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為替ヘッジありの投資信託を検討しないかもしれない

 過去に為替ヘッジありのインデックス投資信託を検討しているという記事を書いた。

 通常の為替ヘッジなしの投資信託の場合、(ドル建ての米国株のみで単純化すると)、株が3%高くなっても、ドル安が2%進むと、評価額は1%の増加となってしまう。
 これが為替ヘッジありの投資信託になると、株高の3%がそのまま評価額の増加になる

 今年に入ってからの円安ドル高は、アメリカの利上げの影響であり、これからのアメリカのインフレ指標によっては、円高ドル安に戻る可能性が高いと踏んでいた。
 そして実際、11/10発表の10月CPIインフレのピークアウト感が出てきて、かなり株高ドル安になってしまった。

 これから短期的には為替ヘッジありの投資信託の方が成績が良くなるかもしれないと思い、12月から新規で積み立てる投資信託の一部を変更しようとしていたのだが、予想したより早くドル安になってしまい、タイミングを逸してしまった感がある。

 外国株の場合、通貨安と株高(もしくは通貨高と株安)がセットになることが多く、為替ヘッジなしの方がむしろ長期的にはリスクがヘッジされていると考えており、長期投資としては、基本的には為替ヘッジなしの投資信託で十分と思っている

 逆に為替ヘッジありの投資信託は中短期的なものと捉えており、本来の長期投資からは外れてしまう。
 どこで買って、どこで売るかがポイントになるが、これからのタイミングだと面倒になりそうなので、やっぱり為替ヘッジありの投資信託はやらないかもしれない。

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