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諦めなければ、道は開ける🛤️【スタジオエイトカラーズ社員インタビュー 第6弾】山地編

こんにちは。
今回は社員インタビューの第6弾ですよ❣

第6弾はアニメーターの山地さんを取材しました。
エイトカラーズに務めるまでの苦悩や、勤め始めてからの発見など、これから何かを目指そうと思っている人に刺さる内容になっています😌

🌸お名前:山地さん
🌸出身:高知県
🌸好きなこと:絵を描く、パン屋巡り
🌸好きな食べ物:パン🍞


山地さんってどんな人?


ーーー本日はよろしくお願いします😊

山地:よろしくお願いします!


ーーー山地さんとは社内での席が近いですし、普段から気さくに話しかけて下さるので早くインタビューしたいなとずっと思っていて…今日を迎えられて本当に嬉しいです!!

山地:本当ですか?そう言ってもらえて嬉しいです😊


ーーーでは早速質問ですが、出身は高知県ですか?

山地:はい!高知の高校を卒業して、京都の美大に進学しました。イラストの勉強がしたかったことももちろんですが、高知を出て都会に行きたいという思いと、親が京都出身で馴染みがあるというところもあって高知を出ることにしたんです。


ーーー高知にはイラストについて学べる学校は多くありませんもんね。。都会に出たかったという思い、とても共感できます!!

山地:ありがとうございますwでも、都会では就職できなかったし親の不調も相まって高知に帰ることにしたんですよ💦


ーーー親御さんの不調…😭自分の成長と共に親も老いていきますもんね。

山地:そうですね。都会に出たのはいいけど、家族と過ごす時間って自分が死ぬまでにどれくらいあるんだろう…と考えちゃって😅都会で一人暮らしするよりも、家族と過ごしたいと思ったんですよ。その時は、都会出身の人たちが本当に羨ましかったです。家族の近くで学びたいこと学べていいなぁ…って。。


ーーーそんな時にエイトカラーズに巡り会ったという感じでしょうか?

山地:いやいやwまだ会えないんですよ。高知に帰った時にはまだエイトカラーズが設立されてなかったので、高知で普通に働いて社会経験を積んでました!数年間働いている内に、そろそろ転職したいなと思っていたところでエイトカラーズの募集を見つけたんです。アニメの仕事には全く興味が無かったんですが、絵が描ける仕事を家族の近くでできることに魅力を感じて、就職したいと思いました。気づけばもう1年が経っているんですね…


ーーーそれだけ、1年間があっという間だったんですね!転職したいという思いがあったのは、やっぱり絵に関わる仕事が諦めきれなかったからでしょうか?

山地:そうですね…周りの知り合いが絵の世界で有名になったり、バリバリ働いている姿を見ていると、「今私何してるんだろう…」ってモヤモヤしてきまして。周りから取り残されているような…その気持ちが転職したいという思いになっていたんだと思います。


ーーーそうだったんですね😣比べる必要はないと分かっていても、簡単に知り合いの情報が回ってきたりして、活躍している近況とか知ってしまうと「輝いてていいなぁ…」って今の自分と比べてしまいますよね…。

山地:比べるべきではないとは思っているんですが…💦

山地さんは"四万十鶏のグリル"をチョイス🐔

山地さんの仕事は?


ーーーエイトカラーズに入ってからはどのような業務をされているんでしょうか?

山地:今のメインは二原(第二原画)で、入りたての時はTP修正や線撮をやっていました。今年度の新人と同じですねw


ーーーエイトカラーズに就職したら、まずはその辺りを経験してもらう研修になっているようですね。

山地:はい。なので絵を描きたいという思いで入社された方は、始めは退屈だったり思っていたことと違うと感じるかもしれません。。私も絵が描けるならという気持ちで就職したので、思ったより"絵を描く"という業務がもらえないことに少し残念な気持ちになっていたのも事実です。しかも入った時はアニメ制作の知識もロクに無いし、アニメ業界は仕事が細分化されまくってて覚えるのがとにかく難しかったんです。だから、自分はこの業界でやっていけるのか不安でしたね😫


ーーーそれが、まさか1年も経っているんですもんね🤭

山地:そうなんですwアニメの仕事には興味が全くなかったのに、この仕事に就いていることが今でもまだ不思議な気分ですよ。これまでは1枚絵のイラストを多く描いてきましたし、それが一番楽しいと思って生きてきたんです。あの頃の自分に話したらどう思うのかな…💭


ーーー今でも山地さんが不思議に思うくらいですから、かなり驚かれるんじゃないでしょうか?「何でアニメ会社なの!?」って!

山地:やっぱり驚かれますよねwwでも、やってきたことが積み重なって、"それをやってきて良かった"と思う瞬間がこれまでに何度もあったんです。それを経験していくと、アニメの仕事って楽しいんだなって思うようになってました💛諦めないで続けていたら、新しい好きなことが見つかって新たな道が開けたなと実感しています。


ーーー仕事に対しての見方が変わったのかもしれませんね!

山地:そうですね。あと変わったと言えば、適当な仕事はできないなと強く思うようになりました。仕事なので当然ではあるんですが、、この仕事を心の底からやりたいけど、何らかの理由でできないという人もいるんじゃないかと思っています。それくらい特殊な仕事だし、人気のある仕事だという認識はあるので💦だからこそ、良い仕事をしないとと思いますし、たくさんの人の目に作品も社名も止まるんだって凄く考えるようにもなりましたね。私はタイミングがあってエイトカラーズで働けているという条件があるから、こういう仕事を高知でできているんだという特別感と仕事であるという責任感を忘れないようにしたいなと………あ!変わったと言えば、自分だけじゃなくて周りも変わりましたね。


ーーーと、言いますと?

山地:始めは、「絵で食べていけるわけない」と親に反対されていたんですよ。現実的じゃないって…親としては心配だったのかもしれませんが、素直に夢を応援してもらえなかったのは本当に悲しかったんです。でも、アニメ作品に関わるようになって、親から「良かったね!!」って言ってもらえるようになったんですよ😄そういう点では、自分の周りの人間の考え方や見方も変わったと思いますよ。


ーーー親御さんの気持ちを考えると難しいところではありますが、一番近い存在の人にはやっぱり応援してもらいたいですよね。でも、目に見える結果が出せればそれだけ周りの人も気づいてくれるんでしょうね!山地さんの本気さだったり、どんな仕事をしているのかってことに🤩

山地:そうですね。そのためにも、まずは一歩踏み出してチャレンジすることが大切なんじゃないかと思います。好きなことを仕事にすることに恐怖心があったり、周りから応援してもらえないような環境にいたとしても、まずは自分を信じて飛び出してほしいなと思います🏃‍♀️


ーーー自分にはそれが向いているとか、やっていけないというのはその後でも大丈夫ですよね!ちなみに、山地さんも好きなことを仕事にしていますが、「仕事」で絵を描くってどんな感覚でしょう?恐怖心はありました?

山地:そうですね。。親から生きていけないと言われていたので、多少の恐れはあったかもですねw子供の頃は寝る間も惜しんで紙に向かって絵を描き続けていました。もの凄い熱量だったと思います🔥でも、今じゃ絵を描くという事が事務的になっているとは感じていますね。多分その感覚を乗り越えられない人は、絵を描く事が嫌いになってしまうかもしれません…


ーーー好きだったことが嫌いになるなんて辛すぎる…

山地:そうですね。学生時代の青春ともなると余計に(´;ω;`)ウッ…でも、その事務的だと感じる中で好きな方向に開拓するんです。「こういうことがやりたいからそのために経験を積もう!」みたいな。そうやって開拓していくと、新たな道が開けてくるんですよ🎵


ーーーそうやって山地さんもコツコツと開拓してきたんですね( ノД`)

矢野は"国産和牛自家製ハンバーグ"をいただきました😋

エイトカラーズの特徴は?


ーーーでも、それもこれも高知にアニメ会社ができないと得られなかった経験ですよね!

山地:それは本当にそうですよ。私が学生のころなんか、高知にアニメ会社ができるなんて想像もしてなかったですもん。今の若い世代が本当に羨ましいです…


ーーー実際、エイトカラーズも若年層が多い印象ですよね!

山地:そうですね。しかも、若いうちに活躍できる会社なんてそう多くないです!エイトカラーズは新しくできたばかりの会社だし、人数もそんなに多くないので必然的に戦力になるんですよね。だから、人によっては入ってすぐにアニメに関わってスタッフロールに名前が載ったなんて人もいます✨


ーーーかなり特殊ですよね😆

山地:そんなすぐには原画に触れませんよ普通。早い段階でアニメ業界で得られるたくさんの経験が詰めると思いますよ!何より、「あれやってみたいです」って言ったら蔑ろにしないでバックアップしてくれる会社なので、それこそ新しい道を切り開ける会社だと思います!


ーーーもっと多くの方にエイトカラーズのことを知ってほしいです。

山地:そうですね。まだ高知県内でもアニメ会社があることを知ってもらえていない印象です。。アニメ会社に関わりたいと思っている社会人や学生にもっともっと知ってもらえるように、SNSやイベントでアピールしないとですね!


ーーー頑張ります!!!😤

食後のデザートにはガトーショコラを🍫

これからの目標は?


ーーーでは最後に、山地さんのこれからの目標を教えてください!

山地:そうですね…アニメの自主製作をしたいと画策したりしてますw


ーーーお!自主製作ですか?

山地:まだ自分の頭の中での計画なので、会社には伝えてませんが💦日常の中に潜んでいる物事を題材にしたアニメを制作したいなと。誰かのためになるようなアニメにしたいなと考えてます。


ーーーどんなアニメになるのか今から待ちきれません🤩

山地:実現されるかはまだわかりませんが…頑張ります!う~ん…あと、これは目標というか夢になりますが。自分でキャラクターデザインをして、それが劇場版になったら最高だなと思いますね。映画監督…とか(*ノωノ)


ーーー監督のところに山地さんの名前が入るなんて…無茶苦茶夢がありますね!!

山地:そうですね。そこまで行けたらやっと親孝行できたと思える気がします。人生が報われたような、ちゃんとこれまでの歩みが結果になったというか…後悔せずに人生を終えたいなと思います😊そのためには、もっともっと仕事して、勉強しないとですね!


ーーー応援してます!!では、最後の最後にアニメ業界に挑戦したいと思っている人にメッセージをどうぞ🎤

山地:そうですね…。人と自分の実力を比べるよりも、その人の作品などを見て「おぉ、スゴイ!」「ココの部分好きだなぁ」と思うようにしてほしいです。じゃないと自分が潰されてしまいますからね。それで悩み続けている時間ってもったいないと思うんです。だから、諦めないで突き進んでください!!


ーーー前向きになれるメッセージありがとうございます😭矢野も自分のダメなところを比較して見つけるんじゃなくって、その対象の好きなところや尊敬するところを見つけて自分の改善に繋げていけるよう努力します!


ーーー本日はどうもありがとうございました🙇‍♀️

インタビューを終えて

自分の将来について、やりたいことやなりたいものに対して"応援してくれる人"が周りにいる人ばかりではないと思います。それでも、諦めないで突き進んできた山地さんのように道を切り開いてほしいなと感じましたね。見方を変えたり、自分に合う新たな道を開拓して乗り越えるという術もあるみたいですから、今立っている場所から前へ前へ突き進んでみてください🏃‍♀️
また、エイトカラーズもまだ若い会社なので設立前までは、アニメ業界に関わるために都会に出たという方もいっぱいいたと思います。そんな方々に、地元高知県にこんな会社ができたんだよって知ってほしいなと改めて感じたインタビューになりました。
矢野も数年東京にいましたが、本当に高知県の情報って入って来ないんですよ。自分で調べでもしない限りは💦なので、もっともっとSNSやイベントを通じて「エイトカラーズがいるぞ!!」ということをアピールしていきたいと思います。

店名:おびさんカフェ IL Piatto
場所:高知県高知市本町1-2-21

今回インタビューを行ったお店は「おびさんカフェ IL Piatto」様です🎵
会社から歩いて10分ほどの場所にあるお店です!
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席もあったのでお一人でも入りやすいと思いますよ🥰
料理も本当においしくて、自家製パンはなんと食べ放題👀
メニューも日によって変わるみたいなので、何度でも通いたくなるお店。
ごちそうさまでした🙇‍♀️


エイトカラーズに集まっている社員は、みんな様々な経緯を乗り越えて働いているんだと改めて感じています!
こんな個人的な話まで載せちゃって大丈夫なの!?🫣ってことまで読めちゃう記事は多分ココだけだと思いますよ🤭
引き続き社員インタビューは掲載していきますので、楽しみに待っていてくださいませ。


本記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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