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エスパルスホーム観戦記(vs山形戦)

皆さま、ご無沙汰しております。横断バッグです。本日はホーム山形戦の観戦記になります。

6月の山形での試合では、試合前日の大雨の影響で交通網が寸断し、静岡が孤立状態になったため、多くのサポーターが来れなくなり、試合でも応援の迫力でも山形に負けてしまうと言う結果に。そして、この試合の前の日も台風の直撃で大雨に。山形の選手やサポーターの皆さまが無事に到着できるかを祈りつつ、当日を迎えました。(その時の様子は以下参照。)

9月9日15時前。私は清水駅にいた。今日は、実家で予定があったため、午前中に静岡の実家に帰り、そこから清水駅に移動したのだった。試合開始は18時。15時からスタジアム直行のシャトルバスが運行開始されるが、乗り場がかなり混んでいるため、路線バスでスタジアム付近のバス停まで向かう。15時20分に最寄りバス停に到着。
スタジアムは山の中腹にあるため、ここから10分ほど坂道を上がる。少し歩くとスタジアムの全貌が見えてきた。気持ちが高鳴る。シャトルバスに追い抜かれながらも15時30分にスタジアムに到着した。

ホーム2階ゴール裏の席に着いて、知り合いに挨拶しつつ、選手の登場を待つ。清水も山形も夏場は調子が良かったが、直近の2試合で勝利がない。清水は自動昇格圏に入るために、そして山形は昇格争いに留まるためにも勝利が必要な一戦である。17時過ぎに選手がウォーミングアップのために登場。一斉に沸き立つ清水応援席。同じく、山形側も選手が登場。アウェイ席を満員に埋め尽くした山形サポも応える。新幹線や高速道路への大雨による影響もなく、多くの山形サポーターが清水に到着していた。サポーターは両陣営とも万全の状態となった。

18時にキックオフ。清水がボールを持つが、山形が奪ってカウンターを狙う構図。山形はボールを持つと一気に清水ゴール前へ向かう。気が気じゃない。チャンスは山形の方が多い中で、先制点を決めたのは清水だった。前半15分。左サイドでボールを回すと中央にフリーで待っていたサンタナ選手にボールが渡る。これを狙いすましたシュートでゴール右側に流し込んだ。清水側の最初のチャンスがゴールに結び付いた。喜ぶ清水サポーター席。そして、前半30分には前線で乾選手がボールを奪うと右サイドをアグレッシブに駆け上がってきた岸本選手にボールが渡り、ゲットゴール!これで俄然盛り上がってきた。さらに、前半終了間際には山原選手のフリーキックをDFの高橋選手がヘディングで合わせる。素晴らしい移籍後初ゴール。最高の形で前半を終えた。

勝負の後半。キックオフ前、山形ベンチが動く。清水に所属していた藤田選手と後藤選手を投入。藤田選手はボールの刈り取りがうまく、後藤選手はゴールへの嗅覚が鋭い選手。なかなか侮れない。そして、山形に対して3-0のリードというのは、清水にはトラウマがある。2015年のホーム山形戦で後半40分まで3-0とリードしていながら、アディショナルタイムを入れた10分間で3点を追いつかれてしまった。一般的には安全点と言われている3点差はこのチームには通用しない。そして、勢いづけるかのような山形サポの大声援。この時は山形サポーターの圧力を感じた。(正直、面食らっていた)

こうした変化やサポーターの気持ちを見せる中で後半がキックオフ。早速山形の攻撃が光る。ゴール前に鋭いクロスが入るが、うまく合わせられず、事なきを得る。その後も、山形にボールを握られるが、徐々にボールを奪えるようになり、カウンターからチャンスが増えていく。後半20分過ぎからは交代選手の活躍もあって、完全に自分たちがボールを持てるようになった。決定的な4点目こそ決められなかったまでも、落ち着いた試合運びで時計の針を進め、試合終了。3試合ぶりの勝利である。自分はサッカーしていないのに達成感がすごい。(これだから、サポーターはやめられない)

試合には勝てたものの、2位の磐田も勝ったため、順位は変わらず。ただ、1位の町田が敗れたため、試合数の違いはあるが、町田と勝ち点差7にまで縮まった。MVPの高橋選手も秋葉監督もインタビューで「優勝を目指す」と話しており、あと8試合、全勝すればJ1昇格はもちろんのこと、J2優勝も現実のものになるはず。そのためには、全力で応援するしかない。この8試合では最後の水戸戦のみが関東圏のため、ほかの試合は帰省or遠征となる。次の参戦計画を練りつつ、本日の観戦記は終わりにしようと思う。

それでは、また。


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