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【ドイツ語】接続法とは #402

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


第398回から401回まで「zu 不定詞句」のまとめをしました。


今日から「接続法」について解説します。


ドイツ語の動詞には3つの「話法」があります。

話法」とは「す方」と覚えておくとよいのですが、話者がどのような心的態度で話しているのかを表すものです。

一つ目は、事実として述べる直接法
二つ目は、要求として述べる命令法
三つ目は、想像として述べる接続法

これまで出てきた動詞の活用形は、ほとんど直接法でした。
命令法動詞の形は「命令形」と呼ばれます。

ところで「話法」と言えば思い出すものはありませんか?

そう「話法の助動詞」です。
ただの「助動詞」ではなく「話法の」が付いていたのは、話者の心的態度を表しているからでした。

第146回の「話法の助動詞とは」で、次のように説明しました。

話法の助動詞は話者(話し手)が事態をどう捉えているかを表します。
話者が「ねばならない」「したい」「できる」などの判断をして話す方法ですから、「す」の「話」と「方法」の「法」話法と覚えておいてくださいね。


話を戻しましょう。
三つ目の、想像として述べる接続法についてです。

話者の視点から主観的に述べるもので、接続詞「~」がもともと組み込まれている動詞の形になります。

そのため、ニュースを読むアナウンサーが「~のことです」とか「だれだれは~述べました」と言う場面や、「もし鳥だったすれば」など現実ではないことを仮定する場面などで使われ、「~」から接続的に主文につながっていきます。


接続的に言う方」なので接続法と覚えておくといいですね。


今日はここまでです。
続きは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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