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ボードゲームと息子の成長を楽しむ_日記#57

※本記事は3000文字程度あります。

はじめに

楽しかったボードゲームの紹介(概略のみ)記事です。

息子(高1)が大きくなって、最近やらなくなってしまったのですけれど、息子が小学生の頃は家族3人で、ボードゲームで遊ぶことがよくありました。

僕自身はファミコン世代ですが、子供の頃にボードゲームでも遊び、楽しかった思い出がたくさんあります。息子と一緒に遊びたいと思い、(当時の)昨今のボードゲーム事情を調べて、有名所のカタンを知りました。息子が小1の時に購入した所から始まり、その後もいくつか購入するようになり、見出し画像のようになっています。

息子、妻と遊んだ思い出や、息子の成長に与えたかもしれない影響を考えながら、3つ紹介します。

カタンの開拓者たち

最初はやはりコレ。資源を集めて、開拓地(家)や街道を作り発展させていく、ボードゲーム業界では超有名所です。ルールは簡単で、初心者でも入りやすいです。1番の特徴として、プレイ中はほぼいつでも、プレイヤー間の資源交換の交渉ができるルールになっています。

慣れてくると、子供ながらに自分なりの作戦を立て、何が必要かを考え、交渉するようになってきます。言いたいことは何か?、それはなぜなのか?、どうすればうまく交換できるか?、などを頭の中で整理し話す練習になると思います。

また、小さな子供と親が勝負する時に、ハンディを入れやすい(言われたら交換してあげれば良い)のも良いです。逆に、むちゃくちゃな交渉をしてきたら断ることで、人生の厳しさをビシッと教えてあげてもヨシ😭

家族でワイワイと会話ができる点や、運の要素もあるので強い人が必ず勝てる訳ではないゲーム性等、子供の成長の観点を抜きにしてもオススメのゲームです。

勝利するためのポイント獲得方法がいくつかあり、王道は開拓地(家)を多く作る、発展させることなのですが、これに依らない特別なポイントもあります。誰が教えたわけでもなく、息子は特別なポイントを多く獲得していく戦略を好んで使うようになり、自分の戦略を作り上げていたのが思い出に残っています。偏った行動の戦略なので、当初は「それで勝てるの?」なんて笑って話してましたが、意外と息子の勝率が良くて😁

アグリコラ

資源を獲得し、自分の農地で家畜を増やしたり野菜を育てたりして発展させるゲームです。

資源は、プレイヤー共通の場から順番に取得していくので、ほしい資源を相手プレイヤーに取られてしまうと、そのターンはうまく農地が発展しません。相手が何をどの順で取得しそうか読みながら、自分の行動順も決めるようなゲームです。どう発展させるかの計画、方針も考える必要があります。

最初に複数枚配られるカードがあり、発動条件や効果が色々あって、どう使うかで差が出ます。これが面白い所なのですが、小さな子供にはやや難しめになっている点でもあります。

当時、小学生だった息子がどこまで考えていたかわかりませんが、自分の手持ちのカード、場の状況や相手プレイヤーの状況など、考えることはいっぱいあるので、良い頭の運動になったことは間違いないでしょう👍
大人でも熟考することになります。そういえば、このゲームでは妻が1番考えるのが長く、息子によく煽られてました😅1番強かったのも妻ですけど。

自分の農地に、人や家畜や野菜のコマが増えていくのも楽しい部分です。コマに手で触れて遊べるのが、デジタルにはないアナログの良さと思いますが、それをとても実感できるゲームです。

最後に点数を計算して勝敗を決めますので、接戦の時があったり、1人勝ちの時があったりと様々。得点要素が多くてプレイ途中に正確な点数計算は難しいので、最後の点数計算ではドキドキします。息子と一緒に点数計算をして、暗算練習も兼ねたりできました😁

アンドールの伝説

こちらは協力型のロールプレイのゲームです。最初に職業を選んで、物語の進行に合わせて城を守ったりボスを倒したり、協力してミッションをクリアしていきます。

重量級ゲームに分類されるようです。ルールがやや複雑、1プレイの時間もけっこう取られます。物語文も難しめで、小学生くらいだと親のサポートが必要になります。文面は全て、僕が読んで進めてました。ゲームを始める前の準備(敵コマやアイテムの初期配置、カードの準備など)に時間が掛かりますので、それも含めてアナログの楽しさですけれど、親が好きでないと厳しいかもしれません。

物語が全部で5章あり、1,2章は軽め、3章以降からは重めで、5章にラスボスがいます。敵が複数種類と中ボスもいて、並べるだけでもワクワクします。

敵との戦闘はサイコロ勝負です。行動で自分たちの攻撃力を上げるなどして勝率を高めることはできますが、運の要素が入ってきます。プレイヤーのロールや敵ランクによって、振るサイコロの数や種類が違ったり、ボスは専用のサイコロがあったりなど、細かい工夫にも童心をくすぐられます。

初プレイでは、何が起こるか分からないドキドキ感があります。途中で引くイベントのカードなどに書かれた内容で、敵が増えたりミッションが増えたりしていきます。「この状況でそこに敵が現れたら詰みだわ」みたいなことに何度も逢い…1回目ではクリアできず、反省を踏まえてリトライしたくなるので、子供には良い刺激になると思います。

マスの移動や、敵と戦闘すると時間が進み、章のクリアには時間制限があるので、無駄なくどう行動するかが大事になります。各自の次の行動のパターンを色々想定しながら、家族みんなで話し合って決めていきます。

子供の成長としては、👆️これら情報を踏まえて、自分含めた複数プレイヤーの動き方を考えますので、先の局面がどうなるかを想像する力が身に付いた…かもしれません。あとは、行動を皆で話し合って決める際、子供が独りよがりで全部決めすぎてもつまらなくなるので、意見を出し合った上で相手(親)にも判断を委ねるバランス感覚とか、家族のやりとりの中で色々考えてくれたかと思います、だと良いです。

買ったばかりでハマっていた頃は、片付け免除で、続きからすぐできるよう、盤面を広げっぱなしにしていた時期もありました。ホント毎日遊んでいたので、妻は途中でフェードアウト😂し、物語の途中からは3プレイヤー分を、僕と息子の2人で操作してました。懐かしい。

難易度のバランスが良いというweb評価を見かけましたが、ホントにその通りかと思います。クリアできないときもあって、できるときもあってのバランスが絶妙でした。ただ、3章と5章はやや難しく、サイコロ振り直しありの我が家ルールもできました😅


終わりに

恐らく最もプレイしたであろう3つのボードゲームを紹介しました。息子にスイッチを与える前の小学生の中学年位までは、よく遊んでました。スイッチを知って頻度は減ったものの、高学年~中学生になってからも時々、カタンやアグリコラは勝負してました。

結局のところ、親も子も楽しかったので遊んでいた訳でして、色々と良い影響みたいな所を書いてはみたものの、当時はあまり考えてなかったです。しかし、こうして記事に書いてみると、やはり良い影響は多くあったんだろうなぁと思うことができました。

この記事のため、箱を写真撮ったりコマに触れたりしながら、忘れていた記憶を思い出せて、良い時間になりました。

最後までお付き合い、ありがとうございました。


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