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夏の日の1997

人は誰しも
「今年の冬は革ジャンを買うぞぉぉ」
と、毎年宣言し
しかし気付いたら
いつものダウンコートで
冬を越して春が来る
という悩みを抱えて生きている

今日もアナログレコードで
暖をとりながら
これから来る深秋を見据える

もちろん
レコードはすべて1,000円以下

AL JARREAU / AIN’T NO SUNSHINE

革ジャン

アル・ジャロウさんによる
全曲ビル・ウィザース先生のカヴァー作品。
カヴァーというか、ほとんどコピーって感じだけど
ジャケの革ジャンがかっこいいからOK
内容よりジャケット
ジャケットより革ジャン

Los Lobos / ...and a time to dance

くっついて踊る

ナチュラル・ボーン・ご陽気さん集団、
ロス・ロボスで踊る
盆でもないのに 盆踊る
ロボのように疲れた身体が
ほぐれていく
昇天

Ray Bryant Trio / CON ALMA

あんにゅいブライアント

最近買ったものではないのですが
980円だった
これはまじで大好き
死ぬほど聴いたけど
死んでも聴きたい

レイ・ブライアントさんの
ピアノのタッチが優しくて
ため息の花だけ束ねたブーケ
そっと悲しみにこんにちは
って感じ

夏の日の1997

革ジャンと言えば
1997年7月26日
第一回 フジロック・フェスティバル
ライダース革ジャンを着て
乗り込みました

まじでサバイバルすぎて
頭がレロレロ
命からがら東京に帰って来たら
革ジャンに見たことないカビが生え
天命まっとう

第一回フジロック
あれで死人が出なかったのが
本当に奇跡
死ぬかと思った人生経験 第三位です

第二位は
ガソリンスタンドの中で
バイクでこけた時

第一位は 恥ずかしくて書けないでっす

夏の日のレイジアゲインストザ・マシーン

夏の日のレイジアゲインストザ・マシーン


好きなもの三種盛り

革ジャン バイク ギター
言うだけで泣けてくる
魔法の言葉
(画・ひろた)

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