにちわ、7月に無事に出産した同人女です。今回は同人ネタでも妊娠ネタでもなく、突然のファッションネタを書こうと思います。

 と、いうのもですね。
 狂った同人女なので、7/3に出産したというのに、6/25のイベントで新刊出してるんですが、この上更に9月末に新刊の〆切を設定してしまったんですよ。12月までスケジュールギッチギチです。もうバカかと、アホかと。
 というか、さすがにしんどい。
 しんどすぎてかれこれ3日くらい筆が止まっています。息抜きをしたい。note記事を書きたい。しかし一応同人活動は休んでいるのでネタがない。そして、まだ出産・育児ネタは打ちたてホヤホヤすぎるというか、冷静さを欠いている気がするので書けない。
 ということでファッションについての雑談です。私は顔出しもしてないし、インスタやってないし、インフルエンサーでもなんでもないので記事の信頼度はかなり低いと思いますが、よもやま話的にお付き合いいただければ幸いです。

 さて、オタク諸君。
 ハイブランドのロゴと上手く付き合う方法をご存知だろうか。

 こういう人がいました。区内の住宅地のバスに乗っている、20代前半の若い男性。コーディネートを白とゴールド基調でバシッと決め、アクセサリーの数もほどよく、髪の毛はツーブロック黒髪でワックスできっちりセット、やや日焼けした顔立ちの整った男性です。

 トップス→アルマーニのロゴが真ん中に黒い大文字でドーン!
 ボトムス→ドルガバのロゴ模様、白地に白プリントで総柄ドドーン!!
 靴→真ん中にプラダの三角のプレートがドドドバーン!!!

 やりすぎなんよ。

 トータルの印象が良く、見た目も整ったオシャレなお兄さんだっただけに、ハイブランドロゴの3コンボがちょっと強烈すぎて、勿体な〜〜〜! と思った夏の盛り。授乳TシャツにGUのジーンズ履いて、赤ん坊抱いたプリン頭すっぴんメガネのアラサー女に「MOTTAI-NAI!!!」と思われている屈辱など知るよしもないことでしょう。
 でね、この話をオシャレに疎い同居人に話したら、聞かれたんです。
 ハイブランドのロゴとどう付き合えばいいのか、と。
 オシャレに着こなすにはどうすりゃええねん、オタクにもわかるように説明してくれ。

 なので私はサックリ説明しました。わかりやすいと好評でした。なので記事のネタにします。

 まず、装備品には全て”コスト”があります。

 仮に「ちょっとオシャレな一般人の普段着」が装備可能なコストを120とします。
 「遠目に見て、オシャレにそこそこ疎い人でも『アッ!ブランドものだ!』とわかる装備品のコストは100です。
 ここでの「ブランド」の定義はザックリ「銀座や表参道の大通りに路面店があるやつ」とします。百貨店のハイブランドコーナーに出店してる、とかでもいいですが、路面店はgoogleのストリートビューでざっとチェックできるのでそっちの方がわかりやすいと思います。

 ブランド名が書いてあるロゴTシャツとかは、全部コスト100です。
 小物でも、ブランドのアイコンとしてわかりやすすぎるものはコスト100です。
 GUCCIのキャップ、エルメスのバッグ、シャネルのカメリアの髪飾り、全てコスト100の装備品です。
 遠目に見てよくわからんやつは100ではありません。たとえばヴィトンのモノグラムの財布は明らかにブランドものですが、カバンの中に入っててよくわからんのでコスト計算には影響しません。でも、これがカバンだったらコスト100です。
 あと、ブランドものでも、ブランドの特徴がそこまで目立たないやつは、コスト80くらいだと思ってください。

 まあつまり、コスト100のものは、1つ装備した時点で残りは20しかないのです。
 じゃあコストが低い装備は何か。

 ハイブランドほどではないブランドもの(デパートの一階にあったりとか、プレミアムアウトレットに並んでいるもの)のコストは20〜50。こちらもブランドに特徴的なロゴやモチーフがハッキリ入ってたら50で、特についてなければ20くらいだと思ってください。

 ブランドってほどじゃないけどデパートとかファッションビルで売られているものはデザインに応じて5〜20。なお、デザイナーズ系とか「知る人ぞ知る」みたいなやつは、そんなにコスト高くないです。

 ノーブランド・単色無地でなんの特徴もないものはコスト0で装備できます。白とか黒とかデニムとかね。

 ちなみにキャラクタープリントとか、極端に尖ったデザインのやつはノーブランドでも5〜10くらいコスト食うことがあるので注意が必要です。

 あとは、ざっくり120前後になるように装備品を組み合わせるだけで、なんかいい感じのスキルが発動します。
 120を超えてもいいですが、特に150あたりを超えてくると、組み合わせ次第でマイナススキルがついたり、マイナス補正がかかることは覚えておかなければいけません。大丈夫な組み合わせもあるんですが、突然上級者向けになるので「ブランドロゴって難しくね?」とか言ってる初心者プレイヤーには荷が重いです。
 ちなみにマイナス補正がでかすぎると「なんか輩に見える」とか「ぶっちゃけダサい」とか「歩くブランドの看板」というクソスキルが発動して何もかも台無しになります。
 もちろん、色の組み合わせとかラインとか縫製とか流行とか、ファッションにはいろんな要素があるのでコスト計算をすれば全てOKとか、そんな甘いもんではないのですが、コスト計算を怠るとどんなにセンスが良くてもとんでもないデバフを喰らうことがある。ブランドロゴの扱いづらさは大体コスト理論で説明できます。

 あと、大事なことなんですが、コストはコストであり、戦闘力ではありません。
 コスト0の装備をコーディネートしている奴が弱いかというとそんなことはありません。めっちゃコントローラーさばきが神がかってて、縛りプレイでRTAしてる猛者かもしれません。
 組み合わせでスキル発動させるとお手軽にカッコよくなりますが、スキルがなくたってゲームは攻略できるし、楽しむこともできる。ブランドのロゴとはそういうようなものだと思います。

(追記)
 じゃあ、コスト100のアイテムなんて持たなくてもいいんじゃね? という話。
 私は都内在住なので都内基準ですが、コスト120くらいのファッションは、「地元のドトールとかマクドで茶をしばいていても変な人じゃない(やり過ぎ感が出ない)」、「でもその格好のままちょっと銀ブラしよーぜって友達から誘われてふらっと出て行ってもなんとかなる」というライン上にあります。汎用性が高いんですね。コスト100アイテムは扱いづらさもありますが、1枚あると大抵の場所に適応・カバーできるのでとても便利です。

 私は最近、授乳Tシャツ(無地、ノーブランド)にジーンズ(GUだったりアルマーニだったりするけど、ブランドだとしてもロゴとかついてないので低コスト判定)、サンダル(UGGのロゴ入りなのでコスト20くらい)、アクセサリーは結婚指輪と楽天市場で買ったネックレス(コスト0)、エルメスのミニエブリン(コスト100)くらいの雑コーデでうろついてますが、街歩きするには無難だなーって思ってます。住宅地にいても変じゃないし、丸の内とか表参道も歩ける。それくらいの肌感覚。

 装備品のコストに例えるの、オタク以外には「逆にわからん」って言われると思うんですが、オタクには好評でした。やったね。

 以上、雑談でした。


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