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【アテンダントレポート】20代男性・まわりと差をつける!ワンランク上のおしゃれを目指す洋服選び。

みなさん、こんにちは!
アテンダントのDaiki Ogawaです。

UNIQLOやブランド古着屋での販売スタッフやバイヤー、ファッション誌の編集アシスタントなど、学生時代からアパレル業界の経験を積んでおりました。大学卒業後はコンサルティング会社で4年間勤め、現在はフリーでの経営コンサルタントとして活動しながら複数の事業を行っています。

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1.クライアントさんの詳細

今回は会社員の男性からのご依頼です!
・東京都在住、23歳
・身長168cm、細めの体型 

Instagramをご覧いただきご指名いただきました。
ありがとうございます!

2.コース内容

3時間コース

3.予算

~10万円前後(ある程度お金をかけて良い物を揃えたい)

4.アテンドしたエリア

表参道・青山

5.事前カフェミーティングの内容、要望

アテンド開始前にカフェで顔合わせと、作戦会議をしました。

明るくさわやかな表情が印象的で、実際にお話ししても外見の印象どおり、社交的な男性でした。
服装はこんな感じ。

この日は4月上旬でしたが、雨でとても寒い日でした。


ストライプのシャツに、ブラックのパンツ・ダウン・シューズ・リュックのコーディネート。
体型に合ったサイズ感で、色や柄の合わせもスッキリとまとまっていると
感じましたが、お話を伺っていくと、持っている洋服が同じような色味ばかりで毎回似たような雰囲気になってしまうのが悩みとのこと。
これを機に服の選び方を学んで、コーディネートのバリエーションを増やしていきたいというお話も伺いました。

お悩みやご要望をまとめると、以下の3つに。

・コーディネートのバリエーションを増やしたい。
・長く使えるトレンドに左右されにくい品質の高い服を手に入れたい
洋服の色や形に合う組み合わせ方のコツが知りたい。

会社が私服出勤ということで、会社にも着ていける服も意識しつつ、
春先から初夏に向けて使えるアイテムを探すことになりました。
ブランドも詳しくなりたいということで、おすすめのブランドやショップも紹介しながらお店を回ります。

既にベーシックなアイテムはある程度揃っているので、アクセントになるようなアイテムも取り入れて「ワンランク上のおしゃれコーディネート」を目指して、春夏アイテム探しのスタートです!

6.訪れたショップ

【6-1.RAGTAG 原宿店】

好きなアパレルブランドを見つけたいというお話もあり、まずこちらに向かいました。
RAGTAG(ラグタグ)は良質な古着を取り扱うブランド古着店。過去のアテンドでも何度かお世話になっています。

カジュアルブランドからラグジュアリーブランドまで、国内外のブランドアイテムが幅広く揃っているのが魅力です。キャットストリートにある原宿店は3フロアと広々していて、ゆったり見て回ることができます。古すぎるデザインのアイテムは取り扱っていないので、古着店に行ったことがない方にもオススメです。
古着店でショッピングする魅力は、直営店舗では既に取扱いがないアイテムがほとんどなので、まわりと被る可能性が低いこと。
気に入ったデザインのアイテムでサイズ感がぴったり合えばラッキーです。宝探しのような感覚で古着店巡りを楽しんでいる方も多いと思います。
ショップ名にとらわれずに服探しに没頭することができるのも楽しいポイントです。


ここでは着回しやすそうな春らしい薄手のアウターが手に入りました。

<購入したもの>UMIT BENAN スプリングコート (33,800円)

ダブルジップなのでアウターとしてもインナーとしても重ね着を楽しめそうなデザインです。ダークトーンのアイテムに合わせやすい、ホワイトベースに細く黒いラインが入ったストライプ柄のコートをチョイス。
ベースのカラーが真っ白すぎず、肌なじみの良い生成り色なので、明るい色だからといって変に浮いたりすることなく合わせることができます。

ウエスト部分にボタンがついていて、少し絞られるようなシルエットになっているのもポイント。ウエストにマークがあることで目線が上にあがり、縦長効果が期待できます。
さらに素材にも注目。上品できちんと感が出る麻が50%以上使用されています。シルエットがカジュアル寄りなぶん、素材やデザインでバランスをとると落ち着いた印象に仕上がります。

UMIT BENAN(ウミットベナン)はミラノコレクションにも出ており、少しマニアックなブランドですが非常に凝った作りや質に定評があります。デザイナー本人が老舗ブランド「TRUSSARDI(トラサルディ)」のデザイナーも務めていたこともあり、ジャケットやコートなど比較的カッチリしたものが得意ですが、柄や細部が少し変わったデザインになっている等、絶妙な塩梅のアイテムが多いので、一度着るとどんどん深入りしてしまう魅力があります。
古い記事ですが、気になる方はこちら↓

薄手のコートでも新品で買うと10万円以上してしまうものが、汚れのほとんどない状態で3分の1程度の金額で購入できるのも、ブランド古着ならではですね。

柄が与えるイメージ

コーディネートに柄物を取り入れたい方は、柄が与えるイメージの違いを理解して、なりたいイメージに合わせてアイテムを選ぶのが大切です。
お仕事着を選ぶ上でも重要なのでぜひ参考にしていただければと思います。


ストライプ柄→大人っぽい落ち着いた印象
ボーダー柄→さわやかな印象
チェック柄→親しみやすくカジュアルな印象
ドット柄→楽しげで明るい印象(ヨーロッパではエレガント)
ペイズリー柄→華やかで都会的な印象            
                         など 

同じ柄でも色や柄の大小で印象が異なります。
今回のストライプ柄の例では、ラインが太いほどラフでカジュアルに、細いほどドレッシーでスタイリッシュな印象を与えます。

柄のサイズが大きいと存在感が増し、他の洋服との組み合わせの難易度が高くなっていきますし、身長や体型などにより似合う柄も異なります。
ショップで試着して試すのがおすすめです!

【6-2.UNIQLO 原宿店】

UNIQLOではパンツ2本と靴下を購入しました。
実は最初にお会いしてすぐに似合いそうだなと思っていて、ご紹介したものがこちら!

<購入したもの>シューカットジーンズ (4,990円)

スタンダードなアイテムを取り揃えていることが多いUNIQLOですが、今期はトレンドのフレアシルエットのパンツが販売されています。
ひざ下から裾にかけて広がるシルエットはワイドパンツよりも上品にスタイルよくコーディネートがキマります。シルエットは上品に、カットオフ加工+デニム素材でカジュアルダウンすることで春らしい軽やかさを演出してくれます。

その日に履いていたシューズがややボリューミーだったので、裾幅があるアイテムでバランスを取りました。裾は短すぎず、たるませないサイズを選ぶとアウターやトップスがオーバーシルエットでも野暮ったい印象になりにくいです。
サイズ感が良くとてもお似合いだったので、2色買いをおすすめさせていただきました。

今日着ている格好にも合います。

ストレートに近いシルエットなので、フレアパンツを履いたことがなかったり抵抗がある方でも挑戦しやすいと思います。

靴下はこちら。

<購入したもの>ソックス4足セット(1,000円)

プライベートでもお仕事でも使いやすい4色をチョイスしました。

【6-3.COS 青山店】

最後にトップスを求めて向かったのは青山にあるCOS(コス)。
こちらもアテンドで何度かお世話になっているお店ですが、ファストファッションブランドH&M(エイチアンドエム)の上位ラインでシンプルで飽きがこないデザインのアイテムが揃っています。サイズ展開が幅広いのもおすすめしたいポイントです。
さきほど明るい色のアウターとデニムが購入できたので、締め色としてダークネイビーのシャツを選びました。

<購入したもの>レギュラーフィットヘンプシャツ(10,500円)


麻100%の軽量シャツで、通気性がよく夏でも気持ち良く使える一着。
ボタンは光沢感があり、カジュアルすぎないのでお仕事着としても活躍してくれそうです。

ネイビーのアイテムは他の色と合わせた時にコントラストがきつくなりにくく、清潔感と上品さも兼ね備えている色なので一着あるととても便利です。

7.色物・柄物の組み合わせ方

コーディネートのコツについてもショップで実際に商品を見ながらレクチャーさせていただきました。

【7-1.色の組み合わせ方】

コーディネートで使う色は3色が基本で、一番おしゃれにバランス良くまとまって見えます。
3色はベースとなる色ベースの色を補佐する色変化を持たせる差し色で構成されていて、6:3:1の割合になると良いと言われています。
ベースカラーは、白・黒・グレー・ネイビー・ベージュ・ブラウンがおすすめ。他の色と相性が良く、スムーズにコーディネートを決めていくことができます。
アクセントカラーは、メリハリをつけたい場合は反対色同一感を出したい場合は同系色で合わせます。例えば、ベースカラーがモノトーンで、補佐する色がネイビーの場合、反対色はイエロー系で、同系色はブルー系です。

ベルトやバッグ、アクセサリーの金具の色も統一していると更に良いと思います。

【7-2.柄物の取り入れ方】

柄の中にある色を拾ってコーディネートを組んでいくのが基本と言われています。柄物のアイテムの地の色をベースカラーにすれば、より馴染んでまとまりが出ます。
もうワンランク上のコーディネートを試したい場合は、柄の中の色を混ぜた色を使う反対色を取り入れると柄が引き立ちおしゃれ度が増します。 

ただし、トーンを意識しないとチグハグな印象になってしまうので注意。
トーンとは、色の明るさと鮮やかさを組み合わせたもので、ダークトーン・ビビット・ソフト・ペールなどとグループ分けされています。トーンが高いと優しく柔らかい印象に、低いとはっきりパキッとした印象になります。

うまくいく配色の例として、同じような色で濃淡をつける(例:ネイビー・青・水色)、明るいまたは暗い色で合わせる(例:水色・ラベンダー・ピンク)などがあります。
トーンを理解してうまく使えると、季節感も出すことができます。
ショッピング時や雑誌を見るときに意識してみてくださいね。

8.まとめ

今回のお買い物で春から夏にかけて使いやすい色味と涼しげな素材のアイテムを揃えることができました。
もともとの予算が約10万円だったのに対して、合計購入金額は5万円程度でした。最後に購入したものを着てみて頂きました。

当日が季節はずれの寒さだったこともあり、前後のコーディネートに季節感のギャップは出てしまいましたが、春らしく軽やかに仕上がりました。
オーバーサイズのアウターの中はスッキリとしたシルエットのシャツとデニムの組み合わせでメリハリをプラス。
ホワイトをベースカラーにブルーのデニム、ダークトーンのシャツとシューズでグラデーションを意識しています。
素材感やデザインのディティールにこだわることでワンランク上のコーディネートを意識したアイテム選びができたかと思います。

次回は差し色や今回とは違うシルエットのアイテムを使ったコーディネートを一緒に考えていけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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