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そうだ 競馬、観よう。


はじめに

たまには趣味の話をしたいと思ったので、きょうは「競馬」の話をしようと思う。

競馬は、わたしの趣味であり、唯一日常的にやっているギャンブルでもある(競輪もやったことはあるが、数回しかやったことがない)
個人的には、競馬をギャンブルとしても嗜んでいるが、それよりも推し活やスポーツとして楽しんでいる。「ギャンブルで稼ぎたい」という気持ちはあるが(お金が大好きなので)、それよりも好きな馬を応援したり、現地で熱いレースを見て感動したりすることに重きを置いている。
きょうはわたしの考える「競馬のここが良い」と思うことを下記にダラダラと書いていく。読んだところで毒にも薬にもならないが、最低限、競馬をまったく観ない人でもサクッと読めるような文章を書いたつもりだ。

競馬のここが良い 〜そうだ 競馬、観よう。〜

1 格安で遊べる&予算を自由に設定出来る

中央競馬・地方競馬ともに、ネットさえつながればweb上で無料でレース中継を観ることができる。テレビ観戦の場合、中央競馬であればメインとなるレースとその前のレースは地上波でライヴ観戦できる(注:ひとつの競馬場につき1日に12レース行われ、ほとんどの場合は11レース目がメインレースとなる)。
馬券は買ったほうが楽しめるが、別に買わなくてもいい。馬券は競馬場や馬券売り場に行かずともネットで購入でき(最初の登録は必要だが)、100円から買うことができるので、かなり気軽だ。
現地観戦についても、交通費などを除けば、200円もあればほとんどのレースを現地で観戦できる※1。
馬券を買ったり競馬場メシを食べたりするとお金がもう少しかかるが、他の娯楽やレジャー施設と比べるとかなり安い(馬券を買いすぎなければ)
もちろんお金をかけたほうがより楽しいし、当たっても外れても畜産振興や社会福祉に貢献できる(2に続く)

2 遊べて、社会貢献もできる

馬券は、買った時点で総額の15-25%が控除される。馬券が的中したときにもらえる払戻金は、売上から控除後の総額が的中した人たちに振り分けられるという仕組みである。つまり、競馬で勝ったとしても、馬券を買うだけで実はお金を払っていることになる。
馬券を買って遊ぶのは楽しいうえに、支払ったお金は畜産振興や社会福祉に活かされるので、馬券で遊ぶことを通して、経済的に社会貢献できる※2。
当たっても外れても社会貢献できることは、競馬に限らず公営競技の良いところである。

3 お金が増えるかもしれない

競馬はギャンブルなので、うまくいけばお金が増える。
ただしあまり期待してはいけない。笑 どんなに上手くなっても、基本的には外れるし、「競馬に絶対はない」(ずっとプラス収支の人はすごいなあ)。

4 家計が改善される

「ギャンブルなのに?」と言われそうだが、自分の場合は競馬(現地観戦や馬券の購入)を本格的にやりはじめてから家計が改善された。
私生活で競馬に比重を置くにつれて、他の趣味と予算と時間のバランスを取らなければならなくなってきた。悲しいことに、サラリーマンにはすべての趣味に100%全力投球は難しいためである。
そのうち、他の趣味にかける予算が減り、やみくもな浪費が抑えられ、結果的に家計が改善されていった(他の趣味には映画鑑賞などがあるが、この話はまたどこかの機会でしたい)。

5 良い運動になる(現地観戦時)

競馬場に行き、パドック(レース前の馬を観察できる場所)と馬券売り場とコース(座席)を行き来するだけでなく、競馬場メシを食べに行ったり探検したりしているうちに、そこそこの運動量になる。
朝から行く場合や、東京競馬場などの広い競馬場に行く場合は、特に運動量が増える。 

6 時差がつらくない

自分の好きなスポーツにはテニスや自転車ロードレース等があるが、本場が欧州や北米などのため時差がきついことが多く、加齢とともにだんだん追いかけられなくなってきている(スポーツは、リアルタイムで観るのがいちばん良いのに)。
競馬観戦においては、「時差がないこと」(海外競馬を除く)が大変ありがたいと感じる。
中央競馬と地方競馬では時間や曜日の設定が異なるが、「朝起きて夜寝ること」をふだん強要されている現代日本のいちサラリーマンには、都合が良い時間に開催されている。このことがほんとうにありがたい。

7 とにかく馬に癒される

当たり前だが、競馬の主役は馬たちである。彼らを画像や動画で見るのももちろん良いが、競馬場で間近でこの目で見ることはもっと良い。皆美しくて愛らしく、見ているだけで癒しや元気をもらえる。彼らはとても臆病なので、驚かさないように静かに見守る。
ここでは数行で終わらせておくが、馬の魅力について一度に書こうとしたら、何万字あっても足りないだろう。

8 「今を生きる」練習になる

近年わたしが心掛けていることは「今を生きる」ことである。もう少し掘り下げていうと「将来のために(金銭や時間の)我慢をせずに今やりたいことをやる」ことである。最近もこんなポストをX(旧Twitter)でしていた。

競馬についてはどうだろう。
競馬は1レースがすぐ終わってしまうだけではなく、一息つく間もなく次のレースがはじまる。
さらに競走馬の現役期間は数年間で、ほんとうに短い。わたしが好んで観るスポーツにおいてもっとも現役時間が短いアスリートは競走馬たちだ(人間と違うのは当然なのだが)そしてとても苦しいことに、全馬が現役生活を無事に終えられるわけではない。
どうにもならないんだけど、これらの事実に胸がギュッと締め付けられる。だからこそ一瞬一瞬を大切にしなきゃとも思えるし、できるだけ現地で観たいと、努めて競馬場へ足を運ぶ。このことは「今を生きる」ことに通じるし、その練習になるといえる。
また、「馬券を買う」という行為と「今を生きる」ことはリンクする。予想や馬券の構築といった行為は長期間にわたって研究する行為でもあるのだが、一方でひとつとして同じレースはないし、ひとつとして同じ「わたしが20xx年の◯◯(レース名)で買った馬券(買い目)」はないのである。

おわりに

ここまで「競馬のここが良い」と思うことをダラダラと書いてきたが、書いていて「やっぱり競馬は良いな」(武豊並みの感想)と改めて思った。
そうだ 競馬、観よう。(今週は東京競馬場でフェブラリーステークスを観てきます!)

おわり

脚注
※1 日本ダービーと有馬記念の日の入場料は1,000円、その他のG1レースの日は基本的に500円である。また、G1レースを含むほとんどのレースで当日入場が可能だが、一部の大きいレース(ジャパンカップ、有馬記念など)では入場券でも予約必須の場合もあるので注意が必要だ(2024年1月現在)
※2 参考(JRA) https://www.jra.go.jp/company/social/treasury/


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