インスペクションをしてきて良かったと思うこと

住宅診断(インスペクション)を
してきて良かったと思うことがある

インスペクションは、
第三者が中立の立場から物件を調査し、
利害関係者どちらにも偏ることなく
公平に建物状態の事実を提供する仕事

その立場を活かして
・中立公平に
・客観的に
・営利的宣伝ではなく
家に関わる基本情報を
提供できる点だ

通常、物件の調査結果を書面報告すれば
役割は果たせる一方で、
家について暮らし方について知っている
知識量や考え方は人によりまちまちだ

そこで、ご依頼者様の質問に対して
補助資料を使って
一般の方へ情報提供する工夫ができる

次に、
住む上で、暮らす上で、
身近に意識して欲しい関連情報を
参考資料にして情報提供するという
応用もできる　

単なる専門調査屋で終わらせるか、
はたまた
住む人の視点にたったアドバイスもするか
は、多様な可能性を感じる

この度、家と暮らしに関係性ある
異業種の方のご厚意とご尽力のおかげで
参考資料を増やすことができた

何ができるかも発想次第だ
家と暮らしに関係ある異業種の方々からの
ご協力いただく客観的基礎情報は、
決して営利的情報ではなく、
学校で習うような基本知識として
インスペクションする私達を媒介にして
違う角度から住む人へ提供される

そのようなちょっとした公平情報提供の
積み重ねが少しづつでも地道に
社会に普及していけば、
基礎を理解や意識をされた上で住む人が
その異業種さんへ相談することに繋がる
真摯な姿勢でお仕事をされている
その異業種の方々にとっても本来の
仕事がしやすくなることに繋がるのではないか
と勝手ながら考えている
住む人の為の社会知識の循環だ

言ってる割に大変ですけどね〜