端から作戦
最近友達が櫻坂46というアイドルグループにハマっているらしいが
俺はアイドルとか興味がないのでスルーしていたが
友達:おい!○○!あれひかるちゃんじゃない?
○○:ん?誰だよひかるって
友達:教えたろーが!櫻坂46のメンバー森田ひかる
○○:ふーん、話しかければ?
友達:そんな簡単にいけるわけねーだろ!神様なんだぞ
○○:人だよ(笑)
じゃあ俺がいってあげるよ
友達は○○を止めようとしたが行ってしまった
○○:あの~森田ひかるさんですか?
森田:あ、はい
○○:プライベート中すみません、応援してます
森田:ありがとうございます…チラッ
○○はもう話すことがないのでその場から離れようとすると
森田:あの!ちょっと時間ありますか?
○○:え?ありますけど
森田:お昼ご飯でも一緒にどうですか?
○○:あ~じゃあ、あの友達が森田さんのこと好きなので僕じゃなくて友達と行ってあげてください
遠くで友達がキラキラした顔で見てた
森田:いや、あなたと行きたいんですけど…ダメですか?
○○:正直に言うと森田さんのことあまり知らないんですよ
森田:それでもいいんで
○○:そんなに行きたいんですか?
森田:はい!
○○:じゃあわかりました、行きます
森田:ヤッタ!早く行こ!
森田は携帯で誰かに連絡をしてから食事に向かった
○○は友達に全部説明して帰ってもらった
キラキラした顔はもうなく、代わりに地獄のような顔をしていた
そうして森田と○○でご飯に行くことになり歩いてたら
ギュ
○○:え?
突然森田が手を繋いできた
○○:どうしたんですか?
森田:カップルみたいにしなきゃ!
何言ってんだこの人と思ったがその理由はすぐにわかることになる
2人がついたのは大きいビルの中にあるカフェ
そこに大きく貼られてるポスターに書いてあったのは
『カップル限定』
森田:ね?
○○:ね?じゃあないですよ
ホントに行くんですか?
森田;もちろん、あと敬語禁止ね
バレちゃうから
○○と森田は一旦場所を変えて作戦を立てた
森田:OK?いける?
○○:頑張る、じゃあ行こう
手を繋いで店に入った
店員:いらっしゃいませ~
○○:2名で
よし、まず怪しまれてない
店員:こちらになります、お決まりになりましたらこちらのボタンを押してください
森田:よくやった○○、完璧だったぞ
○○:だろ?あの店員東京に来たばっかりかな?
森田:なまってたね(笑)
なんだかんだ仲が良くなった2人
○○:決まったろ?呼ぶよ
森田:うん、任せたよ
○○:うぃ
ボタンを押すとすぐに店員がきた
○○:えーとこのカップル限定のやつと~コーヒーでいいよね?
森田:うん
○○:コーヒー2つで
店員:カップル限定はカップル限定なんですけど
○○:ん?はい、わかってますよ(笑)
カップルだから頼んでるんです
店員:証明は出来ますか?
○○:カップルの証明?
何すればいいんですか?
店員:キスとか
○○:え?
恥ずかしいからそれは嫌ですよ(笑)
ね?
森田:う、うんちょっと恥ずかしいね///
店員:じゃあ申し訳ないですけど売れないです
○○:え~それはひどいですよ
ね~ひかる?
森田:じゃあキスするしかないね///
○○:ひかる?ほんとに?(おい、こいつ頭おかしいのか)
森田:だってしょうがないじゃん
店員:キスしてくれたら注文を受けます
森田:○○…しよ?
○○:いいの?(クッソかわいいし)
森田:うん///
2人は近づいて唇が重なった
森田:///
○○:じゃあカップル限定のやつお願いします
店員:おめでとう!ひぃちゃん!
森田:保乃///
○○:ん?なにこれ
田村:この人がひぃちゃんが選んだ人なんやろ?
森田:うん、ずっと好きだったの
○○:どういうこと?
話をきくと森田は街で○○を見かけ信じられないが一目惚れをしたらしい
こんなチャンスはないので前々から作戦を練っていた偽造カップル作戦を決行した
そしてこの大きさビルは櫻坂46の事務所らしい
でひぃちゃんひぃちゃんうるさい人は田村保乃という櫻坂46のメンバーらしい
○○:全部噓だったんだな?ひかる
森田:噓ついて連れてきたのはごめん
でもほんとに好きなの
○○:でもアイドルだから付き合ったらファンが騒ぐだろ
森田:付き合わなくてもいい、そばにいて欲しいだけなの
○○:そんなこと言われてもな~
田村:じゃあ○○君マネージャーやればいいじゃん
○○:は?
森田:それだ!○○マネージャーになろう!
そこからはあんまり覚えてないが
突如面接が始まって恐らく合格して
多分今後のスケジュールであろう物を受け取った
森田:やったね!○○!マネージャーおめでとう!
明日からよろしくね
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