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Hello, Hello, How Raw

値段はLow でも サウンドはRaw

一説によると
アナログレコードの素晴らしさは
全部で108(煩悩の数)あると
言われています
(嘘です。本当はもっとあります)

そのうちのひとつは
「サウンドがRawである」ということ

演奏自体が
生演奏とか打ち込みとか
関係なく

とにかく音そのものが
「Raw Rawしい」
つまり
「生々しい」

ロックンロールは
どこまでも優しく
オーケストラは
暴力的なまでに深淵
(深淵、という言葉を
生まれて初めて使いました。
意味はよく知らないけど)

今日もRawを求めて針を落とします
もちろんすべて1,000円以下のLowプライス

Weakness Is a Thing Called Man / Percy Mayfield

針を落とした瞬間、立ちのぼるブルース煙
めっちゃ Raw
重度 Raw

レイ・チャールズさんの
「Hit The Road Jack」
(勝手に邦題:「飲もうぜ、飲も飲もジャック」)
を作ったパーシー・メイフィールドさん
ジャケも煙くて最高
タバコは外でお願いします

SO LONG BLUES / RED GARLAND

うお!これもRaw!
なまい。
ケニーバレルさんの
ギターがなまい。なますぎる。

なまいきシャルロット
わがままジュリエット

3曲目「The Best Man」はガーランドさんの弾き語り
声が素敵でモテそう
なんたって「ベストマン」ですから

Plenty, Plenty Soul / Milt Jackson

ビブラフォンのブルージーな演奏って
本っ当かっこいい
「MJQを離れてこそ
ミルトはファンキーで最高である」
という意見があるそうですが
MJQをよく知らないわたくしには
通用しない

ただこのレコードが
とてもかっこよくて
Rawであることは
わたくしにもギンギラギンに
それとなく
伝わってきます

~~~~~~~~
今朝もレコードで元気をチャージ。
Hello, Hello, How Low?
いや、今日もRawでお願いします。

宅配ハーフ&ハーフ

画・ひろた


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