ファニーの都心生活

都心で一人暮らしの30代女性です。 大学院(修士)修了→正社員→(転職複数回)→ブラッ…

ファニーの都心生活

都心で一人暮らしの30代女性です。 大学院(修士)修了→正社員→(転職複数回)→ブラック企業正社員→休職→長期無職→正社員を引退して派遣社員になりました。近い将来に都心で完全週休3日制、40代でセミリタイアを目指すべくゆるりと修行中😌 映画館と競馬場に出没しがち。

最近の記事

ブラック企業の求人票を読み解く

はじめにわたしは、かつて某ブラック企業で働いていたことがある。 求人票を見てから採用されるまでの過程で、そのブラックぶりを見抜けられなかったばかりに、ブラック企業に入社してしまった。その結果、一年経たないうちに離職を余儀無くされた。 今になって当時の求人票を見返すと、「一見良さそうなことを言っているが、ブラックさと紙一重だな」と思うポイントや、「これは完全に求職者を騙しにきているな」と思うポイントなどをいくつか挙げることができる。 ブラック企業の犠牲者をひとりでも減らす

    • 「好きなことを仕事にしたい」の呪い

      「好きなことを仕事にしたい」という願望を、いまだに払拭できない。ある意味、一種の呪いである。 働く人間なら誰でも一度は思ったことがあるだろうが、これを実現できている人はそんなに多くないと感じる。わたしもできていないし、実現する見込みもないのだが、なんとなくまだ諦めきれずにいる。 そんなことを最初に書いておいてなんだが、わたしは、好きなことを仕事にしてしまうと嫌いになるタイプだと自覚している。 基本的に「労働」が嫌いなため、好きなことを仕事にしてしまうと、それが嫌いな「労働」

      • そうだ 競馬、観よう。

        はじめにたまには趣味の話をしたいと思ったので、きょうは「競馬」の話をしようと思う。 競馬は、わたしの趣味であり、唯一日常的にやっているギャンブルでもある(競輪もやったことはあるが、数回しかやったことがない) 個人的には、競馬をギャンブルとしても嗜んでいるが、それよりも推し活やスポーツとして楽しんでいる。「ギャンブルで稼ぎたい」という気持ちはあるが(お金が大好きなので)、それよりも好きな馬を応援したり、現地で熱いレースを見て感動したりすることに重きを置いている。 きょうはわ

        • 無職がマーケターを志しかけてやめた話

          マーケター志望の方や現職の方にはひょっとしたらどこかで怒られるかもしれないが、この体験談が誰かの参考になることを願って書くとする。 202x年、ブラック企業を病気で離職し、年単位のブランクあり30代無職だったころ、「もう(海外)営業職は嫌だ」という気持ちと、「今から雇われで未経験職種に就くならそろそろラストチャンスか」という漠然とした考えがあった。そこで未経験職種への転職を検討しはじめた。 その一方で、ワークライフバランスなら絶対にライフを優先する人間としては、コロナ禍での

        ブラック企業の求人票を読み解く

          第13回「毎日更新をやめる」

          さっそく第11回のフラグを回収しました。 noteの毎日更新をはじめたのは、本当に思いつきである。 はじめた理由としては、「『書く力』を維持させたかったこと」がまず挙げられる。毎日何かしら記事を書けば、「書く力」を進歩させるとまではいかずとも、少なくとも現状維持はできると考えたのだ。 また、自分にエッセイ的な物書きとしての適性がどのくらいあるのかを確認したいという気持ちもあった。質はともかく、エッセイ的なものを毎日書いて、どのくらい継続できるか。 エッセイ的な文章と、論

          第13回「毎日更新をやめる」

          第12回「ちゃんと怒りたい」

          わたしは子どもの頃、理不尽だと思うことをされるたびに怒っていた。小学生のころは周りと折り合いがつかず、ほとんど毎回怒っていた。 周囲の人たちは、わたしを「とても気難しい子ども」だと評価した。 成長するにつれて、わたしは怒ることをだんだんやめていった。怒ると面倒なことになりがちだということを学んだからである。 自分が我慢すればいいと思うようになった。自分が悪くなくても、「そう思わせてごめんなさい」などと、なんとなく謝っておけば丸く収まると思うようになった。 怒ることをやめ

          第12回「ちゃんと怒りたい」

          第11回「意識低い系・note毎日更新のコツ」

          noteの更新が、きのうの記事で10日連続となった。 「まだ10日しか続いてないじゃん」と言われたらそれまでだが、意識が低く三日坊主のわたしが10日も更新し続けられたのは、わたしにしては快挙である。 実現できた理由には、質や量を追求しすぎず、記事を書くうえでのハードルをかなり低く設定したことがある。 きょうはここまで毎日更新できたコツ(的なもの)4つをここに備忘録として書いておく。 1 とりあえず原稿用紙一枚分(400字)を書くつもりで 原稿用紙一枚分(400字)は意

          第11回「意識低い系・note毎日更新のコツ」

          第10回「持っていないビジネスグッズ4選」

          はじめに新卒で入社してから、転職を重ね、職種は行き来しつつもずっとデスクワークをしている。そのわりに「デスクワークのビジネスパーソンっぽいもの」をあまり持っていないなとなんとなく思っていた。 そう思っていたので、なんとなく「ビジネスグッズ」で検索してみた。そうするとおすすめのビジネスグッズ(名刺入れ、ビジネスバッグなど)がたくさん出てくるのだが、「これを持っていない」という記事はあまり出てこなかったので、ここに自分で書いてみる。 持っていないビジネスグッズ1 名刺と名刺入

          第10回「持っていないビジネスグッズ4選」

          第9回「わたしのささやかな節約:交通費編」

          東京都心暮らしのわたしはふだん、とにかく歩いて交通費を浮かせている。より正しく言うと、マップと交通網を駆使して、運賃が最低限になるような移動手段を常に考えながら移動している。 その結果として歩く量が増えると、運動にもなって一石二鳥である。 具体的には、どこかに移動するとなると、「一駅前で降りれば◯円浮く」とか「◯◯線を使えば××線より△円安い」などと、常に思考を巡らせている。 たとえば、初乗り運賃から数駅の距離であれば、東京メトロよりもJRのほうが安い。しかし距離が増えてく

          第9回「わたしのささやかな節約:交通費編」

          第8回「2022年やりたいことリスト100」の未達成項目と、今年実現したいこと(後編)

          前編はこちら 後編では、「2022年やりたいことリスト」未達成項目より、今年実現したいこと12個の後半の6個を書いていく。 今年実現したいこと(後編)7 ルーターまわりの配線隠し 自宅のルーターまわりの配線が視覚的にノイズになっている。配線的に棚の後ろなどに置けないため、小さな家具やカゴを使って隠したいと考えているのだが、まだ実現できていない。 インターネットでアイディアを調べたこともあるのだが、デザイン的に良いと思う方法だと、放熱の面でどうなんだろう?と引っかかるもの

          第8回「2022年やりたいことリスト100」の未達成項目と、今年実現したいこと(後編)

          第7回「2022年やりたいことリスト100」の未達成項目と、今年実現したいこと(前編)

          はじめに2021年冬。無職で時間が余っていたわたしは、「2022年やりたいことリスト100」を作成した。 ふだんはその手のリストを作りすらしないので、結構無理やりな項目もあるが、それでも100個ものやりたいことを考えることはなかなか楽しかった記憶がある。 リストの内容には、「旬のものを食べる」「◯月に出る誰それの新作を読む」といった、やる気さえ出せば気軽に実現できるものも多い。 とはいえ100個もあるし、わたしの意識は低いので、2024年1月現在でもそのうちの40個程度が

          第7回「2022年やりたいことリスト100」の未達成項目と、今年実現したいこと(前編)

          第6回「アカウント名によせて」

          わたしの都心志向は、もとは学校嫌いにある。 高校までとある地方都市の公立学校に通ったが、学校では先生とも生徒とも馬が合わないことが多く(後で振り返ると自分にも問題はあったが)、つらい子ども時代を過ごした。 地方都市の子どもにとっては学校が世界の大部分で、あまりにも選択肢がなかった。登校拒否という名のボイコットを起こしたところで、結果的には無理してでも最寄りの公立学校に通うしかなかった。 勉強はまあまあできたので、その地域ではいちばんの進学校に入学した。そこの生徒は95%は大学

          第6回「アカウント名によせて」

          第5回「30代で振り返る就職活動(敗因分析)」

          はじめにわたしにはいくつかのトラウマがある。濃淡の違いはあれど。 そのうちのひとつが「二度の就職活動(大学・大学院)」である。どちらもまったくうまくいかず、周囲にはひたすら置いてきぼりにされ、良い思い出がまったくない。 しかしながら、30代になり時間の経過も手伝って、ようやく当時の苦しんでいた自分を成仏させ、トラウマを克服できそうなフェーズに入った気がするので、ここで書くことで成し遂げたいと思う。 最初にざっと略歴を挙げておく。 大学→大学院→新卒採用で事務職→1年で営業

          第5回「30代で振り返る就職活動(敗因分析)」

          第4回「ついでに」貢献したい

          やっと自分からネタが出てきた。短いし拙いけど、ありのまま書く。「とりあえず拙くても毎日更新する」が今の当アカウントの目標なので……。 具体的には書けないが、わりと最近まで大学病院で学生による治療を受けていた。 基本的な治療は学生がして、先生がそれをチェックなり仕上げなりして進めるというもの。 そうなった経緯としては、治療開始前に下記3つの選択肢が与えられたことにある。 1学生による治療(保険適用、すぐやってもらえる) 2医師の空きを待つ(保険適用、半年待ち) 3私費治療

          第4回「ついでに」貢献したい

          第3回「昔は苦手だったこと」

          きょうも雑談マンにテーマを決めてもらう。 雑談マン:https://zatsudanman.com/ またルーレット頼りかよ、と言われそうだが、当アカウントでは「まずは拙くてもいいから毎日更新すること」を目的としているので、頼れるものは頼ってどんどん書いていくよ! 結果は…… 「昔は苦手だったこと」 すぐに思いついたのは、食べ物関連である。 自分はなぜか大人になって苦手・嫌いな食べ物が急に激減し、日々「何かを食べる」ことでそのことを何度も体感しているからである。 正し

          第3回「昔は苦手だったこと」

          第2回「最近の◯◯離れは?」

          今回も雑談マンでお題を決める。 雑談マン: https://zatsudanman.com 結果は…… 「最近の◯◯離れは?」 あ!これならいける!というわけで、下記4つがわたしの「最近の◯◯離れ」である。 1 正社員 わたしにとっていちばん大きな「◯◯離れ」はこれかもしれない。大学院を修了してからずっと正社員で仕事をしてきたが、労働嫌いには荷が重すぎて、へろへろになった。そんなあるとき、転職でうっかり超弩級のブラック企業に入ってしまい、もう完全に嫌になり(嫌になるど

          第2回「最近の◯◯離れは?」