魂が目覚めていく過程には段階がある。 段階というと、まるで上下や優劣があるように聞こえてしまうかもしれないが、決してそういうことではない。 そういうことではないのだが、「段階がある」ということは明らかな事実なのである。 目覚めの段階は、大まかに次のように進んでいく。 ①疑問 人生のあるタイミングに来ると、あれ?自分の人生ってこうだったっけ?という疑問が生まれる。 それは、もしかしたら順風満帆な時かもしれないし、つまづきが起きた時かもしれない。 ②違和感
昨日の朝、学校へ行く前の息子に「なんか階段のところで虫の羽音がしてるんだけど、すごいのがいそう」と言われた。見るとカメムシが1匹いるだけだった。 息子はあんまり腑に落ちない顔をしていたけど出かけていき、私は家事を始めた。一階と二階を行き来していて何度目かに階段を上った時、とんでもない羽音が聞こえて驚いた。 音の方を見ると、人生で見たことのない大きさのオオスズメバチだった。 彼(彼女)は、階段の踊り場のはめ殺しの窓から必死に出る方法を探っていた。 そこにあるエネルギーは焦燥・
少しラフに日常の不思議を綴るカテゴリーを作ることにした。 これは新生『謎はいつもそこに』だ。 『謎はいつもそこに』というブログは9年前からやっているのだが、当初は数々の不思議体験をアウトプットしたくて始めたものだった。 幼少期からの心霊体験や不思議体験を大量に吐き出し、ひたすら書き続け、すべて出し切った後に始まったのはチャネリングだった。 そこから徐々に体験談ブログから宇宙から入ってくる言葉を綴るブログへとなったのだが、書きながら私も初めて知る内容も多く、ものすごく頭が良く
うちの猫・アフの声が数日前から枯れていて、昨日から鳴き声がすべてサイレントニャーになっている。 サイレントニャーとは、猫がこちらを見て声を出さずに鳴いたように見える現象で、飼い主を母親と同様に信頼して甘えている証拠なのだ。でもこの現象、実は人間には聴こえない周波数なだけで、猫はちゃんと声を出しているらしい。 アフも普段から私にサイレントニャーをしてくれるけど、鳴き声すべてサイレントなのはおかしい。ようやく出した声もかすれているので病院へ連れて行くことにした。 アフは車が苦手
私にとって、秋冬は編み物の季節だ。まだ夏の名残りのうちから毛糸を買い込んで、いつもフライング気味に編み物を始める。毎年ブランケットを編むことにしているのは、ブランケットが一番実用的だったからだ。 今年は星のモチーフを繋いで作ってみよう、と決めた。 配色を変えながらモチーフを量産し、繋いでみると宇宙のようで嬉しくなった。 そうか、これは昴だ、プレアデス星団だ、なんて思い谷村新司さんの『昴』を歌いながら編んだ。時々YouTubeで『昴』を流したり、谷村さんの他の曲も聴いてみたり
最初は、夢の中に黒蛇が出てきたことから始まる。 住宅街を歩いていた私の目の前に、巨大な黒蛇が現れたのだ。 3mくらいの長さで、胴体は太く、丸々としていた。 私は蛇は好きな方だ。触ったり、首に巻いたりもできる。 だから夢の中でも蛇の出現にテンションが上がり、スマホで写真を撮ろうと近づいたのだが、その瞬間、蛇は私を威嚇した。 驚いて蛇を見つめていると、近くの民家の玄関が空いて、茶色い小さなトイプードルがトコトコやってきた。(ちなみにその子は数日前にアニマルカフェで会った子だった)
その晩、悪夢を見ながら私は必死に落ち着こうとしていた。 これは大丈夫なやつだと何度も自分に言い聞かせ、パニックに陥らないように上手くバランスを取っているつもりだった。 不安や恐怖を感じると、悪夢というものは途端に牙を剥いてくる。怖い怖いと思ってしまうとその方向に引っ張られるのは、引き寄せの法則と同じだ。 大丈夫、これは大丈夫なやつだ。 ところが、心臓が徐々に早くなり始め、自分の「言い聞かせ」が通用しなくなってくる。そしてついに認めてしまう。大丈夫じゃないかもしれない、と。
パラレルワールドの話を書いてみる。 2023年の最初のnoteには、ちょうどいいかもしれない。 ネット上には、パラレルワールドを体験した人の話がちらほら存在する。その中のどれくらいが本当で、どれくらいが創作なのかはわからない。 個人的には読み物として面白ければどちらでもいいと思っている。 今日は、たまたまそんなパラレルワールドを扱った動画をYouTubeで観た。 その動画は、朝起きたらパラレルワールドへ移行してしまっていた人のお話だったのだが、元いた世界とは漢字が少しずつ違
もう何年もはてなブログにて、スピリチュアルをなるべく論理的に説明したり、見えない世界について私見を綴るブログを続けてきた。 今見返すと、ものすごいエネルギー量で書いていたなぁと感心してしまうくらい、たくさんの記事を書いてきた。 ハイペースで更新していた頃は息を吐くように書いていたので、決して「頑張って」書いていたわけではないのだが、今の自分が同じことをできるとは思えない熱量がそこにある。 何度か「スピリチュアル・ハラスメント」について書いたことがある。 私は見えない世界を可
直感をうまく使えない理由のひとつに、「直感とはインスピレーションのこと」という思い込みがあるかもしれない。 これはあくまでもひとつのモノの見方として捉えてもらえたら有難い。 あくまでも私見である。 古今東西、私たち人間は様々なモノの見方で人間を分析してきた。 例えばBODY,MIND,SPIRITの3つに分けて捉えたりしている。 一見同じように感じるかもしれないが、古代西洋魔女はハイヤーセルフ、ミドルセルフ、ロウアーセルフに分けて捉えた。 ハイヤーセルフとは、超越した大
台風が来ている。何もかもを洗い流し、浄化する雨だ。 風は木々をなぎ倒し、偽りを剥ぎ取っていく。初めから濡れていたものは証拠をなくし、嘘を消し去ってゆく。 AM8:28 私は今ここにいる。 物質という陰に隠れて、時空間鬼ごっこをしているのかもしれない。 距離なき距離を嘆き、アンチコンシャスネスを演じる 本当はすべてわかっているのに、わからないふり 本当はすべて気づいているのに、気づかないふり これは実験だ。愛を知るための実習なのだ。 すべてを愛することが、できるだろうか?
夏至の数日前に、以前から取りたいと思っていたアクセス・バーズの資格を取った。ファシリテーターのユキちゃんには何年も前から受講したいことを伝えていたけど、私のタイミングが整わなかったため、数年の時を経て実現した。 中3の息子も一緒に講座を受けて資格を取ったので、もしかしたら息子の成長待ちだったのかも知れない。 アクセス・バーズは脳の思考や情報を断捨離するもので「自分のものじゃない」情報や価値観、感情、思い込みなどから解放される。 「本来の自分」とは羽のように軽くて気楽な存在だ
去年見つけた穴場の川べりは、谷あいになっていて日陰が多いからか、陰の気が強くて秋が似合う場所だ。 去年初めて行った時、ストーンヘンジで感じたドルイド(ケルトの僧侶、賢人)に似たエネルギーをその場一体に感じた。 苔むした大きな岩があったのでその上でしばらく瞑想してみると、妖精や精霊、妖怪のような存在が周りに寄ってきたので、どうしてこんなにドルイドのエネルギーを感じるのか、瞑想を通して尋ねてみた。 「あなた達はドルイドと何か関係があるのですか」と。 その答えは「ドルイドと
勝手口の扉にしばらく貼っていた、月と地球のポスターを剥がした。 息子が4年生の時に学校からもらって帰ってきたカレンダーの写真だ。 宇宙の写真が大きく載っているカレンダーは教室で使われていたもので、その月が終わるたびに息子が先生からもらっていた、コレクションの中の一枚だ。 現在、息子は中学2年生。当然ながら、もう学校からカレンダーをもらって帰ってきたりはしない。宇宙の写真にも、以前ほど興味はない。 何年も貼ったままだった月と地球は、さすがにもう古くなっていたので剥がすこ
物心ついた時からずっと「いつかあの場所に還りたい」と漠然と思っていた「森」がある。 幼い頃は過去世の概念なんて知らなかったけど、自分の人生は「これよりもっと前からある」と感じていたし、その「森」は幼い私が行ったことのあるどの森とも違った。 タロットやリーディングの仕方は最初から知っていたと書いたことがあるけど、ここ最近、古代西洋魔術の本を読んでいたら、やはり知ってる内容がたくさん書かれていることに気づいた。 数年前にストーンヘンジに導かれたのも、イギリスに行ってすべてが
夢の中で息子とバスに乗っていると、大きな籠を持った見知らぬ男性が乗り込んできた。 どうやら中には弱ったフクロウが入っているらしく、チラリと覗き込むと確かに元気のなさそうなフクロウがいる。 「弱ってるからもう捨てるんですよ」 という男性の言葉にバスの乗客がみんな困惑した空気になったのだが、 「あの」 と息子が一歩前に出て言った。 「捨てるなら、僕が引き取ってもいいですよね?」 男性は「え、ああ…」と曖昧な笑みを浮かべながらあっさり籠を息子に寄越し、バスを降りていっ