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第4回「ついでに」貢献したい

やっと自分からネタが出てきた。短いし拙いけど、ありのまま書く。「とりあえず拙くても毎日更新する」が今の当アカウントの目標なので……。

具体的には書けないが、わりと最近まで大学病院で学生による治療を受けていた。
基本的な治療は学生がして、先生がそれをチェックなり仕上げなりして進めるというもの。

そうなった経緯としては、治療開始前に下記3つの選択肢が与えられたことにある。

1学生による治療(保険適用、すぐやってもらえる)
2医師の空きを待つ(保険適用、半年待ち)
3私費治療

この3つを提示され、わたしは即決で「学生による治療」と答えた。
もちろん半年も待てないということが最大の理由であった。しかしながら、ひそかに少しだけ心の中で、「教育に貢献してえらいな」と思ったことも否めない。

というわけで、学生さんによる治療を進めていった。半年以上かかったが、その間学生さんには本当によくしていただいた。
最後の日は「今までありがとうございました、国家試験がんばってくださいね」と言って別れた(これを書いている今ごろは試験勉強もラストスパートであろうか)。

それから数ヶ月経ち、謎の封筒がポストに投函されていた。差出人は大学病院であった。
開けてみたら、なんと「教育への貢献」に対する感謝状が出てきたではないか。「感謝状」「表彰状」と聞くとすぐに思い浮かぶ、あの立派な紙でできていた。
急に人生初の感謝状をもらうことになり、驚くとともに、ちょっとうれしくなるのであった。治療もうまくいき、ついでに教育に貢献できたことをひとりで喜んだ。

この「『ついでに』貢献する」ということがわたしは好きである(それにしてもタイトル回収までが長い)。

たとえば、馬券である。当たっても外れてもレースをドキドキしながら楽しめるし、「ついでに」自分の支払ったお金が馬事振興や地域振興のために使われると思うと、「外れてもまあいいや」と思える(……言い聞かせる笑)。「◯◯を買った一部が△△に寄付される」などもこれに近い。

仕事でもこれに近いことがあった。前の勤務先では、議事録を進んで書いていた。当時は「ライティング系のスキル」を上げたかったためである。
議事録作成の経験を積み、実際にどの程度スキルがついたか不明である。ただ少なくとも、職務経歴書の仕事内容に「議事録作成」を付け加えられた。そして、所属していた部署の人たちに「ついでに」貢献できることに、うれしく思ったものである。

これからも「ついでに」貢献していきたい。
……ここまで書いて思ったけど、これってつまり "win-win" ってコト!?(唐突にハチワレが登場)

おわり

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