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小学生の私が起こした問題行動。


こんにちは~。

今日は、夫婦仲が悪い両親のもとで育った私がおこした問題行動についてお話ししたいと思います。

私の家庭は常に両親が怒号を飛ばし喧嘩をしてるような毎日で、慣れてたといえば慣れてましたがやはり子供にはしんどかったのか、無意識のうちにストレスを溜め小学校3年生頃から私自身に問題行動が現れるようになりました。

自分自身で感じてる問題行動は大きく5つあるのですが、その中でも今日は3つの事についてお話出来ればと思います。


まず1つ目は抜毛症になった事です。

抜毛症というのは、自分の身体に生えてる毛を抜く事でストレスを発散したり気持ちを落ちつけたりする一種の自傷行為の事です。

私は小学校に上がる頃から自分の体毛を抜く事に快感や安心を覚える様になりました。

最初のうちは眉毛や指の毛などを少し抜く程度でしたが、小学校3年生あたりから症状が酷くなりまつ毛や髪の毛、鼻毛にすね毛などありとあらゆる体毛を抜きはじめ気づけば髪の毛以外の毛はほぼ無くなっていました。

それでも抜きたい欲が治らず、生えかけの毛を皮膚を削って抜いたりしたため化膿することも少なくなかったです。

まつ毛や眉毛など目につくところの毛も全て抜いていたので学校でクラスメイトからからかわれる事もありましたが、そんな少しのからかいなんて気にならない位、毛を抜く事に執着していました。
この抜毛症は私が親と関わりをほぼ無くして一人暮らしを始めた後も症状がおさまらず、結局完治したのは25歳頃だったので長い事尾を引いたなと感じています。


2つ目は「家出を繰り返す」です。

これも小学校3年生頃から顕著に行動に現れました。
当時、学校から帰った時に母親が不機嫌だった場合、そこから何時間も殴られる生活が続きました。
毎日ではなかったとは言え親の機嫌ガチャといいますか、その日の気分次第だったので毎日気を張り詰めてました。

次第に殴られる事への恐怖が強くなりある日突発的に家出をしました。
何の躊躇いもなく母親が自室で何かをしているタイミングでパッと家を出ました。
家を飛び出した時の開放感と外の空気は今でも忘れられません。

最初に家出をした時は確か20時頃母親に見つかり家に連れ戻されたのですが何故かその日は母親が優しかったんです。
それに味をしめたというと大袈裟かもしれませんが、その日を境にあまりに母親の暴力がしんどい時は家出をする様になりました。

最初は開放感と共に1人になるドキドキなんかもありましたが次第に慣れてしまい外で1人で過ごす事に何の抵抗も覚えなくなりました。

今思えば大きな事故や不審な人に声を掛けられることもなく平和でしたが、一歩間違えてたら危ない行動だったなとは思います。
それでも当時の自分としては身を守る為の最善だったので家出をした勇気は当時の私を褒めたいと感じてます。


3つ目は「父親の財布からお金を盗る」です。

財布を盗るきっかけは前述の2つの様な自分の意思で決めた訳ではなく最初は母親からの命令でした。

何があったかというと。
うちは母親が専業主婦だったので父が毎月の生活費を母親に渡していました。
ですが、前回の記事でも書いた様に父はいきすぎた倹約家だったので、母親に対しての生活費も到底生活するには厳しい金額しか渡していませんでした。
母親としてはそれがストレスになったのか最初は私の財布からお金を盗るようになり、それでも足りなくなってくると私に父親の財布からお金を盗ってこいと命令する様になりました。

母親の命令を無視すると殴られるのは目にみえてたので最初は嫌々ながら500円や1000円など少額のお金を盗り母親に渡していました。
ですが次第に金額もエスカレートしていき、また私自身の罪悪感もこれまた薄れ気づけば1万を超える額も平気で盗ってた記憶があります。

父親に相談しなかったのかと思われる方もいると思いますが、父親に相談すればその事に対して母親とまた揉める、そして母親が逆上し私のことをさらに殴ってくると思い父に相談するルートはハナから諦めてました。
倹約家な父親の事ですから財布からお金が減っていくことは気づいていたと思いますが、それに対して私に何か聞いたり母親を問い詰めることは1度も無かったです。

結局お金を盗るという習慣は中学1年生の頃まで続きましたが、今思えばそれが癖になって誰か他人の物を取ったり万引きに手を染めなくて本当に良かったなと思っています。

こうやって書き出してみて、改めてストレスにまみれた生活、また倫理観を度外視した様な生活を送っていたなと感じます。 
こんな経験してても大人になって何も役に立たないので無駄といえば無駄な経験ですね笑

では、次の記事では残り2つの問題行動についてお話ししたいと思います。
今回のことは全て家族間又は自分自身についてでしたが残り2つの問題行動は学校内で起こしていました。

ではでは

ここまでお読みいただきありがとうございます。

また次回の記事で~

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